実物の受け渡しを床の駅として歩いて再現する対話法
この手法で目指すこと
目的振り返り・チームビルド
実物の受け渡しを床の駅として歩いて再現する対話法。引継ぎ漏れが繰り返されても、 担当者の注意不足として処理され、どの地点で情報や成果物が止まるか見えない場に適する。
進行の骨子3〜6人組置く8分役割者渡す10分3〜6人組歩く10分3〜6人組試す10分全員選ぶ7分計45分 / 4–30人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く駅を置く0–8分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 渡す実物を渡す8–18分 · 役割者 · 共同記録
- 歩く動線を歩く18–28分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 試す停止条件を試す28–38分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 選ぶ修正駅を選ぶ38–45分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 駅を置く · 累積8分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計45分。
1/5駅を置く置く・8分・3〜6人組
2/5実物を渡す渡す・10分・役割者
3/5動線を歩く歩く・10分・3〜6人組
4/5停止条件を試す試す・10分・3〜6人組
5/5修正駅を選ぶ選ぶ・7分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
実物の受け渡しを床の駅として歩いて再現する対話法。引継ぎ漏れが繰り返されても、担当者の注意不足として処理され、どの地点で情報や成果物が止まるか見えない場に適する。参加者は成果物を持って工程順の駅を歩き、渡す物、受ける物、停止条件をその場で確かめる。言葉の説明では隠れる待ち時間と戻り先が身体動線として現れる。終了時には停止条件つきの引継ぎ動線と、最初に直す駅が残る。実物を安全に持ち出せない工程には向かない。
手順
- 8分、工程ごとの駅札を床へ置き、渡す役、受ける役、成果物を各駅へ割り当てる
- 10分、役割者が実物を持って駅を歩き、渡す言葉と受け取る確認をその場で再現する
- 10分、観察者が待ち、逆戻り、受領不明の地点を停止条件札へ書いて床へ置く
- 10分、別の参加者が同じ動線を歩き、停止条件だけで止まり戻れるかを試す
- 7分、全員で停止回数を比べ、最初に直す駅と変更する受領確認を一つ選ぶ
もしもの分岐
- 再現開始から5分後も成果物が最初の駅を出ない — 成果物を代替カードへ替え、渡す物の名称と完了条件だけを書いて再開する
- 二回目の歩行で同じ駅に2回以上逆戻りする — 戻り先の駅番号を停止条件札へ追記し、逆戻りを一度だけ再試行する
- 選定開始から4分後も修正駅が3駅以上残る — 停止時間が最長だった駅だけを残し、受領確認の変更へ絞る
人数に合わせる
4人未満では一人が渡す役と受ける役を交替し、3駅だけを再現する。4〜30人は一組6人以下になるよう人数差一人以内で分け、各組3〜6人で別動線を歩く。各組は停止回数が最多の駅を一つだけ全体へ持ち寄る。全体では駅を再演せず、共通する停止条件を統合する。
準備するもの
- 引継ぐ成果物または代替物(各組・各工程1点)
- 駅札(各組・各工程1枚・A3程度)
- 停止条件札(各組・各駅3枚)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 床貼りテープ(各組1巻)
出典: 対話の譜面編集部: 引継ぎの駅(オリジナル記述・図版)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 属人化した知識を引き継ぐ
この手法の役割知識の受け渡しを設計する
- 部門間で必要な支援を交換する
この手法の役割支援の受け渡しを設計する
- 部門間の引継ぎで止まる箇所を直す
この手法の役割受け渡し点を並べる