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調整して使える進行例

望む未来から最初の一歩を逆算する

望ましい将来像を具体化し、到達条件と現在から始める行動を逆算する。

未来への備え・リスク・変化への対応発散して整理する4–16人計255分対面
終了時に残るもの具体的な将来像と観察指標、節目、前提、行動の逆算図、担当と期限のある確認行動

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

仮説としての将来像と確認行動を作る。予測、予算確約、事業計画の承認には使わない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 未来を予言しない。
  • 一つの将来像を必然としない。
  • 未承認の投資を約束しない。

進行の全体像

255分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認31分

  1. 0–93分段階1 望む未来の状態を描く望ましい未来像残す:具体的な将来像と観察指標
  2. 93–186分段階2 到達条件を現在まで逆算する未来からの逆算残す:節目、前提、行動の逆算図
  3. 186–196分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 196–224分段階3 検証を始める最小行動を決める最小約束の連鎖残す:担当と期限のある確認行動
  5. 224–255分予備・終了確認31分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「担当と期限のある確認行動」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す具体的な将来像と観察指標
  2. 段階2で残す節目、前提、行動の逆算図
  3. 段階3で残す担当と期限のある確認行動

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    望ましい将来像を具体化し、到達条件と現在から始める行動を逆算する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    仮説としての将来像と確認行動を作る。予測、予算確約、事業計画の承認には使わない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「担当と期限のある確認行動」を記録担当が保管し、将来仮説を小さく検証する。

  4. 04
    参加と情報の境界

    発話、筆記、通過から参加方法を選べるようにし、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「担当と期限のある確認行動」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時
道具を確認する 15件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 接続テープ
    用意する形
    弱粘着のマスキングテープ
    数量
    各組1巻
    作り方・書く内容
    床や壁の目立たない場所で剥がせることを確認する。端を浮かせず、通路を塞がない。
  3. 濃色の筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・12件

  1. 未来窓シート
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「対象者」、「場」、「仕組み」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  2. 証拠札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人5枚
    作り方・書く内容
    上部に「証拠」と書き、その下に「見聞」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  3. 相違点カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組3枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「相違点」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  4. 観測票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組3枚
    作り方・書く内容
    上部に「観測」と書き、その下に「担当」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  5. 未来の完了状態札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    上部に「未来の完了状態」と書き、その下に「証拠」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  6. 現在との差の札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人4枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「現在」、「未来」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  7. 条件札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組6枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「条件」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  8. 前後の条件を結ぶ矢印と担当欄
    用意する形
    マスキングテープ、またはA4コピー用紙を細長く切った紙片
    数量
    1組8本
    作り方・書く内容
    前の条件から次の条件へ向かう矢印を描き、「このつながりが成り立つ前提」「前提を確かめる担当」を書く。
  9. 条件を動かせる範囲を示す印
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組18個
    作り方・書く内容
    「自分たちで動かせる」、「他者との協働で動かせる」、「外部の決定が必要」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  10. 最初の行動票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「最初の行動」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  11. 行動カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人4枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「行動」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  12. 鎖を並べる掲示紙
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    各組1枚
    作り方・書く内容
    上部に「鎖を並べる掲示紙」と書く。付箋や紙片を並べても重ならない余白を取り、全体共有では離れた場所から読める文字にする。
会場の設えを確認する 8件
  • 各3〜6人の島卓(1組1卓)
  • 三つの窓を横並びにした未来窓シート(1組1面)
  • 観測票を集める全体の見晴台(1面)
  • 3〜6人組の島卓(各組1卓)
  • 右端の未来の完了状態から左端の現在へ戻る逆向き経路面(1組1面)
  • 最初の行動票と外部条件を集める全体の現在地(1面)
  • 2〜4人で向かい合う島卓(各組1卓・対応人数内で1〜4卓)
  • 各組が行動カードを横一列に貼れる壁面または机(各組1面)

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 093

    段階 1

    望む未来の状態を描く

    望ましい未来像の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 0–90分引継ぎ 90–93分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 対象年と関係者を定め、何が起き、何が減り、誰がどう経験するかを書く。
      • 願望、前提、観察できる兆候を分ける。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す具体的な将来像と観察指標

      将来像と兆候を逆算作業へ渡す。

  2. 93186

    段階 2

    到達条件を現在まで逆算する

    未来からの逆算の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 93–183分引継ぎ 183–186分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「具体的な将来像と観察指標」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 将来像から現在へ向かって必要な節目と前提を置く。
      • 各節目へ担い手、確認指標、失敗時の分岐を書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す節目、前提、行動の逆算図

      今から始められる行動を最小の約束へ渡す。

  3. 186–196分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 196224

    段階 3

    検証を始める最小行動を決める

    最小約束の連鎖の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 196–221分引継ぎ 221–224分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「節目、前提、行動の逆算図」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 追加権限や大きな予算なしで始められる確認行動を選ぶ。
      • 担当、期限、得たい証拠、続行判断の日を記す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す担当と期限のある確認行動

      将来像、逆算図、確認行動を責任者へ渡す。

  5. 224–255分 予備・終了確認 31分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「担当と期限のある確認行動」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「望む未来から最初の一歩を逆算する」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること具体的な将来像と観察指標、節目、前提、行動の逆算図、担当と期限のある確認行動を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

具体的な将来像と観察指標
使い道抽象的な願望を確認できる状態へ変える。保管担当記録担当
節目、前提、行動の逆算図
使い道長期像と当面の判断をつなぐ。保管担当記録担当
担当と期限のある確認行動
使い道将来仮説を小さく検証する。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認将来像が六案を超える。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認将来仮説を確定予測や投資保証として扱う。その場で行う

    仮説表記へ戻し、意思決定に必要な追加証拠を定める。

  2. この兆候を確認不在の当事者に重大な負担を課す計画になる。その場で行う

    計画化を止め、当事者確認を先行させる。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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