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調整して使える進行例

新しいサービス体験を試作する

サービスの一場面を描き、演じ、観察から改善する。

発想・企画・サービス設計発散して整理する4–8人計195分対面
終了時に残るものサービス体験絵コンテ、試作と観察メモ、学びと次の試作条件

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

試作品と学びを作る。実運用、課金、個人情報処理、安全承認は行わない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 本番サービスとして提供しない。
  • 実在個人情報を使わない。
  • 一回の試作で有効性を証明しない。

進行の全体像

195分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認31分

  1. 0–63分段階1 利用場面を時系列で描く進行設計絵コンテ残す:サービス体験絵コンテ
  2. 63–126分段階2 場面を演じて試す即興プロトタイピング残す:試作と観察メモ
  3. 126–136分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 136–164分段階3 観察から修正点を決める何が・だから何・次に何残す:学びと次の試作条件
  5. 164–195分予備・終了確認31分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「学びと次の試作条件」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残すサービス体験絵コンテ
  2. 段階2で残す試作と観察メモ
  3. 段階3で残す学びと次の試作条件

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    サービスの一場面を描き、演じ、観察から改善する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    試作品と学びを作る。実運用、課金、個人情報処理、安全承認は行わない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「学びと次の試作条件」を記録担当が保管し、事実、意味、次回変更を混ぜずに残す。

  4. 04
    参加と情報の境界

    発話、筆記、通過から参加方法を選べるようにし、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「学びと次の試作条件」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時
道具を確認する 11件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 観察した有効な行為を書く付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    参加者1人3枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「観察した有効な行為を書く」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  3. 太字の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    参加者1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・8件

  1. 会議の流れを六つの場面で確かめる絵コンテ
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    全体1枚
    作り方・書く内容
    左から右へ「場面1」から「場面6」までの枠を作る。各場面を「目的」「必要な参加者」「行うこと・人数・時間」「次へ渡す記録」の4欄に分け、最後に終了時の確認方法を書く欄を加える。 各場面に目的、参加者、進め方、残す記録の四項目をそろえる。
  2. 場面札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人6枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「場面」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  3. 細長い引継ぎカード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    全体6枚
    作り方・書く内容
    上部に「引継ぎ」と書き、その下に「次へ渡す記録」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  4. 代替札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    全体3枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「代替」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  5. 確認票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    全体1枚
    作り方・書く内容
    上部に「確認」と書き、その下に「終了時の証拠」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  6. 場面の役・場所・目的を書く自作用紙
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    3〜4人組に1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「場面の役」、「場所」、「目的」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  7. 三欄の記入紙
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「何が起きたか」、「だから何が分かるか」、「次に何をするか」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  8. 全体記録用の模造紙またはホワイトボード
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1面
    作り方・書く内容
    記録面を「何が起きたか」「だから何が分かるか」「次に何をするか」の三欄に分ける。見出しを太い文字で書き、各組の記録を貼れる余白を取る。
会場の設えを確認する 6件
  • 六場面ボードを横並びに置く共同編集面(1面)
  • 一人で下書きできる卓上面(1人1区画)
  • 場面札と引継ぎカードを差し替えられる余白(ボード幅の3分の1)
  • 演者3〜4人が動ける前方の空間(1区画)
  • 観察者が座る場所(4〜8人では一つの観察者席、9人以上では2〜4人組)
  • 4〜7人で座る島卓(各組1卓・人数を均等配分)、全員から見える全体記録面(1面)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 063

    段階 1

    利用場面を時系列で描く

    進行設計絵コンテの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 0–60分引継ぎ 60–63分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 利用者が目的を持つ場面から結果を受け取るまでを描く。
      • 各場面に利用者行動、提供側行動、必要情報、失敗条件を書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残すサービス体験絵コンテ

      不確実性が高い一場面を演技担当へ渡す。

  2. 63126
    担当主進行記録担当計時
    手法 63–123分引継ぎ 123–126分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「サービス体験絵コンテ」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 利用者役と提供者役で場面を短く演じる。
      • 観察者は起きたことを記録し、一回ごとに一要素だけ変えて再演する。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す試作と観察メモ

      各試行の観察事実を振り返りへ渡す。

  3. 126–136分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 136164

    段階 3

    観察から修正点を決める

    何が・だから何・次に何の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 136–161分引継ぎ 161–164分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「試作と観察メモ」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 演技で起きた事実を先に並べる。
      • 意味を複数案として確認し、次回に変える要素と追加確認を一件ずつ選ぶ。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す学びと次の試作条件

      学びと次の試作条件を企画責任者へ渡す。

  5. 164–195分 予備・終了確認 31分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「学びと次の試作条件」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「新しいサービス体験を試作する」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当することサービス体験絵コンテ、試作と観察メモ、学びと次の試作条件を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

サービス体験絵コンテ
使い道試す一場面と期待する変化を特定する。保管担当記録担当
試作と観察メモ
使い道理解、行動、受け渡しの問題を発見する。保管担当記録担当
学びと次の試作条件
使い道事実、意味、次回変更を混ぜずに残す。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認場面が八枚を超える。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認試作が実運用、契約、課金を伴い始める。その場で行う

    試作を止め、正式な承認と安全確認へ渡す。

  2. この兆候を確認参加者が実在利用者の機密情報を演技へ持ち込む。その場で行う

    架空事例へ置き換え、記録から削除する。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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