← 進行例一覧

調整して使える進行例

施策案を、うまくいかない条件で試す

施策案を複数の状況と、うまくいかない具体例に当て、失敗条件と可逆的な実施案を作る。

未来への備え・リスク・変化への対応問題の根をたどる4–20人計195分対面
終了時に残るもの条件別の機能・失敗・不足一覧、反例、成立条件、確認課題、試行範囲、期限、停止条件

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

弱点、停止条件、試行案を提案する。法令適合、権利への影響、正式な政策決定は別に審査する。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 法務審査を代行しない。
  • 反例を理由に人格や部署を批判しない。
  • 試行を本格実施と扱わない。

進行の全体像

195分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認31分

  1. 0–93分段階1 複数条件で施策案を試す方策ストレステスト残す:条件別の機能・失敗・不足一覧
  2. 93–126分段階2 反例を短時間で探す反例の一分残す:反例、成立条件、確認課題
  3. 126–136分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 136–164分段階3 戻せる試行案へ変える戻せる選択板残す:試行範囲、期限、停止条件
  5. 164–195分予備・終了確認31分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「試行範囲、期限、停止条件」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す条件別の機能・失敗・不足一覧
  2. 段階2で残す反例、成立条件、確認課題
  3. 段階3で残す試行範囲、期限、停止条件

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    施策案を複数の状況と、うまくいかない具体例に当て、失敗条件と可逆的な実施案を作る。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    弱点、停止条件、試行案を提案する。法令適合、権利への影響、正式な政策決定は別に審査する。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「試行範囲、期限、停止条件」を記録担当が保管し、弱点を監視しながら小さく試せる形にする。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「試行範囲、期限、停止条件」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 14件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・4件

  1. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 選択付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人3枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「選択」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  4. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・10件

  1. 方策票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組3枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「目的」、「前提」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  2. 未来条件カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組4枚
    作り方・書く内容
    上部に「未来条件」と書き、その下に「事実」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  3. 方策を複数の未来条件で確かめる表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    全体1枚
    作り方・書く内容
    行に方策、列に未来条件を書いて交差表を作る。各交点へ「保つ」「直す」「止める」の判定と理由を書き、直す場合は発動条件を追記する。
  4. 方策を未来条件ごとに判定する紙片
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組12枚
    作り方・書く内容
    「保つ」「直す」「止める」を各4枚ずつ作る。各紙片に、判定した理由と「直す」場合の発動条件を書ける欄を付ける。
  5. 修正票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    全体3枚
    作り方・書く内容
    上部に「修正」と書き、その下に「発動条件」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  6. 提案カード
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1案1枚
    作り方・書く内容
    上部に「提案カード」と書く。指定された作業面を保ち、参加者が内容を置いたり書き込んだりできる余白を取る。
  7. 反例カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人4枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「反例」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  8. 提案が成り立つ条件を確かめる共有面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1面
    作り方・書く内容
    作業面を「提案」、「成り立たない場面」、「採用するための前提条件」、「今試す提案と最初に確かめる条件・担当」の4欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  9. 選択肢の戻しやすさと費用を比べる面
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各組1枚+全体統合用1枚
    作り方・書く内容
    縦軸に「戻しやすさ」、横軸に「元へ戻す費用」を書き、各軸の両端に高い・低いを示す。選択肢を置き、試行期限と撤退条件を追記できる余白を取る。
  10. 試行期限札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    選択1件につき1枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「試行期限」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
会場の設えを確認する 8件
  • 3〜6人組の島卓(各組1卓)
  • 各組へ一方策と未来条件カード一組
  • 方策を行・未来条件を列にした全体耐性表(1面)
  • 全員が提案カードを見られる半円の椅子配置(1組)
  • 反例カードを案ごとに貼れる掲示面(1面)
  • 戻しやすさを縦、戻す費用を横にとる二次元の面(各組1面・目盛りは引かない)
  • 試す順に並べ直す帯を下辺へ沿わせる余白(各組1面・幅10cm以上)
  • 試行期限を週ごとに並べて偏りが見える壁面(1面)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 093

    段階 1

    複数条件で施策案を試す

    方策ストレステストの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–90分引継ぎ 90–93分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 需要増、資源不足、情報欠落、対象者や地域による違いなどの条件へ施策案を当てる。
      • 機能する点、壊れる点、確認不足を根拠とともに書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す条件別の機能・失敗・不足一覧

      重要な弱点を反例作成へ渡す。

  2. 93126

    段階 2

    反例を短時間で探す

    反例の一分の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 93–123分引継ぎ 123–126分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「条件別の機能・失敗・不足一覧」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 施策の前提が成り立たない具体例を個別に書く。
      • 反例ごとに適用外、追加条件、要調査のいずれかを付ける。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す反例、成立条件、確認課題

      適用範囲と停止条件を可逆的な案へ渡す。

  3. 126–136分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 136164

    段階 3

    戻せる試行案へ変える

    戻せる選択板の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 136–161分引継ぎ 161–164分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「反例、成立条件、確認課題」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 対象、期間、費用を限定した試行案を作る。
      • 続行指標、停止条件、原状回復の担当を明記する。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す試行範囲、期限、停止条件

      弱点、反例、試行案を審査責任者へ渡す。

  5. 164–195分 予備・終了確認 31分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「試行範囲、期限、停止条件」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「施策案を、うまくいかない条件で試す」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること条件別の機能・失敗・不足一覧、反例、成立条件、確認課題、試行範囲、期限、停止条件を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

条件別の機能・失敗・不足一覧
使い道通常時だけで成立する案を見分ける。保管担当記録担当
反例、成立条件、確認課題
使い道適用範囲を狭める必要を示す。保管担当記録担当
試行範囲、期限、停止条件
使い道弱点を監視しながら小さく試せる形にする。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認試験条件が十件を超える。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認法令、権利、安全への重大な懸念が未解消である。その場で行う

    試行提案を止め、専門審査へ渡す。

  2. この兆候を確認影響を受ける当事者への確認なしに実施決定へ進む。その場で行う

    決定を保留し、当事者確認の方法を置く。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
無料の共通テンプレートを見る