自分で完了を確かめられる最小行動だけを前後につなぐ計画法
この手法で目指すこと
目的意思決定・チームビルド
自分で完了を確かめられる最小行動だけを前後につなぐ計画法。終了時には、担当、完了条件、受渡物が読める行動鎖が残る。
進行の骨子全員定める3分全員選ぶ6分全員つなぐ7分全員確かめる5分全員渡す4分計25分 / 3–16人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 定める終点を定める0–3分 · 全員 · 記録なし
- 選ぶ行動を選ぶ3–9分 · 全員 · 個人記録
- つなぐ鎖をつなぐ9–16分 · 全員 · 共同記録
- 確かめる条件を確かめる16–21分 · 全員 · 共同記録
- 渡す初動を渡す21–25分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 終点を定める · 累積3分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計25分。
1/5終点を定める定める・3分・全員
2/5行動を選ぶ選ぶ・6分・全員
3/5鎖をつなぐつなぐ・7分・全員
4/5条件を確かめる確かめる・5分・全員
5/5初動を渡す渡す・4分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
自分で完了を確かめられる最小行動だけを前後につなぐ計画法。大きな担当だけが決まり、最初の一歩が誰にも見えない、他者の返事待ちを約束として書く、実行前に計画が止まる場に適する。各人は前の行動を受けて自分が完了できる一手を書き、完了の印と次へ渡す物を添える。鎖の途中に待ちだけがある箇所を見つけてほどくため、善意や気合いに頼らない引継ぎになる。終了時には、担当、完了条件、受渡物が読める行動鎖が残る。権限を持つ人が不在で、行動の可否を決められない場には向かない。
手順
- 3分、全員が共有する終点を一文で掲示し、成果物の受け手を一人だけ定める
- 6分、各自が自分で終えられる最小行動を一枚へ書き、完了を確かめる印を添える
- 7分、前の人の行動を読んでから自分のカードを右へつなぎ、次へ渡す物を一つ記す
- 5分、各人が完了条件を声に出し、言えない行動を鎖から外して最小行動へ書き直す
- 4分、鎖の先頭カードを担当者へ渡し、最初の完了確認をいつ行うかを一文で決める
もしもの分岐
- 行動を書き始めて3分たっても「相談する」だけのカードが3枚以上 — 相談前に集める情報か作る下書きを一つ書き、その行動へカードを替える
- 鎖をつないで各組に受渡物のない接続が2箇所以上 — 次の人が受け取る文、資料、確認印のいずれか一つを接続線の上へ書き足す
- 条件を確かめる時間に同じ人のカードが全体の3分の1以上 — その人しかできない理由を一文で残し、他の人が準備できる前段のカードを一枚加える
人数に合わせる
3人未満では連鎖が短すぎるため、二人で各自二枚ずつ書き、受渡物を声に出して確かめる。3〜16人は一組2〜4人、全体で1〜4組になるよう均等に分け、一つの鎖を作る。16人を超えたら一組2〜4人に分け、各組は先頭と最後のカードだけを全体へ持ち寄る。全体では終点の受け手が鎖同士の接続を一つだけ決める。
準備するもの
- 行動カード(1人4枚・A6程度)
- 接続テープ(各組1巻)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 鎖を並べる掲示紙(各組1枚・A2程度)
出典: 対話の譜面編集部: 最小約束の連鎖(オリジナル記述・図版)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- プロジェクト終了後の学びを残す
この手法の役割次回へ持ち越す最小約束を決める
- 部門間の引継ぎで止まる箇所を直す
この手法の役割最小の受領確認を決める
- 学校と地域で協働する活動案を作る
この手法の役割最初の確認行動を決める