影響が大きい二つの不確実性を交差させ、四つの未来を描く方法
この手法で目指すこと
目的発散・意思決定
影響が大きい二つの不確実性を交差させ、四つの未来を描く方法。終了時には二軸、四つの未来、 固有の特徴、早期兆候が残る。
進行の骨子3〜5人組出す15分全員選ぶ25分3〜5人組描く30分3〜5人組試す30分全員残す20分計120分 / 6–30人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 出す不確実性を出す0–15分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 選ぶ二軸を選ぶ15–40分 · 全員 · 共同記録
- 描く四未来を描く40–70分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 試す差異を試す70–100分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 残す兆候を残す100–120分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 不確実性を出す · 累積15分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計120分。
1/5不確実性を出す出す・15分・3〜5人組
2/5二軸を選ぶ選ぶ・25分・全員
3/5四未来を描く描く・30分・3〜5人組
4/5差異を試す試す・30分・3〜5人組
5/5兆候を残す残す・20分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
影響が大きい二つの不確実性を交差させ、四つの未来を描く方法。単一予測へ議論が寄る、好ましい未来だけを計画の前提にする、将来の違いを形容詞だけで語る場に適する。参加者は不確実性の両端を観察可能な状態で書き、互いに独立して動く二軸を選ぶ。各象限では暮らし、判断、資源の変化を具体化し、隣の象限との差を反証票で試す。終了時には二軸、四つの未来、固有の特徴、早期兆候が残る。四象限を予測確率や実行計画として扱う場、入力となる不確実性を根拠なく決める場には向かない。
手順
- 15分、各組で影響が大きく先行きが割れる要因を六件まで出し、両端の状態を札へ書く
- 15分、全体で似た札を寄せ、片方が決まると他方も決まる組合せを依存ありとして外す
- 10分、影響と独立性を比べて二件を選び、両端の状態を二軸十字の端へ一つずつ置く
- 30分、各組で四象限すべてへ暮らし、判断、資源の状態を一件ずつ置き、未来像を描く
- 20分、シートを右隣組へ回し、隣接象限でも成立する記述へ反証票を置いて理由を書く
- 10分、戻った反証票を読み、四未来の差が観察できるよう記述を一件ずつ直す
- 20分、四未来へ固有名をつけ、近づいたと判断できる早期兆候を各象限一件記録する
もしもの分岐
- 二軸選定開始から10分で候補が4件以上残る — 一方の端が起きても他方の両端が成立する組だけを残し、影響範囲が広い二件へ絞る
- 未来記述開始から18分で二つ以上の象限に同文の札が3枚以上ある — その札を外し、軸の端が変わると誰の何が変わるかを象限別に書き直す
人数に合わせる
6人未満では二軸の独立性と四未来の差を相互検討しにくいため不成立とする。6〜10人は二組で各組一面を作る。11〜30人は一組5人以下、人数差一人以内になるよう分け、全組が四象限を作る。30人では六面の兆候だけを全体面へ集め、同じ軸でも象限名や記述を統合しない。
準備するもの
- 不確実性札(1人6枚・両端欄つき)
- 二軸十字シート(1組1枚・A2程度)
- 世界記述札(1組12枚)
- 反証票(1組4枚)
- 兆候票(1組4枚)
- 筆記具(1人1本・濃色)
出典: Government Office for Science: Scenario Matrix(翻案・変更あり) / OGL 3.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 不確実な戦略案を、撤回できる選択肢に変える
この手法の役割異なる外部状況を作る
- 複数の未来に備える選択肢を作る
この手法の役割異なる未来の筋書きを作る