提案の直後に一分だけ成立しない具体場面を探す判断法
この手法で目指すこと
目的意思決定・対話
提案の直後に一分だけ成立しない具体場面を探す判断法。終了時には、採る 提案と適用しない条件を対にした判断記録が残る。
進行の骨子全員置く4分全員探す7分全員足す7分全員分ける6分全員選ぶ6分計30分 / 4–20人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く提案を置く0–4分 · 全員 · 記録なし
- 探す反例を探す4–11分 · 全員 · 個人記録
- 足す条件を足す11–18分 · 全員 · 共同記録
- 分ける適用を分ける18–24分 · 全員 · 共同記録
- 選ぶ次を選ぶ24–30分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 提案を置く · 累積4分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計30分。
1/5提案を置く置く・4分・全員
2/5反例を探す探す・7分・全員
3/5条件を足す足す・7分・全員
4/5適用を分ける分ける・6分・全員
5/5次を選ぶ選ぶ・6分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
提案の直後に一分だけ成立しない具体場面を探す判断法。反対意見が後から蒸し返される、提案者への遠慮で懸念が出ない、条件の違う現場へ同じ案を広げようとする場に適する。参加者は提案を否定せず、その案が通用しない場面を一件だけ書く。提案者を含む全員が反例から必要な前提条件を足すため、弱点探しが人格評価へ流れにくい。終了時には、採る提案と適用しない条件を対にした判断記録が残る。既に危険が生じ、即時に停止判断が必要な場には向かない。
手順
- 4分、扱う提案を一文で掲示し、「提案者でなく適用条件を確かめる」と全員へ伝える
- 7分、全体が提案者と交互に話し、案が成立しない場面を一人一枚のカードへ書く
- 7分、提案者が反例を一件ずつ受け取り、提案を採るための前提条件へ書き換える
- 6分、条件を満たす場と満たさない場を分け、前提つき提案台帳へ一行ずつ貼る
- 6分、今試す提案を一件選び、最初に確かめる前提条件と担当を一人ずつ決める
もしもの分岐
- 反例を書く時間が2分たっても同じ内容のカードが全体の半数以上 — 反例に「誰が、どの場面で、何が起きるか」を一つずつ足して書き分ける
- 条件を足す時間に提案者以外の発言が3回未満 — 提案者は二分間発言せず、他の人が条件を一件ずつ先に書く
- 適用を分けた後に保留列が提案列より多い — 次の一週間で小さく試せる場だけを一つ選び、残りは判断記録として閉じる
人数に合わせる
4人未満では反例の幅が狭くなるため、各人が二つの役割場面から一枚ずつ書く。20人までは一提案につき一分の全体記入で進める。20人を超えたら一組5人以下になるよう分け、各組は一提案だけを扱う。全体では提案文、最重要反例、採用条件の三点だけを各組一行で共有する。
準備するもの
- 提案カード(1案1枚・A5程度)
- 反例カード(1人4枚・A6程度)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 提案と条件を並べる掲示面(1面)
出典: 対話の譜面編集部: 反例の一分(オリジナル記述・図版)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 施策案を、うまくいかない条件で試す
この手法の役割反例を短時間で探す