望ましい未来から現在へ必要条件を遡り、最初の行動を決める方法
この手法で目指すこと
目的意思決定・チームビルド
望ましい未来から現在へ必要条件を遡り、最初の行動を決める方法。終了時には逆算の並び、 必要条件、動かせる範囲、担当つきの最初の行動が残る。
進行の骨子全員固定する10分個人見つける20分3〜6人組遡る20分3〜6人組確かめる25分全員決める15分計90分 / 4–30人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 固定する未来を固定する0–10分 · 全員 · 記録なし
- 見つける差を見つける10–30分 · 個人 · 個人記録
- 遡る条件を遡る30–50分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 確かめる経路を確かめる50–75分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 決める初動を決める75–90分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 未来を固定する · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計90分。
1/5未来を固定する固定する・10分・全員
2/5差を見つける見つける・20分・個人
3/5条件を遡る遡る・20分・3〜6人組
4/5経路を確かめる確かめる・25分・3〜6人組
5/5初動を決める決める・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
望ましい未来から現在へ必要条件を遡り、最初の行動を決める方法。現在の制約から案を狭める、到達像と行動の間が飛ぶ、外部条件を担当不在の願いとして置く場に適する。右端に未来の完了状態、左端に現在を置き、未来の直前に必要な条件を一件ずつ現在側へ最大六件並べる。各条件に自分たちで動かせる、協働が要る、外部に依るの印を置き、前提と働きかけを分ける。終了時には逆算の並び、必要条件、動かせる範囲、担当つきの最初の行動が残る。未来像を検証せず既定路線にする場や、外部主体の合意を推測で埋める場には向かない。
手順
- 10分、望ましい未来を右端の完了状態札へ書き、達したと第三者が判断できる証拠を二件置く
- 20分、各自が現在と未来の違いを四枚まで書き、行動、資源、関係、規則の記号を付ける
- 20分、3〜6人の組内で未来の直前に成立している条件を問い、条件札を一件ずつ現在側へ六件まで並べる
- 15分、組内で隣り合う条件を前提線で結び、各条件へ自分たち、協働、外部の印を一つずつ置く
- 10分、組内で現在から未来へ順に読み直し、抜けた前提と担当がない条件を一件ずつ補う
- 15分、現在に最も近い条件から最初の行動二件を選び、担当、協働先、確認期限を行動票へ記す
もしもの分岐
- 条件の検討開始から12分で現在と未来の間に条件札が2枚未満 — 未来の完了証拠を一件選び、その証拠が現れる直前に誰の何が変わるかを条件札へ一件追加する
- 動かせる範囲の印を置き始めて10分で外部の印が全条件の半数超 — 外部条件を一件選び、自分たちが観察または働きかけできる先行条件へ分け、協働の条件札を一枚足す
人数に合わせる
4人未満では必要条件と担当の別解を照合しにくいため実施しない。組数は参加人数を6人で割って切り上げた数とし、人数差が一人以内になるよう3〜6人組へ分ける。各組は最初の行動二件と外部条件一件を現在地へ出す。30人では五組十件を並べ、同じ未来でも条件の順序差を残す。31人以上は別回へ分け、各回を30人以下にする。
準備するもの
- 未来の完了状態札(1組1枚・証拠欄つき)
- 現在との差の札(1人4枚・現在/未来欄つき)
- 条件札(1組6枚)
- 条件間の前提線(1組8本・担当欄つき)
- 動かせる範囲の印(1組18個・自分たち/協働/外部)
- 最初の行動票(1組2枚)
- 筆記具(1人1本・濃色)
出典: Government Office for Science: Backcasting(翻案・変更あり) / OGL 3.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 望む未来から最初の一歩を逆算する
この手法の役割到達条件を現在まで逆算する
- 複数部門のロードマップをそろえる
この手法の役割未来から節目を逆算する