← 進行例一覧

調整して使える進行例

複数部門のロードマップをそろえる

未来の到達点から節目と依存関係を逆算し、担当の衝突を見える化する。

方針・優先順位優先順位を決める4–12人計270分対面
終了時に残るもの逆算ロードマップ、変化要因と依存関係図、担当衝突一覧

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

節目、依存関係、担当候補を合意する。正式な人員配置と納期確約は各責任者が持ち帰る。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 権限のない担当確約をしない。
  • 不在部門の期限を決めない。
  • 全依存を一日で解消しない。

進行の全体像

270分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認36分

  1. 0–93分段階1 未来から節目を逆算する未来からの逆算残す:逆算ロードマップ
  2. 93–186分段階2 節目を動かす要因を整理する変化要因マッピング残す:変化要因と依存関係図
  3. 186–196分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 196–234分段階3 担当と時期の衝突を解く担当の作業枠衝突残す:担当衝突一覧
  5. 234–270分予備・終了確認36分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「担当衝突一覧」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す逆算ロードマップ
  2. 段階2で残す変化要因と依存関係図
  3. 段階3で残す担当衝突一覧

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    未来の到達点から節目と依存関係を逆算し、担当の衝突を見える化する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    節目、依存関係、担当候補を合意する。正式な人員配置と納期確約は各責任者が持ち帰る。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「担当衝突一覧」を記録担当が保管し、同時期に重なる責任と未割当を明示する。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「担当衝突一覧」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 15件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 不確実性印
    用意する形
    ペンで付ける印。匿名性や移動が必要な場合だけ丸シールを使う
    数量
    1人3個
    作り方・書く内容
    基本はペンで印を付ける。貼り替えや匿名回収が必要な場合だけ丸シールを人数分に分ける。
  3. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・12件

  1. 未来の完了状態札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    上部に「未来の完了状態」と書き、その下に「証拠」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  2. 現在との差の札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人4枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「現在」、「未来」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  3. 条件札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組6枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「条件」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  4. 前後の条件を結ぶ矢印と担当欄
    用意する形
    マスキングテープ、またはA4コピー用紙を細長く切った紙片
    数量
    1組8本
    作り方・書く内容
    前の条件から次の条件へ向かう矢印を描き、「このつながりが成り立つ前提」「前提を確かめる担当」を書く。
  5. 条件を動かせる範囲を示す印
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組18個
    作り方・書く内容
    「自分たちで動かせる」、「他者との協働で動かせる」、「外部の決定が必要」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  6. 最初の行動票
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「最初の行動」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  7. 要因札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人5枚
    作り方・書く内容
    上部に「要因」と書き、その下に「根拠」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  8. 流れを示す矢印
    用意する形
    マスキングテープ、またはA4コピー用紙を細長く切った紙片
    数量
    1組12本
    作り方・書く内容
    片方向の流れが分かる矢印を太く描く。配置を変えるために専用の矢印カードを購入する必要はない。
  9. 影響環
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1組2本
    作り方・書く内容
    模造紙またはホワイトボードへ大小二つの円を描く。専用の輪やひもを購入する必要はない。
  10. 今後14日間で仕事に使える時間を本人が記す表
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    1日目から14日目までを行、午前と午後を列にした表を作る。本人だけが、仕事に使える半日枠へ印を付ける。理由や私生活の予定は書かず、所定労働時間を超える枠は設けない。
  11. 仕事を14日間へ配置するための記入票
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    仕事1件につき1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「開始できる日」、「締切日」、「必要な半日枠の数」、「担当」、「先に終える仕事」、「複数日に分けられるか」の6欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  12. 仕事の超過への対応を分ける札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組につき各3枚
    作り方・書く内容
    「延期」、「移管」、「範囲縮小」、「上申」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
会場の設えを確認する 8件
  • 3〜6人組の島卓(各組1卓)
  • 右端の未来の完了状態から左端の現在へ戻る逆向き経路面(1組1面)
  • 最初の行動票と外部条件を集める全体の現在地(1面)
  • 3〜5人組の島卓(各組1卓・人数差1人以内)
  • 中心変化を置く円形面(1組1面)
  • 重点要因を統合する全体面(1面)
  • 対象を既に合意済みの仕事と今後十四日に限定する
  • 利用可能枠は本人だけが理由なしで決め、所定労働時間を超える枠を置かないと示す

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 093

    段階 1

    未来から節目を逆算する

    未来からの逆算の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–90分引継ぎ 90–93分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 望む到達状態を観察可能な文で定める。
      • 未来から現在へ節目を逆算し、各節目の前提と兆候を書く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す逆算ロードマップ

      節目カードと前提カードを変化要因の検討へ渡す。

  2. 93186

    段階 2

    節目を動かす要因を整理する

    変化要因マッピングの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 93–183分引継ぎ 183–186分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「逆算ロードマップ」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 節目ごとに促進要因と阻害要因を出す。
      • 要因間の関係を線で結び、自部門が動かせる要因へ印を付ける。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す変化要因と依存関係図

      担当候補と必要時期を衝突確認へ渡す。

  3. 186–196分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 196234

    段階 3

    担当と時期の衝突を解く

    担当の作業枠衝突の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 196–231分引継ぎ 231–234分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「変化要因と依存関係図」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 各節目の担当候補と必要時期を作業枠へ置く。
      • 同じ担当へ重なる枠を見つけ、移動、分担、保留のどれかを記す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す担当衝突一覧

      衝突一覧を各部門責任者へ渡し、確約期限を設定する。

  5. 234–270分 予備・終了確認 36分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「担当衝突一覧」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「複数部門のロードマップをそろえる」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること逆算ロードマップ、変化要因と依存関係図、担当衝突一覧を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

逆算ロードマップ
使い道到達点までの節目と前提を時系列に置く。保管担当記録担当
変化要因と依存関係図
使い道制御可能要因、外部要因、依存関係を分ける。保管担当記録担当
担当衝突一覧
使い道同時期に重なる責任と未割当を明示する。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認未来像が三案以上に分かれる。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認当事者不在の部門へ担当や期限を割り当てようとする。その場で行う

    候補として記録し、確約欄は空けたまま責任者へ照会する。

  2. この兆候を確認法定期限や契約期限が推測で変更される。その場で行う

    該当項目を固定し、専門確認が済むまで再配置しない。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
無料の共通テンプレートを見る