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調整して使える進行例

学びやすい場の約束を参加者と作る

尊重されている状態を具体化し、授業や研修で使う行動の約束にする。

学校・教育・若者参加協働条件を整える6–25人計240分対面
終了時に残るもの尊重が伝わる行動例、行動、支援、修復の約束、学習者・教員・運営間の依頼と回答

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

場での行動、支援依頼、見直し方法を合意する。校則、成績評価、雇用条件は変更しない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 自己開示を強制しない。
  • 学習者の能力や性格を評価しない。
  • 違反者を公開で処罰する規則を作らない。

進行の全体像

240分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認36分

  1. 0–38分段階1 尊重を感じる具体的な場面を集める聴かれ・見られ・尊重された経験残す:尊重が伝わる行動例
  2. 38–131分段階2 学びの場の約束を作る協働の社会契約残す:行動、支援、修復の約束
  3. 131–141分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 141–204分段階3 役割間の支援を確かめる必要な支援の交換残す:学習者・教員・運営間の依頼と回答
  5. 204–240分予備・終了確認36分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「学習者・教員・運営間の依頼と回答」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す尊重が伝わる行動例
  2. 段階2で残す行動、支援、修復の約束
  3. 段階3で残す学習者・教員・運営間の依頼と回答

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    尊重されている状態を具体化し、授業や研修で使う行動の約束にする。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    場での行動、支援依頼、見直し方法を合意する。校則、成績評価、雇用条件は変更しない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「学習者・教員・運営間の依頼と回答」を記録担当が保管し、期待のずれと提供できない範囲を明らかにする。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「学習者・教員・運営間の依頼と回答」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 13件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1組1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・8件

  1. 尊重を生んだ条件の記入カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「尊重を生んだ条件の記入」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  2. 条件を貼る共有面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1面
    作り方・書く内容
    上部に「条件を貼る共有面」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
  3. 行動提案カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人6枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「行動提案」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  4. 更新できる協働ルールを清書する共有面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「望む行動」、「避けたい行動」、「掲示する場所」、「変更を提案する手順」、「次に見直す日」の5欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  5. 行動ルールへの同意と保留を記録する表
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1会場1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「同意する項目」、「保留する項目」、「保留する理由」、「次に確認する時点」、「氏名(記名は任意)」の5欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  6. 役割別の支援表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各役割1枚
    作り方・書く内容
    役割名、担当すること、担当する時間を開始前に書く。担当者名は決まってから追記する。
  7. 依頼カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    各役割5枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「依頼」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  8. 依頼への応答を分ける札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    依頼1件につき各1枚
    作り方・書く内容
    「受諾」、「条件付きで受諾」、「拒否」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。

会場にあるもの

購入せず、会場の備品を確認する・2件

  1. 向かい合って座れる椅子
    用意する形
    会場にある椅子。新しく購入する必要はない
    数量
    2人1組
    作り方・書く内容
    会場の椅子を二脚ずつ向かい合わせ、間の机は外す。通路と車椅子の旋回場所を確保し、椅子を動かさず参加できる位置も用意する。 椅子の間には机を置かない。
  2. 分類用の壁面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    3〜6人組に1面・参加人数を6人で割って切り上げた面数
    作り方・書く内容
    上部に「分類用の壁面」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
会場の設えを確認する 6件
  • 基本は二人組、奇数時のみ一組を三人組にして椅子を向かい合わせに配置
  • 組と組の間隔を1m以上あける(語りが混ざらない距離)
  • 3〜6人組の島卓(参加人数を6人で割って切り上げた卓数・各組の人数差は1人以内)
  • 清書用紙を全員が読める共有面(1会場1面・通路幅60cm以上)
  • 同じ役割で座る島卓(役割ごとに1卓)
  • 依頼元と応答先を行列で読める全体支援表(1面)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 038

    段階 1

    尊重を感じる具体的な場面を集める

    聴かれ・見られ・尊重された経験の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–35分引継ぎ 35–38分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 話を聴かれた、存在を認められた、尊重されたと感じる場面を任意で挙げる。
      • 個人名や機微な経験を求めず、周囲が観察できる行動だけを抜き出す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す尊重が伝わる行動例

      行動例を場の約束づくりへ渡す。

  2. 38131

    段階 2

    学びの場の約束を作る

    協働の社会契約の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 38–128分引継ぎ 128–131分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「尊重が伝わる行動例」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 行動例を、すること、しないこと、困ったときの合図へ整理する。
      • 約束が守れない場合の支援と、全員で見直す日を置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す行動、支援、修復の約束

      相互に必要な支援を、役割間で支援内容と提供範囲を確かめる段階へ渡す。

  3. 131–141分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 141204

    段階 3

    役割間の支援を確かめる

    必要な支援の交換の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 141–201分引継ぎ 201–204分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「行動、支援、修復の約束」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 各役割が必要な支援を具体的な行動として依頼する。
      • 受け手はできる、条件付きでできる、できないを理由と代替案付きで回答する。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す学習者・教員・運営間の依頼と回答

      約束と支援一覧を参加者、教員、運営へ共有する。

  5. 204–240分 予備・終了確認 36分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「学習者・教員・運営間の依頼と回答」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「学びやすい場の約束を参加者と作る」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること尊重が伝わる行動例、行動、支援、修復の約束、学習者・教員・運営間の依頼と回答を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

尊重が伝わる行動例
使い道抽象的な理念を観察できる行動へ変える。保管担当記録担当
行動、支援、修復の約束
使い道開始時の確認と問題発生時の戻り先にする。保管担当記録担当
学習者・教員・運営間の依頼と回答
使い道期待のずれと提供できない範囲を明らかにする。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認個人的な経験共有にためらいが見られる。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認いじめ、差別、ハラスメント、被害申告が示される。その場で行う

    全体対話を止め、所定の保護・相談手続へ移す。

  2. この兆候を確認成績、雇用、参加資格を使って同意を迫る。その場で行う

    合意作業を中止し、任意性と権限境界を確認する。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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