← 進行例一覧

調整して使える進行例

事業の成果までの経路を描く

目的、実践、短期・中期成果を一つの経路へまとめ、根拠がないつながりも明示する。

発想・企画・サービス設計発散して整理する4–15人計330分対面
終了時に残るもの活動から成果までのつながり図、目的・原則・実践の設計、仮説・根拠・確認計画

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

成果経路と検証仮説を作る。成果の達成、因果、予算効果は保証しない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 活動数を成果と呼ばない。
  • 因果関係を断定しない。
  • 資金提供者の期待だけで成果を決めない。

進行の全体像

330分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認41分

  1. 0–123分段階1 成果と関係者の変化を描く成果への経路図残す:活動から成果までのつながり図
  2. 123–246分段階2 目的と実践の整合を確かめる目的から実践へ残す:目的・原則・実践の設計
  3. 246–256分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 256–289分段階3 成果経路の根拠不足を分ける根拠の穴板残す:仮説・根拠・確認計画
  5. 289–330分予備・終了確認41分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「仮説・根拠・確認計画」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す活動から成果までのつながり図
  2. 段階2で残す目的・原則・実践の設計
  3. 段階3で残す仮説・根拠・確認計画

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    目的、実践、短期・中期成果を一つの経路へまとめ、根拠がないつながりも明示する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    成果経路と検証仮説を作る。成果の達成、因果、予算効果は保証しない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「仮説・根拠・確認計画」を記録担当が保管し、測定前に確認すべき前提と担当を示す。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「仮説・根拠・確認計画」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 14件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・6件

  1. 付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人20枚目安
    作り方・書く内容
    付箋または紙片の上部に「期待する効果」または「障害」と書く。二色をそろえる必要はなく、同じ色でも見出しの文字で区別する。
  2. 投票用シール
    用意する形
    ペンで付ける印。匿名性や移動が必要な場合だけ丸シールを使う
    数量
    1人3枚
    作り方・書く内容
    基本はペンで印を付ける。貼り替えや匿名回収が必要な場合だけ丸シールを人数分に分ける。
  3. 太字の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  4. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  5. 判断項目付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人4枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「判断項目」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  6. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・8件

  1. 目標から次の一手までをつなぐ経路図
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「目標」、「期待する効果」、「障害」、「次の一手」の4欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。 模造紙を使う場合は横方向につなぎ、左から右へ読める長い作業面を作る。
  2. 目的・原則・参加者・進め方・実践をつなぐ用紙
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「目的」、「原則」、「参加者」、「進め方(場の構造)」、「実践」の5欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  3. 要素札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人10枚
    作り方・書く内容
    上部に「要素」と書き、その下に「根拠」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  4. つながらない箇所を示す紙片
    用意する形
    マスキングテープ、またはA4コピー用紙を細長く切った紙片
    数量
    1組5本
    作り方・書く内容
    細長い紙片へ、つながっていない二要素を「目的→原則」のように書く。五要素の間へ置き、どちらを直すかを追記できる余白を残す。専用の帯は購入しない。 どの隣接二要素がつながっていないかも紙片へ書く。
  5. 修正札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組3枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「変更前」、「後」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  6. 実践票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組2枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「担当」、「開始」、「見直し」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  7. 根拠が不足している点の確認表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    各組1枚+全体統合用1枚
    作り方・書く内容
    確認したい主張ごとに「分かっていること」「不足している根拠」「確認先」「期限」の欄を作る。
  8. 根拠種別札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    各組4枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「根拠種別」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
会場の設えを確認する 8件
  • 全体経路図を貼る壁面(1面・長さ3m以上)
  • 3〜5人組の島卓(各組1卓・人数を均等配分)
  • 3〜5人ずつ、人数差一人以内になるよう組を作る
  • 各組へ五要素連結紙1枚と不整合帯5本
  • 全組の実践票を並べる全体接続面(1面)
  • 根拠ありと根拠不足を区切り線なしで隣り合わせに置く面(各組1面)
  • 今回は不要の項目だけを面の外へ避ける余白(各組1面の三割)
  • 決定期限の近い不足から順に並べる壁面(1面)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 0123

    段階 1

    成果と関係者の変化を描く

    成果への経路図の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–120分引継ぎ 120–123分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 対象者、成果を左右する関係者、望む行動変化を整理する。
      • 活動、短期変化、中期成果を矢印でつなぎ、外部要因を別枠に置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す活動から成果までのつながり図

      経路上の重要な実践と前提を目的設計へ渡す。

  2. 123246

    段階 2

    目的と実践の整合を確かめる

    目的から実践への詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 123–243分引継ぎ 243–246分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「活動から成果までのつながり図」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 目的、原則、参加者、場のルール・役割・時間配分、実践を順に定義する。
      • 経路図と矛盾する実践を見つけ、目的へ寄与する形へ修正する。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す目的・原則・実践の設計

      実践ごとの重要前提を、根拠が不足しているつながりを確認する段階へ渡す。

  3. 246–256分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 256289

    段階 3

    成果経路の根拠不足を分ける

    根拠の穴板の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 256–286分引継ぎ 286–289分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「目的・原則・実践の設計」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 経路の各矢印に必要な根拠を確認する。
      • 既知、推測、不明へ分け、不明には確認方法、担当、期限を置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す仮説・根拠・確認計画

      活動から成果までのつながり図と確認計画を、事業責任者と評価担当へ渡す。

  5. 289–330分 予備・終了確認 41分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「仮説・根拠・確認計画」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「事業の成果までの経路を描く」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること活動から成果までのつながり図、目的・原則・実践の設計、仮説・根拠・確認計画を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

活動から成果までのつながり図
使い道活動から望む変化までの仮説を可視化する。保管担当記録担当
目的・原則・実践の設計
使い道経路図へ必要な参加者と実践条件を補う。保管担当記録担当
仮説・根拠・確認計画
使い道測定前に確認すべき前提と担当を示す。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認成果経路が三本以上に分かれる。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認成果が参加者数や実施回数だけで定義される。その場で行う

    対象者に起きる行動または状態変化へ書き直す。

  2. この兆候を確認医療、法務、個人評価の因果を場で断定しようとする。その場で行う

    該当経路を未確認にし、専門評価へ渡す。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
無料の共通テンプレートを見る