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調整して使える進行例

変化の道筋を、小さく試せる行動に変える

現在、移行、将来の活動を分け、権限内の実験と測定方法を設計する。

未来への備え・リスク・変化への対応振り返りから改善する4–16人計210分対面
終了時に残るもの三つの時間軸の活動図、追加承認なしで始める行動、変化実験の一枚計画

この場で決められること

結果を、どこまで決定として扱うか

小規模な改善実験を提案する。組織再編、雇用変更、大規模投資は責任者へ渡す。

この場では決めないこと

別の進め方を選ぶ条件

  • 将来像を確定計画としない。
  • 追加権限が必要な行動を着手扱いしない。
  • 単一指標だけで成功を断定しない。

進行の全体像

210分の流れを確認する

3段階・休憩10分・予備と終了確認21分

  1. 0–93分段階1 現在、移行、将来の活動を分ける三つの地平残す:三つの時間軸の活動図
  2. 93–116分段階2 自分たちの権限内の行動を選ぶ自分で動かせる一五パーセント残す:追加承認なしで始める行動
  3. 116–126分休憩10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 126–189分段階3 目標、実験、測定を結ぶ目標・実験・測定の循環残す:変化実験の一枚計画
  5. 189–210分予備・終了確認21分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「変化実験の一枚計画」の受取先と次の確認日を確かめる
  1. 段階1で残す三つの時間軸の活動図
  2. 段階2で残す追加承認なしで始める行動
  3. 段階3で残す変化実験の一枚計画

開催前

決めることと、用意するもの

判断の前提をそろえてから、道具と会場を準備する。

  1. 01
    問いと範囲

    現在、移行、将来の活動を分け、権限内の実験と測定方法を設計する。 開始前に、扱う対象と期間を一文で示す。

  2. 02
    この場で決めること

    小規模な改善実験を提案する。組織再編、雇用変更、大規模投資は責任者へ渡す。

  3. 03
    成果物の受取先

    終了時の「変化実験の一枚計画」を記録担当が保管し、期待する変化と観察方法を対応させる。

  4. 04
    参加と情報の境界

    発話、筆記、通過から参加方法を選べるようにし、個人情報、機密、属性評価を記録面へ出さない。

  5. 05
    運営体制

    主進行、記録担当、計時を開始前に割り当て、切替と停止を誰が宣言するか確認する。

  6. 06
    次の確認

    「変化実験の一枚計画」の見直し日、閲覧者、次に判断する責任者を決める。

運営役割主進行記録担当計時
道具を確認する 14件
まず用意する基本セット

付箋、A4コピー用紙、濃い色の太字ペン、マスキングテープ。全体で共有する進行では、模造紙またはホワイトボードも用意する。

「カード」「札」「票」は専用品を買わず、付箋かA4コピー用紙を切って作る。「開催前に集める資料」は省かず、「開催条件に合わせて選ぶもの」は必要な機能を日用品や会場備品で満たす。

同じ紙道具をまとめた。各項目では、数量と事前に書く内容を確認する。

共通の道具

普段使う文具をそのまま使う・3件

  1. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  2. 筆記具
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。
  3. 太字ペン
    用意する形
    濃い色の太字ペンまたはホワイトボードマーカー
    数量
    1人1本
    作り方・書く内容
    インクが出ることを確認し、参加者が取れる位置へ置く。薄い色のペンは避ける。

手書きで作るシート

付箋、A4コピー用紙、模造紙から作る・10件

  1. 三領域を横断する長紙
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「現在」、「移行」、「将来」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  2. 要素札
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人5枚
    作り方・書く内容
    上部に「要素」と書き、その下に「領域記号」の記入欄を作る。一枚に一件を書ける余白を取る。
  3. 二つの領域をつなぐ紙片
    用意する形
    マスキングテープ、またはA4コピー用紙を細長く切った紙片
    数量
    1組3本
    作り方・書く内容
    二つの領域をまたげる長さの紙片またはマスキングテープを使う。紙片には「現在→移行」のように出発点と行き先を書き、橋渡しする試行の付箋と一緒に置く。 二つの領域をまたげる長さにする。
  4. 一五パーセントの一手カード
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人2枚
    作り方・書く内容
    専用品は購入せず、紙片の上部に「一五パーセントの一手」と書く。参加者が書き込む場合は一枚に一件とし、必要な見出しは開始前に手書きする。
  5. 本人が選んだ小さな一手を共有する面
    用意する形
    模造紙またはホワイトボード
    数量
    1面
    作り方・書く内容
    作業面を「本人が試す一手」、「試す日」、「後で一緒に振り返る相手」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  6. 小さな一手を試す日を書く付箋
    用意する形
    75×75mm程度の付箋、またはA4コピー用紙を4つ切りにした紙片
    数量
    1人1枚
    作り方・書く内容
    本人が選んだ一手、試す日、後で一緒に振り返る相手を書く。本人が持ち帰れるよう一人一枚にする。
  7. 目標・実験・測定を分ける自作3欄紙
    用意する形
    A4コピー用紙を2枚並べた紙面。広く使う場合はマスキングテープでつなぐ
    数量
    1組1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「目標」、「実験」、「測定」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  8. 実験案の優先度を比べる表
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    実験案1件1枚
    作り方・書く内容
    作業面を「期待する影響」、「必要な労力」、「結果への確信度」の3欄に分ける。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  9. 開始値・取得方法・利用目的・保管・削除を記す測定票
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    実験案1件1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「開始値」、「取得方法」、「利用目的」、「保管」、「削除」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。
  10. 停止条件・責任者・短周期の更新日を記す学習票
    用意する形
    A4コピー用紙
    数量
    実験案1件1枚
    作り方・書く内容
    一枚の用紙に「停止条件」、「責任者」、「短周期の更新日」の欄を作る。色だけに頼らず、各欄の見出しを文字で書く。

開催前に集める資料

この進行の入力として必ずそろえる・1件

  1. 参加と記録の扱いを確認する案内
    用意する形
    A4コピー用紙または同内容の閲覧用データ
    数量
    影響を受ける人1部
    作り方・書く内容
    「参加内容」、「同意は任意であること」、「同意を撤回する方法」、「撤回後に既存記録を残すか削除するか」を、初めて読む人にも分かる言葉で記す。作成日、確認した担当、質問先を添え、配付する場合は拡大文字版または閲覧用データも同じ内容で用意する。
会場の設えを確認する 10件
  • 3〜6人組の島卓(各組1卓・人数差1人以内)
  • 左から現在・移行・将来を示す床または卓上の三領域(1組1面)
  • 全体の橋渡し欄(1面)
  • 二〜四人で向き合える椅子
  • 一手カードを自分だけが読める机上または膝上の場所
  • 助言は依頼された時だけ行うと入口で共有
  • 目標は参加者が影響できる望ましい状態とし、数値達成を罰則、確約、人事評価へ使わないと掲示する
  • 実験ごとに影響を受ける立場、実行責任者、専門確認先、停止条件、元へ戻す方法を先に置く
  • 測定は個人データを原則集めず、既存値または個人を特定しない集計値を使い、利用目的、取得担当、保管期間、削除日、更新日を定める
  • 影響を受ける人へ実験と測定を平易に説明し、本人同意と撤回方法、撤回後に既存記録を削除・匿名化・利用停止する選択を先に示す

当日

進行譜に沿って進める

時間は開始からの経過時間で示す。各段階を「確認する、実施する、渡す」の順に追う。

  1. 093

    段階 1

    現在、移行、将来の活動を分ける

    三つの地平の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 0–90分引継ぎ 90–93分
    1. 1
      確認する

      主進行が、役割、終了時刻、終了時に残す成果物を参加者へ共有する

    2. 2
      実施する
      • 現在の中核活動、移行期の試み、将来の活動を三つの時間軸へ置く。
      • 同時に進めると衝突する活動と、移行に必要な準備を線で示す。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す三つの時間軸の活動図

      権限内で始められる移行行動を、次段で選ぶ候補として渡す。

  2. 93116

    段階 2

    自分たちの権限内の行動を選ぶ

    自分で動かせる一五パーセントの詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 93–113分引継ぎ 113–116分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「三つの時間軸の活動図」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 追加予算、追加権限、他者の許可なしで始められる行動を書く。
      • 担当者が一件を選び、開始日と助けを求める相手を決める。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す追加承認なしで始める行動

      選んだ行動を実験設計へ渡す。

  3. 116–126分 休憩 10分参加者は休憩し、運営側は前段階の成果物を次の作業面へ移す
  4. 126189

    段階 3

    目標、実験、測定を結ぶ

    目標・実験・測定の循環の詳しい手順を見る

    担当主進行記録担当計時
    手法 126–186分引継ぎ 186–189分
    1. 1
      確認する

      主進行が、前段階の「追加承認なしで始める行動」がそろっていることを確認する

    2. 2
      実施する
      • 期待する変化を観察できる目標として書き、選んだ行動を実験にする。
      • 測定方法、期間、担当、停止条件、次回判断日を置く。
    3. 3
      渡す

      この段階で残す変化実験の一枚計画

      時間軸図と実験計画を実施責任者へ渡す。

  5. 189–210分 予備・終了確認 21分最初は遅れの吸収に使い、最後の5分は「変化実験の一枚計画」の受取先と次の確認日を確かめる

運営体制

役割と担当時間

主進行
担当すること「変化の道筋を、小さく試せる行動に変える」の目的と扱わない範囲を守り、段階の開始と終了を伝える担当する時間開始前から終了まで担当段階 1・2・3
記録担当
担当すること三つの時間軸の活動図、追加承認なしで始める行動、変化実験の一枚計画を段階ごとに記録し、終了時に受取先へ渡す担当する時間開始前の記録面準備から終了後の保管まで担当段階 1・2・3
計時
担当すること各段階の終了3分前と、休憩・予備時間への切替を主進行へ知らせる担当する時間全段階の開始時と終了3分前担当段階 1・2・3

受け渡し

成果物と保管担当

三つの時間軸の活動図
使い道維持、縮小、試行、拡大の関係を示す。保管担当記録担当
追加承認なしで始める行動
使い道移行を止めず小さく着手する。保管担当記録担当
変化実験の一枚計画
使い道期待する変化と観察方法を対応させる。保管担当記録担当

例外対応

進行を切り替えるとき・止めるとき

条件に当てはまったら、主進行が切替または停止を伝え、記録担当が変更内容を残す。

段階ごとの切替

  1. この兆候を確認活動カードが三十件を超える。該当段階の行動を見る

場を止める条件

  1. この兆候を確認実験が雇用条件、権利、安全、個人情報へ影響する。その場で行う

    着手を止め、正式な審査と同意へ渡す。

  2. この兆候を確認担当、期限、測定方法がないまま実施を宣言する。その場で行う

    実験計画へ戻し、三項目を決める。

編集・印刷して使う資料

共通テンプレートで準備を始める

このページでは、進行内容を無料で確認できる。まず共通テンプレートへ目的、参加者、役割、進行、成果物を書き写し、開催条件に合わせた準備に使える。

  • 開催前開催概要、参加者向け事前案内、役割表、設営チェック
  • 当日当日進行表、読み上げ文、手法カード
  • 切替・停止時進行の切替案、停止条件、変更記録
  • 終了後成果物の保管先記入欄、出典・権利
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