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調整して使える進行例

地域資源を歩いて確認し支援図を作る

現地観察と地図点検から、地域資源、空白、連携候補を整理する。

地域・住民・防災協働条件を整える4–20人計255分対面
終了時に残るもの地点別の観察メモ、資源・障壁・未確認の地図、地区別の資源・課題カード

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

観察時点の資源候補と確認課題を示す。支援能力、利用可否、地域代表性は断定しない。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 私有地へ無断で入らない。
  • 住民や施設の個人情報を記録しない。
  • 未確認施設を利用可能と断定しない。

進行の全体像

255分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認26分

  1. 0–93分段階1 現地で資源と障壁を観察する地域探索点検残す:地点別の観察メモ
  2. 93–156分段階2 地図上の情報を点検する地図点検残す:資源・障壁・未確認の地図
  3. 156–166分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 166–229分段階3 地区別の支援条件をまとめる地区カルテ分析残す:地区別の資源・課題カード
  5. 229–255分予備・終了確認26分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「地区別の資源・課題カード」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す地点別の観察メモ
  2. 段階2で残す資源・障壁・未確認の地図
  3. 段階3で残す地区別の資源・課題カード

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    現地観察と地図点検から、地域資源、空白、連携候補を整理する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    観察時点の資源候補と確認課題を示す。支援能力、利用可否、地域代表性は断定しない。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「地区別の資源・課題カード」を記録担当が保管し、連携相談と追加調査の単位にする。

  4. 04
    参加と情報の境界

    通過、休憩、退出を選べることを伝え、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。参加者支援を別に置く。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時、参加者支援を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「地区別の資源・課題カード」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時参加者支援
道具を確認する 14件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・1件

  1. 太字ペン
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1組2本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・8件

  1. 地域の資源と課題を分けるカード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組につき各10枚
    作り方・書く内容
    「資源」、「課題」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  2. 歩行中に持つ安全確認用紙
    用意する形
    A4コピー用紙を二つ折りまたは四つ折りにしたもの
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    「歩く経路」「帰着時刻」「緊急連絡先」「写真の削除日」の四欄を作る。屋外で持ち歩けるよう折り、各組の経路確認役が携帯する。
  3. 参加中の安全対応を選ぶカード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1組
    作り方・書く内容
    「停止」、「休憩」、「屋内参加」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  4. 情報の確認状態を分けるカード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1組につき各10枚
    作り方・書く内容
    「確認済み」、「要確認」、「限定記録」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  5. 出典・確認日・確認主体・確認先を記す情報票
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    1件1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「出典」、「確認日」、「確認主体」、「確認先」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  6. 指標の集計条件を確認する表
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「指標」、「出典」、「対象期間」、「集計単位」、「分母」、「欠測の扱い」の6欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  7. 集計値の読み方を分けるカード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人につき各3枚
    作り方・書く内容
    「特徴」、「原因の仮説」、「追加確認」を一枚ずつ別の紙へ書き、種類ごとに必要枚数をそろえる。同じ色でも見出しの文字で区別する。
  8. 公開しない情報を隠すための紙片
    用意する形
    A4コピー用紙を必要な大きさに切った無地の紙片
    数量
    1組10枚
    作り方・書く内容
    開始前は無記入のままにする。公開しない情報の上へ置き、ずれないようマスキングテープで端だけを留める。紙片へ隠した内容を書き写さない。

開催前に集める資料

この進行の入力として必ずそろえる・3件

  1. 比較する範囲と縮尺をそろえた地図
    用意する形
    出典と利用条件を確認した地図の印刷物。用意できない場合は、道路や施設を個人特定につながらない範囲で描いた同じ縮尺の抽象地図
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    開催前に、全組で同じ範囲・向き・縮尺の地図をそろえ、出典と確認日を書く。名称だけを書いた白紙では代替しない。
  2. 利用条件を確認した白地図または自作の抽象地図
    用意する形
    転載条件を確認した地図の印刷物。用意できない場合は、必要な道路や施設だけを自分で描いた抽象地図
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    地図を使う場合は出典、利用条件、確認日を記す。自作する場合は個人宅など機微な地点を載せず、話し合いに必要な道路や施設だけを描く。名称だけを書いた白紙では代替しない。
  3. 確認済みの集計資料
    用意する形
    A4コピー用紙または同内容の閲覧用データ
    数量
    1指標1部
    作り方・書く内容
    内容、作成日、確認した担当を明記する。配付する場合は、拡大文字版または閲覧用データも同じ内容で用意する。

開催条件に合わせて選ぶもの

必要な機能を日用品や会場備品で代替できるか確認する・2件

  1. 位置情報保存・クラウド自動同期・外部共有を切った管理端末
    用意する形
    紙の記録用紙を標準とし、位置情報を扱う必要がある場合だけ管理端末を使う
    数量
    使用する組1台
    作り方・書く内容
    端末を使う場合は、位置情報保存、自動同期、外部共有を切り、保存先と削除日を確認する。紙で代替できる記録は紙を優先する。
  2. 限定記録を封じる不透明封筒
    用意する形
    手持ちの不透明封筒。機微情報を分ける場合だけ使う
    数量
    1組1通
    作り方・書く内容
    機微情報を分ける場合だけ使う。内容物の種類と開封できる担当を書き、個人名は表面に書かない。
会場の設えを確認する 4件
  • 安全経路、休憩点、帰着時刻、撮影禁止対象、屋内参加方法を掲示する
  • 端末管理者を一人定め、自動同期と外部共有を切る。例外写真は責任者だけが閲覧し最長七日で同期先ごと削除する
  • 地図の基準日、転載条件、記載可能範囲、確認済み・要確認・限定記録の凡例、限定記録の閲覧者と破棄日を掲示する
  • 各指標の出典、対象期間、集計単位、分母、欠測、秘匿指定を一枚の空欄表へそろえる

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 093

    段階 1

    現地で資源と障壁を観察する

    地域探索点検の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 0–90分引継ぎ 90–93分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 公開された経路を歩き、利用場面、移動障壁、掲示情報を観察する。
      • 撮影や聞き取りは許可を得て、個人が特定される情報を残さない。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す地点別の観察メモ

      位置付き観察メモを地図点検へ渡す。

  2. 93156

    段階 2

    地図上の情報を点検する

    地図点検の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 93–153分引継ぎ 153–156分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「地点別の観察メモ」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 観察メモを地図へ置き、情報源と確認日を添える。
      • 重複、空白、古い情報へ印を付け、追加確認先を決める。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す資源・障壁・未確認の地図

      確認済み資源と空白地域を地区カードへ渡す。

  3. 156–166分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 166229

    段階 3

    地区別の支援条件をまとめる

    地区カルテ分析の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当参加者支援
    手法 166–226分引継ぎ 226–229分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「資源・障壁・未確認の地図」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 地区ごとに資源、利用条件、障壁、連絡先の確認状態を書く。
      • 次に確認する相手と期限を置き、推測は未確認として残す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す地区別の資源・課題カード

      地図と地区カードを地域担当と確認先へ渡す。

  5. 229–255分 予備・終了確認 26分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「地区別の資源・課題カード」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「地域資源を歩いて確認し支援図を作る」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること地点別の観察メモ、資源・障壁・未確認の地図、地区別の資源・課題カードを段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階
参加者支援
担当すること通過、休憩、退出、個別確認の申し出を受け、再開の可否を主進行と判断する担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

地点別の観察メモ
使い道地図に載せる事実と未確認を分ける。保管担当記録担当
資源・障壁・未確認の地図
使い道情報源と確認状態を位置ごとに示す。保管担当記録担当
地区別の資源・課題カード
使い道連携相談と追加調査の単位にする。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認天候、交通、安全条件により現地歩行が難しい。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認危険箇所、私有地、立入制限区域へ入る必要が生じる。その場で行う

    現地確認を中止し、管理者への照会へ切り替える。

  2. この兆候を確認個人情報や要配慮者の所在地が記録される。その場で行う

    記録を止め、個人を特定しない集約情報へ置き換える。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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