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調整して使える進行例

企画を小さく試せる実験に絞る

企画の必須部分を選び、権限内で始められる試行と測定を設計する。

発想・企画・サービス設計発散して整理する4–16人計150分対面
終了時に残るもの最小試行仕様、開始行動と担当、試行計画

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

小規模試行、観察指標、停止条件を提案する。法令、安全、契約、課金の承認は別に行う。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 安全要件を削らない。
  • 本番運用を承認しない。
  • 追加権限が必要な行動を約束しない。

進行の全体像

150分の流れを確認する

3段階・休憩5分・予備と終了確認21分

  1. 0–38分段階1 企画の必須部分を選ぶ最小仕様残す:最小試行仕様
  2. 38–61分段階2 権限内の開始行動を選ぶ自分で動かせる一五パーセント残す:開始行動と担当
  3. 61–66分休憩5分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 66–129分段階3 実験と測定を設計する目標・実験・測定の循環残す:試行計画
  5. 129–150分予備・終了確認21分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「試行計画」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す最小試行仕様
  2. 段階2で残す開始行動と担当
  3. 段階3で残す試行計画

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    企画の必須部分を選び、権限内で始められる試行と測定を設計する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    小規模試行、観察指標、停止条件を提案する。法令、安全、契約、課金の承認は別に行う。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「試行計画」を記録担当が保管し、目標、実験、指標、担当、停止条件を一枚で管理する。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「試行計画」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 15件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・4件

  1. 黒の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 削除する項目を見分けるペン
    用意する形
    手持ちの赤ペン。なければ黒または青のペン
    数量
    4〜7人組に1本
    作り方・書く内容
    削除する項目へ二重の取り消し線と「削除」の文字を書く。赤色がなくても、線の形と文字で他の修正と区別する。
  3. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  4. 太字ペン
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・10件

  1. 個人用紙
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    上部に「個人用紙」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
  2. 最大仕様一覧
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    4〜7人組に1枚
    作り方・書く内容
    内容、作成日、確認した担当を明記する。配付する場合は、拡大文字版または閲覧用データも同じ内容で用意する。
  3. 全体統合面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1会場1面
    作り方・書く内容
    上部に「全体統合面」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
  4. 一五パーセントの一手カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「一五パーセントの一手」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  5. 本人が選んだ小さな一手を共有する面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1面
    作り方・書く内容
    作業面を「本人が試す一手」、「試す日」、「後で一緒に振り返る相手」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  6. 小さな一手を試す日を書く付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    本人が選んだ一手、試す日、後で一緒に振り返る相手を書く。本人が持ち帰れるよう一人一枚にする。
  7. 目標・実験・測定を分ける自作3欄紙
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「目標」、「実験」、「測定」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  8. 実験案の優先度を比べる表
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    実験案1件1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「期待する影響」、「必要な労力」、「結果への確信度」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  9. 開始値・取得方法・利用目的・保管・削除を記す測定票
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    実験案1件1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「開始値」、「取得方法」、「利用目的」、「保管」、「削除」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  10. 停止条件・責任者・短周期の更新日を記す学習票
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    実験案1件1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「停止条件」、「責任者」、「短周期の更新日」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。

開催前に集める資料

この進行の入力として必ずそろえる・1件

  1. 参加と記録の扱いを確認する案内
    用意する形
    A4コピー用紙または同内容の閲覧用データ
    数量
    影響を受ける人1部
    作り方・書く内容
    「参加内容」、「同意は任意であること」、「同意を撤回する方法」、「撤回後に既存記録を残すか削除するか」を、初めて読む人にも分かる言葉で記す。作成日、確認した担当、質問先を添え、配付する場合は拡大文字版または閲覧用データも同じ内容で用意する。
会場の設えを確認する 9件
  • 4〜7人の各組に一卓を用意し、組どうしの人数差を一人以内にする
  • 全体統合面の前に各組の一覧を並べる領域(1組につき幅30cm以上)
  • 二〜四人で向き合える椅子
  • 一手カードを自分だけが読める机上または膝上の場所
  • 助言は依頼された時だけ行うと入口で共有
  • 目標は参加者が影響できる望ましい状態とし、数値達成を罰則、確約、人事評価へ使わないと掲示する
  • 実験ごとに影響を受ける立場、実行責任者、専門確認先、停止条件、元へ戻す方法を先に置く
  • 測定は個人データを原則集めず、既存値または個人を特定しない集計値を使い、利用目的、取得担当、保管期間、削除日、更新日を定める
  • 影響を受ける人へ実験と測定を平易に説明し、本人同意と撤回方法、撤回後に既存記録を削除・匿名化・利用停止する選択を先に示す

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 038

    段階 1

    企画の必須部分を選ぶ

    最小仕様の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–35分引継ぎ 35–38分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 企画要素を一件ずつ確認し、なくしたら試行目的を損なうものだけを残す。
      • 安全、法令、権利、情報管理は削減対象から外す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す最小試行仕様

      最小仕様のうち自分たちで動かせる部分を次段へ渡す。

  2. 3861
    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 38–58分引継ぎ 58–61分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「最小試行仕様」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 追加予算、追加権限、他者承認なしで準備できる行動を書く。
      • 担当者が一件を選び、開始日と完了と判断できる状態を定める。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す開始行動と担当

      開始行動と最小仕様を実験設計へ渡す。

  3. 61–66分 休憩 5分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 66129
    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 66–126分引継ぎ 126–129分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「開始行動と担当」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 試行で確かめる仮説を一文にする。
      • 実験手順、観察指標、期間、担当、拡大条件、停止条件を記す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す試行計画

      試行計画を承認者、安全確認担当、実施担当へ渡す。

  5. 129–150分 予備・終了確認 21分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「試行計画」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「企画を小さく試せる実験に絞る」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること最小試行仕様、開始行動と担当、試行計画を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

最小試行仕様
使い道目的を損なわずに試せる最小範囲を示す。保管担当記録担当
開始行動と担当
使い道追加資源なしで準備できる一手を明示する。保管担当記録担当
試行計画
使い道目標、実験、指標、担当、停止条件を一枚で管理する。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認必須要素が十件を超える。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認試行が法令、安全、契約、個人情報処理を伴う。その場で行う

    準備を止め、所管承認が得られるまで実施しない。

  2. この兆候を確認停止条件または損失上限が決まらない。その場で行う

    試行を未承認として保留する。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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