体験者が内円で語り、外円が発言を保留して聴く対話法
この手法で目指すこと
目的振り返り・対話・チームビルド
体験者が内円で語り、外円が発言を保留して聴く対話法。終了時には本人の言葉による体験記録と外円の観察が 残る。
進行の骨子全員整える5分内円選ぶ10分内円語る20分外円渡す15分全員結ぶ10分計60分 / 15–100人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 整える内外円を整える0–5分 · 全員 · 記録なし
- 選ぶ体験を選ぶ5–15分 · 内円 · 個人記録
- 語る体験を語る15–35分 · 内円 · 共同記録
- 渡す質問を渡す35–50分 · 外円 · 共同記録
- 結ぶ観察を結ぶ50–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 内外円を整える · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5内外円を整える整える・5分・全員
2/5体験を選ぶ選ぶ・10分・内円
3/5体験を語る語る・20分・内円
4/5質問を渡す渡す・15分・外円
5/5観察を結ぶ結ぶ・10分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
体験者が内円で語り、外円が発言を保留して聴く対話法。利用者の経験を議論すると、支援者や専門家の解釈が先に入り、本人の出来事と感情が消える場に適する。内円は具体的な体験を互いに語り、外円は引用したい言葉と観察だけを記録する。質問時間まで発言を待つため、評価や助言を混ぜず本人の語りを保てる。終了時には本人の言葉による体験記録と外円の観察が残る。公開の場で語ることが心理的安全性を損なう経験には向かない。
手順
- 5分、体験者5〜7人を内円、残る参加者を外円へ置き、発言と観察の境界を示す
- 10分、内円の各自が扱える具体的な利用体験を一件選び、出来事の順をメモする
- 20分、内円だけで出来事、転機、影響を順に語り、体験者同士が補足質問をする
- 8分、外円が引用した本人の言葉と観察を読み、評価や助言を加えず内円へ返す
- 7分、外円から事実確認の質問だけを一人一問まで渡し、内円が答えられる範囲で答える
- 10分、全員で体験の共通点と違いを記録し、次に確かめる利用場面を一件選ぶ
もしもの分岐
- 語り始めて5分後も内円の発言者が一人だけ — 次の体験者を指名せず、出来事の転機を一人一文で順に足す
- 外円の返却で助言または評価の文が3件続く — 本人が実際に述べた言葉へ線を引き、その引用だけを読み直す
- 質問開始から4分後に答えたくない表示が2回以上出る — その話題を閉じ、質問札を回収して別の利用場面へ移る
人数に合わせる
15人未満では内円と外円の観察差が乏しいため、体験者3人と観察者で短縮する。50人までは内円5〜7人を一組置く。51〜100人は会場ごとに最大50人になるよう分け、各会場で一つの内外円を作る。各会場は本人の引用三件だけを全体記録へ移し、体験談そのものは統合しない。
準備するもの
- 内円の椅子(体験者5〜7人分)
- 外円の椅子(残る参加者1人1脚)
- 観察記録紙(外円1人1枚)
- 濃色の筆記具(1人1本)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 参加しにくさに対する代替方法を決める
この手法の役割参加障壁の経験を聴く
- 利用者の体験から改善点を見つける
この手法の役割利用経験を聴く