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調整して使える進行例

若者と評価基準を作り試す

若者が重視する成果と判断が分かれる事例を基に評価基準を作り、各基準の根拠がどの程度確かかを確認する。

学校・教育・若者参加優先順位を決める4–16人計240分対面
終了時に残るもの成果、経験、公平性の評価基準案、判断が分かれる事例と基準修正点、基準別の合意状況・根拠の確かさ表

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

活動やサービスの評価基準案を作る。個人の成績、診断、支援資格の判定には使わない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 若者個人を採点しない。
  • 一回の参加者を若者全体の代表としない。
  • 支援の給付資格を判断しない。

進行の全体像

240分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認36分

  1. 0–93分段階1 若者が重視する基準を作る若者評価者と基準を決める残す:成果、経験、公平性の評価基準案
  2. 93–141分段階2 基準の判断に迷う事例を試す境界事例の格子残す:判断が分かれる事例と基準修正点
  3. 141–151分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 151–204分段階3 合意状況と根拠の確かさを分ける合意と確信度残す:基準別の合意状況・根拠の確かさ表
  5. 204–240分予備・終了確認36分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「基準別の合意状況・根拠の確かさ表」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す成果、経験、公平性の評価基準案
  2. 段階2で残す判断が分かれる事例と基準修正点
  3. 段階3で残す基準別の合意状況・根拠の確かさ表

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    若者が重視する成果と判断が分かれる事例を基に評価基準を作り、各基準の根拠がどの程度確かかを確認する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    活動やサービスの評価基準案を作る。個人の成績、診断、支援資格の判定には使わない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「基準別の合意状況・根拠の確かさ表」を記録担当が保管し、暫定採用と追加検証を区別する。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「基準別の合意状況・根拠の確かさ表」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 16件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・5件

  1. 太字ペン
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 課題用付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人8枚目安
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「課題用」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  4. 現在の扱い用付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組6枚目安・各組分
    作り方・書く内容
    上部に「現在の扱い」と書き、課題用付箋と同じ色の場合は二重枠で囲む。別色の付箋を購入する必要はなく、文字と枠で区別する。
  5. 太字のペン
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・9件

  1. 評価基準を確認する表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「評価する基準」、「判断に使う証拠」、「評価対象から外す事項」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  2. 基準を安全に確認する表
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    基準1件1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「観察または確認できる内容」、「集めない個人データ」の2欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  3. 当日の安全対応を確認する連絡カード
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「安全責任者」、「安全責任者が不在の場合の予備担当」、「当日の連絡先」、「緊急時の相談先」の4欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  4. 記録の公開範囲を確認する表
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    全体1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「公開範囲」、「二次利用」、「保存先・期限」、「削除方法」の4欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  5. 回答方法を選ぶカード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1組
    作り方・書く内容
    「口述」、「図で記入」、「大きな文字で記入」、「今回は通過」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  6. 事例カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人3枚
    作り方・書く内容
    この手法で扱う内容に近い記入例を一件だけ開始前に書く。参加者が写す正解ではなく、書き方の見本として示す。
  7. 適用できる・判断に迷う・適用できない事例を分ける表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各組1枚+全体統合用1枚
    作り方・書く内容
    左から「適用できる」「判断に迷う」「適用できない」の3列を作る。判断に迷う事例には、確認する内容と担当を書く。
  8. 原則文カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    各組1枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「原則文」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  9. 課題の合意度と確実性を比べる面
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    3〜6人組に1枚
    作り方・書く内容
    横軸に「解決方法への合意度」、縦軸に「結果の確実性」を書き、各軸の両端に高い・低いを示す。四つの区画へ課題、現在の扱い、見直す一手を置ける余白を取る。

開催前に集める資料

この進行の入力として必ずそろえる・1件

  1. 参加するかを本人が判断するための案内
    用意する形
    A4コピー用紙または同内容の閲覧用データ
    数量
    1人1部
    作り方・書く内容
    「本人が同意する方法」、「撤回後の記録処理」、「参加しない選択」、「謝礼の条件」を、初めて読む人にも分かる言葉で記す。作成日、確認した担当、質問先を添え、配付する場合は拡大文字版または閲覧用データも同じ内容で用意する。

会場にあるもの

購入せず、会場の備品を確認する・1件

  1. 全体掲示用の壁面または模造紙
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1面
    作り方・書く内容
    上部に「全体掲示用の壁面または模造紙」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
会場の設えを確認する 8件
  • 安全責任者と予備担当、当日連絡、現地緊急手順、相談先、結果へ回答する成人責任者を掲示し、一つでも欠ければ中止する
  • 年齢と状況に応じた本人同意、必要な保護者・組織手続、撤回、非参加の不利益なし、謝礼条件、撤回後に既存記録を返却・削除・匿名化して利用を止める選択を平易に示す
  • 口述、図、大きな文字、休憩、通過を用意する。個人データは集めないか最小限にし、公開、二次利用、保存、削除を先に定める。若者と設計する基準・証拠と成人が負う安全・最終判断を分け、実施責任者、回答日、採用するかどうか、実施できない理由を置き、若者全体の代弁や成人作成物への承認印を求めない
  • 原則文を全員が終始読める掲示面(1面・座位の目線の高さ)
  • 迷いの事例だけを卓の中央へ寄せられる作業面(各組1面)
  • 改訂前と改訂後の原則文を並べて残す壁面(1面・幅1m以上)
  • 3〜6人の島卓(各組1卓・人数を均等配分)
  • 四象限を貼れる壁面(1面・全員から見える位置)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 093

    段階 1

    若者が重視する基準を作る

    若者評価者と基準を決めるの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–90分引継ぎ 90–93分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 良い活動やサービスとは何かを若者が具体例から言葉にする。
      • 成果、参加経験、公平性を分け、観察方法と望まない影響を書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す成果、経験、公平性の評価基準案

      基準案を、判断が分かれる事例で試す段階へ渡す。

  2. 93141

    段階 2

    基準の判断に迷う事例を試す

    境界事例の格子の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 93–138分引継ぎ 138–141分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「成果、経験、公平性の評価基準案」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 良いか悪いか判断に迷う架空事例へ基準を当てる。
      • 判断が割れた理由と、基準の不足、適用外、追加確認を記録する。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す判断が分かれる事例と基準修正点

      修正済み基準を、合意状況と根拠の確かさを分ける段階へ渡す。

  3. 141–151分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 151204

    段階 3

    合意状況と根拠の確かさを分ける

    合意と確信度の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 151–201分引継ぎ 201–204分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「判断が分かれる事例と基準修正点」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 各基準にどれだけ合意しているかと、根拠にどれだけ自信があるかを別々に示す。
      • 根拠への自信が低い基準には追加データ、確認者、見直し日を置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す基準別の合意状況・根拠の確かさ表

      基準案、判断が分かれる事例、追加検証を評価責任者へ渡す。

  5. 204–240分 予備・終了確認 36分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「基準別の合意状況・根拠の確かさ表」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「若者と評価基準を作り試す」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること成果、経験、公平性の評価基準案、判断が分かれる事例と基準修正点、基準別の合意状況・根拠の確かさ表を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

成果、経験、公平性の評価基準案
使い道大人だけで決めた指標を補う。保管担当記録担当
判断が分かれる事例と基準修正点
使い道測れるものだけを過大評価する欠陥を探す。保管担当記録担当
基準別の合意状況・根拠の確かさ表
使い道暫定採用と追加検証を区別する。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認基準案が十五件を超える。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認基準が個人の能力、性格、支援資格の判定に転用される。その場で行う

    利用を止め、活動・サービス評価の範囲へ戻す。

  2. この兆候を確認参加者属性や少数意見が特定できる形で公開される。その場で行う

    公開を止め、集約方法と本人同意を確認する。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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