目標・期待する効果・障害・次の一手を左から右へ一枚でつなぐ手法
この手法で目指すこと
目的意思決定・チームビルド
目標・期待する効果・障害・次の一手を左から右へ一枚でつなぐ手法。経路図と、担当が決まった次の一手が残る。
進行の骨子全員広げる28分全員絞る18分3〜5人組並べる22分3〜5人組見分ける28分全員決める24分計120分 / 3–15人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 広げる出発点を広げる0–28分 · 全員 · 個人記録
- 絞る焦点を絞る28–46分 · 全員 · 共同記録
- 並べる期待する効果を並べる46–68分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 見分ける障害を見分ける68–96分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 決める次手を決める96–120分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 出発点を広げる · 累積28分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計120分。
1/5出発点を広げる広げる・28分・全員
2/5焦点を絞る絞る・18分・全員
3/5期待する効果を並べる並べる・22分・3〜5人組
4/5障害を見分ける見分ける・28分・3〜5人組
5/5次手を決める決める・24分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
目標・期待する効果・障害・次の一手を左から右へ一枚でつなぐ手法。大きな目標は掲げたが、期待する効果や障害を具体的に語れないまま各自が別々の施策を進めてしまう場に適する。全員で発散させた視点を投票で一つの目標へ絞り込み、顧客・事業・従業員への効果と内部・外部の障害を分けて検討したうえで次の一手へ進むため、勢いだけで進めず反対意見や見落としも経路図の中で扱える。経路図と、担当が決まった次の一手が残る。目標と実行計画がすでに固まり実行段階にある案件や、参加者間の信頼がまだ築けていない場には向かない。
手順
- 28分、目標・障害・疑問・着眼を各自が付箋に書き、似た内容ごとに集めて広げる
- 18分、集まった案から一人3票で投票し、「何を、いつまでに、どれだけ変えるか」を一文で絞る
- 22分、3〜5人組に分かれ、顧客・事業・従業員それぞれに期待する効果を並べる
- 28分、各組が内部要因と外部要因に分け、共通する型を見分ける
- 24分、すぐ着手できる一手と次回へ持ち越す一手を分け、担当を決める
もしもの分岐
- 発散開始5分たっても、書かれた付箋が参加者数の半分に届かない — 進行役が目標・障害・疑問のいずれか一つを例で示し、書く観点を一つに絞って再開する
- 投票の結果、最多得票のテーマが2件で並ぶ — 上位2テーマだけに絞って決選投票をもう一度行う
- 次の一手を決める段階で、担当が決まった件数が0件のまま5分過ぎる — その場にいる人だけで来週中に着手できる一手へ置き換え、担当を一人指名する
人数に合わせる
3人未満では複数視点による発散が働かない。3〜15人は参加人数を5人で割って切り上げた数を組数とし、3〜5人へ均等に配る。組数が2以上なら期待する効果の担当と障害担当に半分ずつ分け、1組しかできない場合は同じ組が期待する効果を検討したのち障害へ移る。16人以上は別回へ分け、各回を15人以下にする。
準備するもの
- 全体経路図(1枚・模造紙を横につなげた長尺・目標/期待する効果/障害/次の一手の4欄)
- 付箋(1人20枚目安・期待する効果用と障害用で色を変える)
- 投票用シール(1人3枚)
- 太字の筆記具(1人1本)
出典: Steve Pereira: Outcome Mapping(翻案・変更あり) / CC BY 4.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 地域・NPO活動を振り返り、次の改善を決める
この手法の役割活動から成果への経路を更新する
- 事業の成果までの経路を描く
この手法の役割成果と関係者の変化を描く