影響できる目標を、小実験と測定へつなぐ手法
この手法で目指すこと
目的意思決定・振り返り
影響できる目標を、小実験と測定へつなぐ手法。成果物は測定と更新日を持つ実験票である。
進行の骨子2〜4人組目標化する10分2〜4人組実験化する15分2〜4人組優先する10分2〜4人組測定化する15分2〜4人組と実行責任者更新する10分計60分 / 3–16人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 目標化する影響できる望ましい状態を目標化する0–10分 · 2〜4人組 · 共同記録
- 実験化する目標へ近づく小実験を実験化する10–25分 · 2〜4人組 · 共同記録
- 優先する影響・労力・確信度で優先する25–35分 · 2〜4人組 · 共同記録
- 測定化する何を・どう・いつ測るか定める35–50分 · 2〜4人組 · 共同記録
- 更新する短い周期で記録と実験を更新する50–60分 · 2〜4人組と実行責任者 · 共同記録
1 / 5 · 影響できる望ましい状態を目標化する · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5影響できる望ましい状態を目標化する目標化する・10分・2〜4人組
2/5目標へ近づく小実験を実験化する実験化する・15分・2〜4人組
3/5影響・労力・確信度で優先する優先する・10分・2〜4人組
4/5何を・どう・いつ測るか定める測定化する・15分・2〜4人組
5/5短い周期で記録と実験を更新する更新する・10分・2〜4人組と実行責任者
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
影響できる目標を、小実験と測定へつなぐ手法。実験案を影響、労力、確信度で比べ、何を、どう、いつ測るかを決める。影響を受ける人へ説明し、同意、撤回方法、撤回後の既存記録の削除・匿名化・利用停止を先に示す。測定は個人データを原則集めず、利用目的、保管期間、削除日を置く。結果は人事評価にせず、短周期で継続、変更、停止の学びへ戻す。成果物は測定と更新日を持つ実験票である。本記述はKathy Keatingが考案しChris Baynham Hughesが寄稿したOpen Practice LibraryのGEMsをCC BY 4.0で独自翻案する。
手順
- 10分、チームが影響できる望ましい状態と、その状態を目指す理由を一文で書く
- 15分、戻せる実験を出し、影響を受ける人への説明、同意、撤回方法、停止条件を添える
- 10分、各実験の影響、必要な労力、見込みへの確信度を比べ、先に試す案を選ぶ
- 15分、何を、どう、いつ測るかと、利用目的、取得担当、保管期間、削除日を決める
- 10分、実行責任者と短い更新周期を決め、結果から実験を継続・変更・停止する
もしもの分岐
- 実験案に、法令、安全、健康、人事、個人データ、取り返せない影響のいずれかが一件以上あり、責任者の確認がない — 実行候補から外し、責任者、専門確認先、停止条件、確認期限を記して保留する
- 影響を受ける人の同意がない、同意が撤回される、または測定が不要な個人データを求める — 実験と利用を止め、既存記録は本人の選択で削除、匿名化、利用停止のいずれかにし、個人を特定しない測定へ替える
- 試行中に停止条件へ一つでも達するか、想定外の害が一件以上確認される — 実験を直ちに止め、成果評価や担当者評価にせず、観察事実と次に確かめることだけを学習票へ残す
人数に合わせる
3〜4人は一組にする。5〜8人は2〜4人の二組、9〜12人は2〜4人の三組、13〜16人は2〜4人の四組へ人数差一人以内で分ける。各組から優先実験一件だけを戻し、全体で依存、責任者、停止条件、更新日を確かめる。17人以上は別回に分ける。
準備するもの
- 目標・実験・測定を分ける自作3欄紙(1組1枚)
- 影響・労力・確信度を比べる自作優先票(実験案1件1枚)
- 開始値・取得方法・利用目的・保管・削除を記す測定票(実験案1件1枚)
- 同意・撤回・既存記録処理の平易な案内(影響を受ける人1部)
- 停止条件・責任者・短周期の更新日を記す学習票(実験案1件1枚)
- 太字ペン(1人1本)
出典: Open Practice Library: How to do GEMs(CC-BY-4.0翻案・変更あり) / CC-BY-4.0の適用条件(CC-BY-4.0)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 企画を小さく試せる実験に絞る
この手法の役割実験と測定を設計する
- 繰り返すミスを改善実験につなげる
この手法の役割予防実験と測定を設計する
- 研修や授業の改善点を決める
この手法の役割次回の改善実験を設計する