観点を替えた三つの発想波を連鎖させ、得票案を優先台帳へ残す方法
この手法で目指すこと
目的発散・収束
観点を替えた三つの発想波を連鎖させ、得票案を優先台帳へ残す方法。終了時には三波の案、各自の投票理由、全体で試す優先案と保留案が 残る。
進行の骨子全員置く5分3〜6人組回す12分3〜6人組曲げる12分3〜6人組絞る12分全員残す19分計60分 / 4–30人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く焦点を置く0–5分 · 全員 · 記録なし
- 回す第一波を回す5–17分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 曲げる第二波を曲げる17–29分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 絞る第三波を絞る29–41分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 残す優先案を残す41–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 焦点を置く · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5焦点を置く置く・5分・全員
2/5第一波を回す回す・12分・3〜6人組
3/5第二波を曲げる曲げる・12分・3〜6人組
4/5第三波を絞る絞る・12分・3〜6人組
5/5優先案を残す残す・19分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
観点を替えた三つの発想波を連鎖させ、得票案を優先台帳へ残す方法。最初に出た案だけで検討を終える、自由発想が似た案の追加に偏る、案を多く出しても選び方が曖昧な場に適する。第一波は数を増やし、第二波は前提を反転し、第三波は離れた二案を組み合わせる。発言順を回しながら、一回につき一案だけを置く。終了時には三波の案、各自の投票理由、全体で試す優先案と保留案が残る。実現可能性の証明や、発言速度を能力評価へ用いる場には向かない。言葉が出ない巡は無言で通過でき、次の巡へ戻れる。
手順
- 5分、考える対象、利用者、変えたい状態を一文ずつ全体統合面へ書く
- 10分、各組で順番に一案ずつ出し、第一波の増やす欄へカードを置く
- 2分、似た案を重ねてもカードは捨てず、異なる語句が見える位置へずらす
- 10分、第一波の前提を一つ反転した案を順番に出し、第二波へ置く
- 2分、組内で最も離れた二案を選び、組合せの対象として印をつける
- 10分、印をつけた二案の要素を一つずつ使い、第三波の案を順番に出す
- 10分、各自三点を異なる案へ投じ、各組の上位二案を全体統合面へ移す
- 11分、全体候補から試す二案を選び、最初の検証行為と担当を記録する
もしもの分岐
- 第一波開始から5分で組の案が参加人数未満 — 発言を一巡止め、各自が無言で二枚書いてから一枚だけ読み上げる
- 投票後に首位が4案以上で同点 — 一週間以内に利用者の反応を得られる案だけを残し、残りは保留欄へ移す
人数に合わせる
4〜6人は一組で三波を回す。7〜30人は一組3〜6人、人数差1人以内になるよう分け、各組に三波シート一枚と観点札三枚を渡す。全体統合用一枚には各組上位二案だけを移す。30人では五組十案を扱い、投票点は一人三点のまま増やさず、最終二案を選ぶ。
準備するもの
- 案カード(1人6枚・一枚一案)
- 三波シート(A3判・各組1枚+全体統合用1枚)
- 観点札(各組3枚・増やす/反転/組合せ)
- 投票点(1人3点)
- 筆記具(1人1本)
出典: Moises Romero: Idea Cyclone(翻案・変更あり) / CC BY 4.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 満たされていないニーズから企画案を作る
この手法の役割複数の企画案を広げる