尊重された経験を語り合い、尊重を生む条件を取り出す二人組の手法
この手法で目指すこと
目的対話・チームビルド
尊重された経験を語り合い、尊重を生む条件を取り出す二人組の手法。終了時には各組から出た尊重を生んだ条件の一覧と、次回ひとつ試す行動が残る。
進行の骨子全員掲げる3分各自思い出す2分2人組聴く12分2人組返す8分全員残す10分計35分 / 2–40人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 掲げる問いを掲げる0–3分 · 全員 · 記録なし
- 思い出す経験を思い出す3–5分 · 各自 · 記録なし
- 聴く語って聴く5–17分 · 2人組 · 記録なし
- 返す要点を返す17–25分 · 2人組 · 共同記録
- 残す条件を残す25–35分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 問いを掲げる · 累積3分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計35分。
1/5問いを掲げる掲げる・3分・全員
2/5経験を思い出す思い出す・2分・各自
3/5語って聴く聴く・12分・2人組
4/5要点を返す返す・8分・2人組
5/5条件を残す残す・10分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
尊重された経験を語り合い、尊重を生む条件を取り出す二人組の手法。助言が先回りして本音が出ない場や、関係の土台を短時間で作りたい立ち上げ期に適する。直さず評価せずただ聴かれる体験そのものが、安全と信頼の感覚を作る。語り手は話せる範囲だけを話し、話さない選択ができる。聴き手は助言や解釈をせず、心に残った要点だけを短く返す。終了時には各組から出た尊重を生んだ条件の一覧と、次回ひとつ試す行動が残る。体験談そのものを全体共有や議事録へ残す場、苦痛の強い記憶を扱う場には単独では向かない。
手順
- 3分、問いを掲げ、話せる範囲でよいこと、話さない選択、体験談を記録しないことを先に伝える
- 2分、聴かれ・見られ・尊重されたと感じた場面と、相手が何をしていたかを各自が黙って思い出す
- 12分、二人組で語り手と聴き手に分かれ、聴き手は助言や解釈をせずに聴き、6分で交替する
- 8分、聴き手が心に残った要点だけを短く返し、二人で尊重を生んだ条件をカードへ書く
- 10分、各組が体験談でなく条件だけを全体へ渡し、次回ひとつ試す行動を決めて終える
もしもの分岐
- 聴き手が2回続けて助言や自分の話を始める — 進行役が「要点を一つだけ返す」と全体へ言い直し、発言を語り手へ戻す
- 語りが30秒以上止まる、または語り手が中断を申し出る — 語りを止めてよいと伝え、残り時間は聴くだけにするか退席するかを本人が選ぶ
- 全体共有で氏名や所属など個人が特定できる話が出る — 進行役が条件の言葉だけへ言い換え、記録には条件のみを残す
人数に合わせる
2人ではその二人で語り手と聴き手を交替し、要点返しまで行う。3〜40人も二人組を基本にする。奇数では進行役が聴き手として入るか、三人組を一つ作り、語りを一人4分ずつの三交替へ縮める。20人を超えたら全体共有を各組一件に絞り、カードを共有面へ貼って黙読で重なりを見る。
準備するもの
- 向かい合って座れる椅子(2人1組・机なし)
- 尊重を生んだ条件の記入カード(1組2枚・A6判以上)
- 濃色の筆記具(1組1本・中字以上)
- 条件を貼る共有面(1会場1面)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- チームの関係を整え、協働条件を決める
この手法の役割尊重された経験から条件を拾う
- 学びやすい場の約束を参加者と作る
この手法の役割尊重を感じる具体的な場面を集める