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調整して使える進行例

満たされていないニーズから企画案を作る

想定する利用者と、まだ満たされていないニーズを仮説として整理し、複数の企画案と検証事項を作る。

発想・企画・サービス設計発散して整理する4–12人計195分対面
終了時に残るもの仮の利用者像と未確認事項、企画案群、企画別の根拠不足一覧

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

企画仮説と検証事項を作る。実在利用者像、需要、事業性は調査で確認する。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 想定した利用者像を実在者と断定しない。
  • 市場需要を保証しない。
  • 機密アイデアを無断共有しない。

進行の全体像

195分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認26分

  1. 0–63分段階1 利用者仮説を可視化する仮説ペルソナ残す:仮の利用者像と未確認事項
  2. 63–126分段階2 複数の企画案を広げるアイデア・サイクロン残す:企画案群
  3. 126–136分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 136–169分段階3 企画の思い込みを確認する根拠の穴板残す:企画別の根拠不足一覧
  5. 169–195分予備・終了確認26分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「企画別の根拠不足一覧」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す仮の利用者像と未確認事項
  2. 段階2で残す企画案群
  3. 段階3で残す企画別の根拠不足一覧

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    想定する利用者と、まだ満たされていないニーズを仮説として整理し、複数の企画案と検証事項を作る。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    企画仮説と検証事項を作る。実在利用者像、需要、事業性は調査で確認する。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「企画別の根拠不足一覧」を記録担当が保管し、試す前に確認する仮説と調査方法を残す。

  4. 04
    参加と情報の境界

    発話、筆記、通過から参加方法を選べるようにし、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「企画別の根拠不足一覧」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時
道具を確認する 11件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・5件

  1. 付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人10枚目安
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「扱う内容」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  2. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 投票点
    用意する形
    ペンで付ける印。匿名性や移動が必要な場合だけ丸シールを使う
    数量
    1人3点
    作り方・書く内容
    基本はペンで印を付ける。貼り替えや匿名回収が必要な場合だけ丸シールを人数分に分ける。
  4. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  5. 判断項目付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人4枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「判断項目」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・6件

  1. 人物像シート
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    3〜5人組に1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「名前」、「目標」、「障壁」、「引用」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  2. 案カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人6枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「案」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。 一枚には一案だけを書く。
  3. 発想を三つの観点で広げる表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各組1枚+全体統合用1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「案を増やす」、「前提を反転する」、「離れた案を組み合わせる」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  4. 発想の観点を切り替える見出し
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    各組3枚
    作り方・書く内容
    「案を増やす」、「前提を反転する」、「離れた案を組み合わせる」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。 案を増やす、前提を反転する、離れた案を組み合わせるの三種類を同じ枚数ずつ用意する。
  5. 根拠が不足している点の確認表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各組1枚+全体統合用1枚
    作り方・書く内容
    確認したい主張ごとに「分かっていること」「不足している根拠」「確認先」「期限」の欄を作る。
  6. 根拠種別札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    各組4枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「根拠種別」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
会場の設えを確認する 8件
  • 3〜5人組の島卓(各組1卓・人数を均等配分)
  • 全人物像を並べて貼る壁面(1面・幅150cm以上)
  • 3〜6人組(人数差1人以内)
  • 三波シートを置く各組作業卓(各組1卓)
  • 得票案を集める全体統合面(1面・優先案欄つき)
  • 根拠ありと根拠不足を区切り線なしで隣り合わせに置く面(各組1面)
  • 今回は不要の項目だけを面の外へ避ける余白(各組1面の三割)
  • 決定期限の近い不足から順に並べる壁面(1面)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 063

    段階 1

    利用者仮説を可視化する

    仮説ペルソナの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 0–60分引継ぎ 60–63分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 既存の観察や問い合わせから利用場面、目的、障壁を仮説として書く。
      • 色だけに頼らず「事実」「推測」の文字ラベルで分け、確認が必要な項目へ印を付ける。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す仮の利用者像と未確認事項

      目的と障壁を発想の問いへ変えて次段へ渡す。

  2. 63126

    段階 2

    複数の企画案を広げる

    アイデア・サイクロンの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 63–123分引継ぎ 123–126分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「仮の利用者像と未確認事項」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 利用目的と障壁を問いにし、個人で案を出してから交換し、他者の案を発展させる。
      • 評価を後回しにし、一件一枚で案と利用場面を書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す企画案群

      企画案ごとの前提を、企画の思い込みと根拠不足を確認する段階へ渡す。

  3. 126–136分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 136169

    段階 3

    企画の思い込みを確認する

    根拠の穴板の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 136–166分引継ぎ 166–169分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「企画案群」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 各企画案が成立する前提を一件ずつ書く。
      • 既知、推測、不明へ分け、不明には確認方法と担当を置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す企画別の根拠不足一覧

      企画案と根拠不足一覧を試作または調査責任者へ渡す。

  5. 169–195分 予備・終了確認 26分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「企画別の根拠不足一覧」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「満たされていないニーズから企画案を作る」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること仮の利用者像と未確認事項、企画案群、企画別の根拠不足一覧を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

仮の利用者像と未確認事項
使い道企画の対象と検証すべき思い込みを示す。保管担当記録担当
企画案群
使い道異なる解決方向を比較できる状態にする。保管担当記録担当
企画別の根拠不足一覧
使い道試す前に確認する仮説と調査方法を残す。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認想定する利用者像が四種類以上になる。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認仮の利用者像へ差別的属性や根拠のない特徴が加わる。その場で行う

    該当記述を削除し、観察事実と利用場面へ戻る。

  2. この兆候を確認第三者の機密情報や未公開企画が共有される。その場で行う

    記録を止め、共有権限を確認する。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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