安全な経路を歩き、地域の資源と課題を地図へ戻す観察手法
この手法で目指すこと
目的発散・振り返り
安全な経路を歩き、地域の資源と課題を地図へ戻す観察手法。
進行の骨子全員境界づける10分3〜6人組歩き取る35分3〜6人組置き戻す20分全員見比べる15分全員託す10分計90分 / 4–30人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 境界づける安全な経路と記録境界を境界づける0–10分 · 全員 · 共同記録
- 歩き取る三〜六人で資源と課題を歩き取る10–45分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 置き戻す匿名メモと写真の削除日を地図へ置き戻す45–65分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 見比べる資源の活用案と課題の対策案を見比べる65–80分 · 全員 · 共同記録
- 託す敏感地点を広域化して確認先へ託す80–90分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 安全な経路と記録境界を境界づける · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計90分。
1/5安全な経路と記録境界を境界づける境界づける・10分・全員
2/5三〜六人で資源と課題を歩き取る歩き取る・35分・3〜6人組
3/5匿名メモと写真の削除日を地図へ置き戻す置き戻す・20分・3〜6人組
4/5資源の活用案と課題の対策案を見比べる見比べる・15分・全員
5/5敏感地点を広域化して確認先へ託す託す・10分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
安全な経路を歩き、地域の資源と課題を地図へ戻す観察手法。出発前に経路、帰着時刻、端末管理者、撮影禁止対象を確かめる。撮影端末は位置情報保存、クラウド自動同期、外部共有を切る。三〜六人で歩き、公共空間の資源と課題を匿名メモへ移す。端末管理者は同期先を含め当日削除する。例外写真は責任者だけが閲覧し、最長七日で同期先ごと削除する。公開時は避難者、個別支援先、脆弱施設を広域化か非公開にする。帰着後は活用案、対策案、確認先、期限を記す。安全な経路や屋内参加を用意できない場では実施しない。
手順
- 10分、安全経路、端末管理者、自動同期・外部共有の停止、例外写真の責任者と削除日を確かめる
- 35分、三〜六人で経路を歩き、資源と課題を文字メモへ一件ずつ記す。私有地へ入らない
- 20分、写真を匿名メモへ移し、端末管理者が同期先も当日削除する。例外は責任者だけが閲覧する
- 15分、資源の活用案と課題の対策案を一件ずつ選び、未確認の事実を断定しない
- 10分、確認先と期限を記し、避難者、個別支援先、脆弱施設は広域化または非公開にする
もしもの分岐
- 出発前または歩行中に、気象警報、交通危険、体調不良、経路障害のいずれかが一件ある — 全班を出発させないか最寄りの安全な集合点へ戻し、屋内の地図確認へ切り替える
- 写真やメモに、人物、表札、車両番号、避難者、個別支援先、脆弱施設など公開で危険が増す情報が一件ある — 公開地図へ載せず広域化か非公開にする。端末管理者は同期先を含め当日削除し、例外写真は責任者だけが最長七日閲覧する
- 帰着予定から五分後に、所在を確認できない参加者が一人以上いる — 整理を始めず、事前の連絡順と経路確認を実行し、全員の安全を確認するまで成果物を共有しない
人数に合わせる
4〜6人は一組で歩く。7〜30人は3〜6人の組へ人数差一人以内で分け、各組に経路確認役を置く。同じ縮尺の地図を使うが、個人や私有地を示す記録は統合しない。公開時は避難者、個別支援先、脆弱施設の位置を広域化または非公開にする。31人以上は別回へ分ける。
準備するもの
- 同じ縮尺の白地図(1組1枚)
- 資源・課題の文字カード(1組につき各10枚)
- 経路・帰着時刻・緊急連絡先・写真の削除日を記す携帯用紙(1組1枚)
- 位置情報保存・クラウド自動同期・外部共有を切った管理端末(使用する組1台)
- 太字ペン(1組2本)
- 停止・休憩・屋内参加カード(1人1組)
出典: 総務省「ワークショップ手法を活用した話し合いのすすめ」: p.4 menu 1(PDL-1.0翻案・変更あり) / PDL-1.0の適用条件(PDL-1.0)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 地域の安全上の気づきを現地で集める
この手法の役割現地の利用状況を観察する
- 地域資源を歩いて確認し支援図を作る
この手法の役割現地で資源と障壁を観察する