現場で起きたことを観察し、解釈と分けて記録する手法
この手法で目指すこと
目的対話・振り返り
現場で起きたことを観察し、解釈と分けて記録する手法。終了時には観察記録、 解釈、見つけた機会、次に試す小さな行動が残る。
進行の骨子全員掲げる8分2人組観察する30分全員持ち寄る7分小組足す15分全員拓く15分計75分 / 2–30人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 掲げる問いを掲げる0–8分 · 全員 · 記録なし
- 観察する現場を観察する8–38分 · 2人組 · 個人記録
- 持ち寄る工夫品を持ち寄る38–45分 · 全員 · 共同記録
- 足す解釈を足す45–60分 · 小組 · 共同記録
- 拓く機会を拓く60–75分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 問いを掲げる · 累積8分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計75分。
1/5問いを掲げる掲げる・8分・全員
2/5現場を観察する観察する・30分・2人組
3/5工夫品を持ち寄る持ち寄る・7分・全員
4/5解釈を足す足す・15分・小組
5/5機会を拓く拓く・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
現場で起きたことを観察し、解釈と分けて記録する手法。会議室の議論だけでは現場の行動が分からず、対策が的外れになる場に向く。観察欄には人がした行動、実際に使った言葉、時刻、場所を書き、「困っていた」などの意味づけは別の解釈欄へ後から書く。この分け方により、見たことと推測を照合できる。終了時には観察記録、解釈、見つけた機会、次に試す小さな行動が残る。現場の許可と安全を確保できない場、一度の観察だけで人や集団を評価する場には使わない。
手順
- 8分、共有する課題を掲げ、事実欄と解釈欄を分けた観察ガイドを配る
- 30分、2人組で現場に出て、行動、言葉、時刻、場所を観察欄へ書き取る
- 7分、戻って集めた工夫品や記録を共有台へ持ち寄り、一件ずつ並べる
- 15分、小組でノートを見直し、事実に解釈を後から書き添える
- 15分、事実、解釈、次の一手の順で全体に語り、試す機会を一つ選ぶ
もしもの分岐
- 持ち寄った工夫品の説明で最初の一文が解釈から始まる組が2組以上ある — 発表を止め、観察欄へ行動、言葉、時刻、場所を書き、意味づけを解釈欄へ移してから続ける
- 機会を拓く相談の終了2分前になっても次に試す機会が0件 — 観察記録の中で最も驚いた事実を一つ選び、それだけを確かめる観察を決める
人数に合わせる
2人では一組だけが現場に出て、戻った二人がそのまま小組を兼ねる。2〜30人は観察先を組数分用意し、現場へ2人組で振り分ける。組が10を超える場合は工夫品の共有を前半と後半に分け、時間を10分延ばして両方を全員で見る。
準備するもの
- 観察ガイド(事実欄と解釈欄を分けた用紙・1人1枚)
- 記録用ノートと筆記具(1人1組)
- 収集した工夫品を並べる共有台(1面)
- 「事実・解釈・次の一手」記入シート(小組に1枚)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 手続きの待ち時間と重複を減らす
この手法の役割現場の行動と待ちを観察する
- 利用者の体験から改善点を見つける
この手法の役割体験が起きる場面を観察する