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調整して使える進行例

チームの関係を整え、協働条件を決める

尊重された経験から協働条件を取り出し、両方を満たすための問いと共通定義を作る。

チーム・部門間協働協働条件を整える4–40人計105分対面
終了時に残るもの尊重の条件メモ、両立させたい問い、協働条件の定義

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

チームの協働条件と見直し方法を決める。人事評価、事実調査、処分は扱わない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 経験共有を強制しない。
  • ハラスメント調査を代行しない。
  • 全員の性格を同じにしない。

進行の全体像

105分の流れを確認する

3段階・休憩5分・予備と終了確認16分

  1. 0–38分段階1 尊重された経験から条件を拾う聴かれ・見られ・尊重された経験残す:尊重の条件メモ
  2. 38–61分段階2 両立させたい条件を問いにする両立させたい問い残す:両立させたい問い
  3. 61–66分休憩5分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 66–89分段階3 協働の言葉をそろえる定義の壁残す:協働条件の定義
  5. 89–105分予備・終了確認16分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「協働条件の定義」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す尊重の条件メモ
  2. 段階2で残す両立させたい問い
  3. 段階3で残す協働条件の定義

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    尊重された経験から協働条件を取り出し、両方を満たすための問いと共通定義を作る。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    チームの協働条件と見直し方法を決める。人事評価、事実調査、処分は扱わない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「協働条件の定義」を記録担当が保管し、具体例、含まない例、見直し日を持つ運用語にする。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「協働条件の定義」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 14件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1組1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・10件

  1. 尊重を生んだ条件の記入カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「尊重を生んだ条件の記入」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  2. 条件を貼る共有面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1面
    作り方・書く内容
    上部に「条件を貼る共有面」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
  3. 個人用紙
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    上部に「個人用紙」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
  4. 問いの清書カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「問いの清書」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  5. 二つの条件を同時に扱う問いの書き方
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1面
    作り方・書く内容
    「私たちはAしながら、同時にどうBするか」と大きく書く。AとBには、成功のために同時に守る必要がある二つの条件を入れること、個人や部署の責任追及を入れないことも添える。
  6. 全体共有面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1面
    作り方・書く内容
    上部に「全体共有面」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
  7. 重要語カード
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    扱う語ごとに1枚
    作り方・書く内容
    上部に「重要語カード」と書く。指定された作業面を保ち、参加者が内容を置いたり書き込んだりできる余白を取る。
  8. 言葉の意味を書く付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人3枚
    作り方・書く内容
    今回扱う言葉の意味を、一枚に一つの短い文で書く。「含めないもの」と「具体的な判断例」は別の付箋へ書き、この付箋には混ぜない。
  9. 除外札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「除外」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  10. 判断例札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人2枚
    作り方・書く内容
    この手法で扱う内容に近い記入例を一件だけ開始前に書く。参加者が写す正解ではなく、書き方の見本として示す。

会場にあるもの

購入せず、会場の備品を確認する・1件

  1. 向かい合って座れる椅子
    用意する形
    会場にある椅子。新しく購入する必要はない
    数量
    2人1組
    作り方・書く内容
    会場の椅子を二脚ずつ向かい合わせ、間の机は外す。通路と車椅子の旋回場所を確保し、椅子を動かさず参加できる位置も用意する。 椅子の間には机を置かない。
会場の設えを確認する 6件
  • 基本は二人組、奇数時のみ一組を三人組にして椅子を向かい合わせに配置
  • 組と組の間隔を1m以上あける(語りが混ざらない距離)
  • 3〜6人組の島卓(参加人数を6人で割って切り上げた卓数・各組の人数差は1人以内)
  • 文型と共有課題を全席から読める掲示位置(1会場1か所)
  • 重要語ごとに語義・除外・判断例の3列を引く壁面(一区画10人以下)
  • 最大3定義を縦に残せる余白(各語90cm以上)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 038

    段階 1

    尊重された経験から条件を拾う

    聴かれ・見られ・尊重された経験の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–35分引継ぎ 35–38分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 聴かれ、見られ、尊重されたと感じた経験を、共有を選んだ人だけが語る。
      • 聴き手は助言せず、経験を支えた行動と条件を記録する。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す尊重の条件メモ

      繰り返し出た条件を両立の問いへ渡す。

  2. 3861

    段階 2

    両立させたい条件を問いにする

    両立させたい問いの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 38–58分引継ぎ 58–61分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「尊重の条件メモ」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 互いに必要だが緊張する条件を対で選ぶ。
      • どちらかを捨てる問いではなく、両方を満たすにはどうするかという形へ書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す両立させたい問い

      問いに含まれる曖昧な言葉を定義作業へ渡す。

  3. 61–66分 休憩 5分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 6689

    段階 3

    協働の言葉をそろえる

    定義の壁の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 66–86分引継ぎ 86–89分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「両立させたい問い」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 重要語を一件ずつ掲示し、観察できる状態、含む例、含まない例を書く。
      • 合意できない語は未決として残し、見直し日を置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す協働条件の定義

      定義表をチーム運営担当と全参加者へ渡す。

  5. 89–105分 予備・終了確認 16分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「協働条件の定義」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「チームの関係を整え、協働条件を決める」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること尊重の条件メモ、両立させたい問い、協働条件の定義を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

尊重の条件メモ
使い道協働しやすさを具体的な行動と環境で表す。保管担当記録担当
両立させたい問い
使い道対立を二者択一にせず協働条件として保つ。保管担当記録担当
協働条件の定義
使い道具体例、含まない例、見直し日を持つ運用語にする。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認経験を共有したくない人が一人以上いる。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認個人の経験や属性の開示が強制される。その場で行う

    共有を止め、匿名条件または通過を認める。

  2. この兆候を確認懲戒、評価、ハラスメント事実認定が必要になる。その場で行う

    対話を止め、正式な人事・相談・調査経路へ渡す。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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