共通行動を自律、相談、承認の三帯へ全員で配置する権限対話法
この手法で目指すこと
目的意思決定・チームビルド
共通行動を自律、相談、承認の三帯へ全員で配置する権限対話法。終了時には判断権限の境界地図と、 相談へ持ち込む条件が残る。
進行の骨子4〜10人組引く3分1人書く4分4〜10人組置く4分4〜10人組戻す6分4〜10人組決める3分計20分 / 4–50人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 引く三帯を引く0–3分 · 4〜10人組 · 記録なし
- 書く行動を書く3–7分 · 1人 · 個人記録
- 置く個人で置く7–11分 · 4〜10人組 · 共同記録
- 戻す割れ札を戻す11–17分 · 4〜10人組 · 共同記録
- 決める境界を決める17–20分 · 4〜10人組 · 共同記録
1 / 5 · 三帯を引く · 累積3分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計20分。
1/5三帯を引く引く・3分・4〜10人組
2/5行動を書く書く・4分・1人
3/5個人で置く置く・4分・4〜10人組
4/5割れ札を戻す戻す・6分・4〜10人組
5/5境界を決める決める・3分・4〜10人組
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
共通行動を自律、相談、承認の三帯へ全員で配置する権限対話法。任せたつもりと許可が必要という認識が食い違い、判断が止まるチームに適する。進行役が選んだ同じ三行動の複製札を全員へ配り、各自が発話せず三帯へ置く。同じ行動の札が複数帯へ割れた場合だけ中央へ戻し、判断に足りない情報を一つ加えて再配置するため、権限論が一般論へ広がらない。終了時には判断権限の境界地図と、相談へ持ち込む条件が残る。法令や職務規程で承認者が固定された行動の変更には向かない。
手順
- 3分、各組の床へ自律・相談・承認の三帯を引き、全組で比べる共通行動三件の原本を各組へ置く
- 4分、各自が共通行動三件の複製札を一組受け取り、自分の識別印を一つずつ書く
- 4分、発話せず三枚を各帯の行動別区画へ置き、同じ行動の配置差が読めるよう並べる
- 6分、複数帯へ割れた行動の札だけを各自が回収し、情報を一つ加えて再配置する
- 3分、各組が一致札と再配置後の札を境界地図へ固定し、割れた行動だけを全体へ渡す
もしもの分岐
- 個人配置の3分後に承認帯へ札の8割以上が集まる — 失敗しても一日以内に戻せる行動へ印を付け、その札だけ自律帯との境界へ移す
- 再配置開始から3分後も根拠なしの役職名だけが2回以上出る — 役職名を判断に必要な情報へ言い換え、情報追記札へ一項目で書く
- 終了時に割れ札が全体の半数以上残る — 影響範囲が最小の札を一つだけ二週間試行とし、他は相談帯へ保留する
人数に合わせる
4人未満では共通行動三件を二つの役割から一組ずつ配置する。4〜10人は1組で三帯を共有する。11〜50人は一組10人以下、全体で2〜5組になるよう均等に分け、各組4〜10人で帯札3枚、情報札6枚、テープ1巻、床面1面、原本3件、9区画を使う。組ごとの一致札は固定し、配置が割れた行動だけを全体境界へ渡して、試行条件と確認日を決める。
準備するもの
- 共通行動の複製札(1人3枚)
- 自律・相談・承認の帯札(各組3枚・A3程度)
- 情報追記札(各組6枚・共通行動1件につき2枚)
- 共通行動の原本(各組3件)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 床貼りテープ(各組1巻)
出典: 対話の譜面編集部: 許可の境界線(オリジナル記述・図版)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 合意できる範囲と決定権を分ける
この手法の役割自律判断できる境界を確認する
- 誰が決め、誰へ相談するかを整理する
この手法の役割許可と相談の境界を描く