なくても目的を果たせる規則を削り、不可欠な条件だけを残す手法
この手法で目指すこと
目的収束・意思決定
なくても目的を果たせる規則を削り、不可欠な条件だけを残す手法。成果物は短い最小仕様と最初に試す行動である。
進行の骨子全員掲げる3分個人→4〜7人組挙げる7分4〜7人組削る12分4〜7人組試す7分全員束ねる6分計35分 / 4–40人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 掲げる目的を掲げる0–3分 · 全員 · 記録なし
- 挙げる最大仕様を挙げる3–10分 · 個人→4〜7人組 · 個人記録
- 削る不要条件を削る10–22分 · 4〜7人組 · 共同記録
- 試す不可欠性を試す22–29分 · 4〜7人組 · 共同記録
- 束ねる最小仕様を束ねる29–35分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 目的を掲げる · 累積3分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計35分。
1/5目的を掲げる掲げる・3分・全員
2/5最大仕様を挙げる挙げる・7分・個人→4〜7人組
3/5不要条件を削る削る・12分・4〜7人組
4/5不可欠性を試す試す・7分・4〜7人組
5/5最小仕様を束ねる束ねる・6分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
なくても目的を果たせる規則を削り、不可欠な条件だけを残す手法。新しい取組のルールが増えすぎた場や、守るべき最低線を関係者で決めたい場に適する。まず共有目的に必要そうな行動と禁止事項を最大限に挙げ、目的達成に不要なものを小組で消す。残った各条件は、それ以外を守ってもこの一つを外せば目的を損なうかで再点検する。成果物は短い最小仕様と最初に試す行動である。法令、契約、安全基準を参加者判断で削る場や、共有目的に合意できていない場には単独で用いない。
手順
- 3分、共有目的を「私たちは何を実現したいか」の一文にし、法令や契約など削れない外部条件を分ける
- 7分、目的のために行うことと行わないことを各自で挙げ、4〜7人組で重複をまとめて最大仕様一覧にする
- 12分、一覧の各条件を外しても目的を果たせるか順に問い、外せる条件へ赤線を引いて削る
- 7分、残った一条件だけを外す反証を組ごとに試し、目的を損なわない条件があればさらに削る
- 6分、各組の短い一覧を全体面で統合し、最小仕様を使って最初に試す行動を一件だけ記録する
もしもの分岐
- 目的提示の3分後に、成果物や手段を目的として書いた案が全体の半数を超える — 進行役が「誰にどんな変化を起こすか」へ目的文を戻し、手段を最大仕様側へ移す
- 削減開始から6分後に、残る条件が10件を超える組がある — 各条件を一つずつ隠し、残りだけで目的を果たせると全員が判断した条件から削る
- 全体統合の終了2分前に、意味が重なる条件が3件以上残る — 重なる条件を一つの観察可能な行動へ束ね、元の条件は統合面から外す
人数に合わせる
組数は参加人数を7人で割って切り上げた数とし、人数差が一人以内になるよう4〜7人組へ分ける。各組へ一覧と赤ペンを一つずつ渡す。四組までは一件ずつ共有し、五組以上は複数の組で印が付いた条件だけを全体で扱う。
準備するもの
- 個人用紙(1人1枚・A5判以上)
- 最大仕様一覧(4〜7人組に1枚・A3判)
- 黒の筆記具(1人1本・中字)
- 削除用の赤ペン(4〜7人組に1本)
- 全体統合面(1会場1面・幅120cm以上)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 最低限守る業務標準を決める
この手法の役割必須条件を抽出する
- 企画を小さく試せる実験に絞る
この手法の役割企画の必須部分を選ぶ
- 手続きの待ち時間と重複を減らす
この手法の役割残すべき最小手順を決める