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調整して使える進行例

問題の根を見つけ、次の一手を決める

問いを深め、観察事実と動かせる要因を分け、小さな行動へつなぐ。

問題発見・業務改善問題の根をたどる5–30人計135分対面
終了時に残るもの問いの連鎖、観察事実と動かせる要因、小さな行動の約束

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

原因仮説と自分たちが試せる行動を決める。事故責任や個人責任は判定しない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 事故・不正調査を代行しない。
  • 個人を根本原因にしない。
  • 因果関係を断定しない。

進行の全体像

135分の流れを確認する

3段階・休憩5分・予備と終了確認21分

  1. 0–23分段階1 問題の意味を問い直す九つのなぜ残す:問いの連鎖
  2. 23–86分段階2 観察と例外から動かせる要因を探す発見と行動の対話残す:観察事実と動かせる要因
  3. 86–91分休憩5分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 91–114分段階3 権限内の一手を選ぶ自分で動かせる一五パーセント残す:小さな行動の約束
  5. 114–135分予備・終了確認21分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「小さな行動の約束」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す問いの連鎖
  2. 段階2で残す観察事実と動かせる要因
  3. 段階3で残す小さな行動の約束

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    問いを深め、観察事実と動かせる要因を分け、小さな行動へつなぐ。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    原因仮説と自分たちが試せる行動を決める。事故責任や個人責任は判定しない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「小さな行動の約束」を記録担当が保管し、担当、開始日、確認方法を持つ改善実験にする。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「小さな行動の約束」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 12件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 太字の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    各卓2本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・8件

  1. 目的の一文用カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「目的の一文用」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  2. 活動の目的を一文で共有する面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1面
    作り方・書く内容
    中央に、全員の目的で共通している核を一文で書く。下部に「最初の一歩」と「担当」を書く欄を作り、個人の目的カードを周囲へ残す。
  3. 七つの問いの一覧
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各卓1枚
    作り方・書く内容
    内容、作成日、確認した担当を明記する。配付する場合は、拡大文字版または閲覧用データも同じ内容で用意する。
  4. 七つの問いから次の実践を残す記録紙
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各卓1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「実際に行われている行動」、「行動を阻む障害」、「小さく試す次の一歩・担当・時期」、「次の対話へ招く役割」の4欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  5. 進行役と記録役の役割メモ
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    各卓各1枚
    作り方・書く内容
    一枚に「進行役・問いと時間を確認する」、もう一枚に「記録役・決まったことと保留を残す」と書く。担当者名は役割を決めてから追記する。
  6. 一五パーセントの一手カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「一五パーセントの一手」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  7. 本人が選んだ小さな一手を共有する面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1面
    作り方・書く内容
    作業面を「本人が試す一手」、「試す日」、「後で一緒に振り返る相手」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  8. 小さな一手を試す日を書く付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    本人が選んだ一手、試す日、後で一緒に振り返る相手を書く。本人が持ち帰れるよう一人一枚にする。

会場にあるもの

購入せず、会場の備品を確認する・1件

  1. 向かい合って座れる椅子
    用意する形
    会場にある椅子。新しく購入する必要はない
    数量
    2人1組
    作り方・書く内容
    会場の椅子を二脚ずつ向かい合わせ、間の机は外す。通路と車椅子の旋回場所を確保し、椅子を動かさず参加できる位置も用意する。 椅子の間には机を置かない。
会場の設えを確認する 8件
  • 基本は二人組、奇数時のみ一組を三人組にして椅子を向かい合わせに配置
  • 掲示面の前に全員が立てる空間(幅120cm以上)
  • 問題が起きる場所に近い、2〜7人で座れる卓(各組1卓)
  • 各卓で問い一覧と記録紙を全員が読める位置に置く
  • 当事者不在で他人の行動を決めないことを最初に共有
  • 二〜四人で向き合える椅子
  • 一手カードを自分だけが読める机上または膝上の場所
  • 助言は依頼された時だけ行うと入口で共有

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 023

    段階 1

    問題の意味を問い直す

    九つのなぜの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–20分引継ぎ 20–23分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 最初の問題文へ、なぜ重要かを段階的に問う。
      • 同じ言葉が続いたら観察事実へ戻り、仕事が誰へ何をもたらすかを一文にする。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す問いの連鎖

      最後の問いと観察事実を対話の中央へ置く。

  2. 2386

    段階 2

    観察と例外から動かせる要因を探す

    発見と行動の対話の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 23–83分引継ぎ 83–86分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「問いの連鎖」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 問題が起きた場面と、同じ条件でも起きなかった場面を比べる。
      • 観察できた行動と解釈を分け、現場で再現できる違いを記す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す観察事実と動かせる要因

      動かせる要因を行動候補として参加者へ戻す。

  3. 86–91分 休憩 5分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 91114
    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 91–111分引継ぎ 111–114分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「観察事実と動かせる要因」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 追加権限や追加予算なしで始められる行動を書く。
      • 各自が一件選び、誰がいつ始め、何を観察するかを決める。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す小さな行動の約束

      約束を担当者と次回確認の主催者へ渡す。

  5. 114–135分 予備・終了確認 21分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「小さな行動の約束」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「問題の根を見つけ、次の一手を決める」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること問いの連鎖、観察事実と動かせる要因、小さな行動の約束を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

問いの連鎖
使い道表面的な症状と目的上の問題を区別する。保管担当記録担当
観察事実と動かせる要因
使い道原因仮説を実際の行動差から検討する。保管担当記録担当
小さな行動の約束
使い道担当、開始日、確認方法を持つ改善実験にする。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認五段階目まで同じ説明が続く。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認個人名や属性が原因として固定される。その場で行う

    行動、条件、仕組みの表現へ戻るまで議論を止める。

  2. この兆候を確認事故、法令違反、不正の事実認定が必要になる。その場で行う

    記録を保全し、正式な調査経路へ渡す。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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