論点を完全一致、条件つき一致、未一致へ分けて進める収束法
この手法で目指すこと
目的収束・対話
論点を完全一致、条件つき一致、未一致へ分けて進める収束法。全員一致を急ぐあまり、残る 条件や異論を曖昧にしたまま決める場に適する。
進行の骨子全員出す5分3〜6人組置く8分3〜6人組書く8分全員選ぶ8分全員残す6分計35分 / 4–30人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 出す論点を出す0–5分 · 全員 · 個人記録
- 置く三列へ置く5–13分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 書く条件を書く13–21分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 選ぶ確認者を選ぶ21–29分 · 全員 · 共同記録
- 残す格子を残す29–35分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 論点を出す · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計35分。
1/5論点を出す出す・5分・全員
2/5三列へ置く置く・8分・3〜6人組
3/5条件を書く書く・8分・3〜6人組
4/5確認者を選ぶ選ぶ・8分・全員
5/5格子を残す残す・6分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
論点を完全一致、条件つき一致、未一致へ分けて進める収束法。全員一致を急ぐあまり、残る条件や異論を曖昧にしたまま決める場に適する。条件つき一致へ確認者を置くことで、今実行する範囲と後で確かめる範囲を分ける。未一致を失敗として隠さず、実行範囲の外へ明示して残す。終了時には確認期限と実行範囲を持つ合意格子が残る。法的責任のある最終承認を代替する場や、反対者へ同意を強いる場には向かない。条件の確認結果が否定だった場合に、実行範囲から何を外すかも記しておくと、条件つき一致が事後の追認へ変わるのを防げる。
手順
- 5分、今決めたい論点と決定後に始める行動を一枚一件で書く
- 8分、各論点を一致、条件つき一致、未一致の三列へ全員で置く
- 8分、条件つき一致に必要な事実確認または期限を一文で書く
- 8分、確認ごとに担当者一人と全員へ返答する期限を選ぶ
- 6分、一致と条件つき一致の実行範囲、未一致の範囲を読み合わせて残す
もしもの分岐
- 三列へ置く時間が4分たっても未一致が空欄 — 反対する人が最も心配する結果を一枚だけ書いて再配置する
- 確認者を選ぶ時間が4分たっても条件つき一致が4件以上 — 次の一週間で確認できる二件を残し、他は未一致へ戻す
人数に合わせる
4人未満では異論の扱いを比較しにくいため不成立とする。全員を一組6人以下、人数差一人以内になるよう分け、各組が一面を使う。各組は条件つき一致を二件まで全体格子へ移す。30人では五組十件を扱い、未一致は実行範囲へ混ぜない。
準備するもの
- 論点付箋(1人3枚)
- 一致・条件つき一致・未一致の格子(A3判・各組1枚+全体統合用1枚)
- 筆記具(1人1本)
- 確認者札(条件つき一致1件につき1枚)
出典: 対話の譜面編集部: 部分合意の格子(オリジナル記述・図版)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 合意できる範囲と決定権を分ける
この手法の役割合意状態を分ける
- 利害が分かれる話題の共通点を探す
この手法の役割合意できる範囲を分ける
- 複数の案を比較して統合案を作る
この手法の役割分岐ごとの合意状態を確認する