変化要因を方向線で結び、重点探索先を選ぶ方法
この手法で目指すこと
目的発散・意思決定
変化要因を方向線で結び、重点探索先を選ぶ方法。終了時には根拠つき要因札、方向線、循環候補、重点要因と観察担当が 残る。
進行の骨子全員置く10分個人広げる20分3〜5人組結ぶ20分3〜5人組比べる20分全員定める20分計90分 / 4–30人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く中心変化を置く0–10分 · 全員 · 記録なし
- 広げる要因を広げる10–30分 · 個人 · 個人記録
- 結ぶ関係を結ぶ30–50分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 比べる強さを比べる50–70分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 定める重点を定める70–90分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 中心変化を置く · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計90分。
1/5中心変化を置く置く・10分・全員
2/5要因を広げる広げる・20分・個人
3/5関係を結ぶ結ぶ・20分・3〜5人組
4/5強さを比べる比べる・20分・3〜5人組
5/5重点を定める定める・20分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
変化要因を方向線で結び、重点探索先を選ぶ方法。要因を長い一覧のまま扱う、相関を原因と断定する、重要度だけで不確かな変化を除く場に適する。参加者は要因を一枚一件で出し、どちらが先に動くと何が変わるかを矢印ごとに言葉にする。中心への影響が強い要因と、見通しの不確実性が高い要因を別の印で示し、両方が高い要因を次の探索対象にする。終了時には根拠つき要因札、方向線、循環候補、重点要因と観察担当が残る。因果関係を証明する分析や、関係線だけで政策効果を断定する場には向かない。
手順
- 10分、検討する中心変化を一文で書き、対象範囲と将来の期間を面の外側へ記す
- 15分、各自が中心変化を動かしうる要因を根拠つきで五枚まで書いて周囲へ置く
- 5分、同じ意味の札だけを重ね、異なる根拠を持つ札は統合せず隣へ残す
- 20分、一方が先に動く関係だけを矢印で結び、矢印の上へ変化の向きを書く
- 20分、中心への影響を大小の環、不確実性を印の数で各要因へ付ける
- 20分、影響と不確実性がともに高い要因を三件まで選び、観察担当を記録する
もしもの分岐
- 関係線の記入開始から8分で矢印が3本未満 — 中心変化へ直接つながる要因を一枚選び、その前に起きる変化を一枚追加して二本を結ぶ
- 評価開始から10分で全要因の8割以上が影響大に置かれる — 中心変化が起きない場合を一つ仮定し、それでも残る要因だけを影響大へ戻す
人数に合わせる
4人未満では関係線の別解を比較しにくいため不成立とする。4〜5人は一面を共同利用する。6〜30人は一組3〜5人、人数差1人以内になるよう配って要因図を作り、各組は重点要因二件と根拠線一本を全体面へ移す。30人では六組十二件を並べ、三組以上の要因だけ統合する。
準備するもの
- 要因札(1人5枚・根拠欄つき)
- 方向矢印帯(1組12本・片方向)
- 影響環(1組2本・大小)
- 不確実性印(1人3個)
- 筆記具(1人1本・濃色)
出典: Government Office for Science: Driver Mapping(翻案・変更あり) / OGL 3.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 複数部門のロードマップをそろえる
この手法の役割節目を動かす要因を整理する