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学習路 一

初めて90分の場を組む

目的、参加者、時間から、無理のない最初の進行案を組み立てる。

持ち帰る判断: 終了時に残すものと、次の一手を先に決める。

状況と譜面予測介入選択結果と理由練習パック
  1. ケース 1

    開始10分で話し始められない

    IAF参考対応 C参加できる環境をつくり、保つCreate and Sustain a Participatory Environment

    一 状況を読む

    初対面を含む8人が、テーマを前に沈黙している。進行役だけが背景説明を続けている。

    発言者は進行役だけ

    最初の全体発言には心理的負荷がある

    開始10分で参加者の声がまだ記録されていない

    二 次を予測する

    このまま全体への問いを重ねたとき、誰が最初に話し、その後の発言者はどう偏るだろうか。

    入力は送信せず、ブラウザを離れると失われる。個人情報や実在人物の名前は書かない。

    三 介入を選ぶ

    今この場で、最初に行う介入を一つ選ぶ

    四 結果と理由を確かめる

    JavaScriptを使わない表示では、三つの選択結果をすべて掲載している。

    典型的な失敗

    進行役の説明を足すほど、参加者は「正解を聞く場」だと読み、最初の発言がさらに重くなる。

    このケースの推奨

    一人で考える時間を短く置き、二人組で話し、その後に一言だけ全体へ持ち寄る。

    理由: 参加単位を一人、二人、全体へ段階化すると、全員が考えを持った状態で共有へ進める。

    1-2-4-All を見る →

    練習パック · 15分

    最初の声をひらく15分リハーサル

    二つの役
    進行役 / 参加者兼観察者
    実演
    「今日持ち帰りたいことは何か」を問い、一人1分、二人2分、全体4分で実演する。
    観察
    • 問いを読んでから最初の発話までの秒数
    • 一人の発話が次の人へ渡るきっかけ
    • 発言していない人が残った段階
    振り返り
    • どの切替で発言の負荷が下がったか
    • 本番の人数では組をどう作るか
    持ち帰るもの
    本番用の問い一文、各段階の時間、組分けの方法を一枚に記す。

    本番参加者を使わず、同僚二人で短く試す。実地の安全性と適合は開催責任者が別に判断する。

  2. ケース 2

    目的が広すぎて、終わりが決まらない

    IAF参考対応 B適切な集団プロセスを計画するPlan Appropriate Group Processes

    一 状況を読む

    「よいアイデアを出す」が唯一の到達点になっており、依頼者と成果物の認識を合わせていない。

    よい、の判定者が不明

    案の数と質の基準がない

    終了後に誰が何を受け取るか未定

    二 次を予測する

    発散を45分続けた後、残り時間に何を選び、誰へ引き渡せるだろうか。

    入力は送信せず、ブラウザを離れると失われる。個人情報や実在人物の名前は書かない。

    三 介入を選ぶ

    今この場で、最初に行う介入を一つ選ぶ

    四 結果と理由を確かめる

    JavaScriptを使わない表示では、三つの選択結果をすべて掲載している。

    典型的な失敗

    「よい案」を増やす活動が目的化し、最後に選定基準、責任者、引渡し形式を一度に決めようとする。

    このケースの推奨

    依頼者と、90分後に残す成果物、判定者、次の担当者を一文で合意し、最後の15分を予約する。

    理由: 成果物を先に定義すれば、途中の活動を増やしすぎず、実行へ渡せる設計になる。

    進行設計絵コンテを見る →

    練習パック · 15分

    終点から組む15分設計ドリル

    二つの役
    依頼者役 / 設計者役
    実演
    曖昧な依頼を受け、成果物、判定者、引渡し先を三つの空欄で聞き返す。
    観察
    • 成果物が物として想像できるか
    • 決める人と受け取る人を区別したか
    • 最後の活動から逆算できたか
    振り返り
    • 曖昧さが残った言葉は何か
    • 開始前に誰へ確認するか
    持ち帰るもの
    「終了時に、誰が、何を、誰へ渡す」の一文と、最後の15分の進行を残す。

    本番参加者を使わず、同僚二人で短く試す。実地の安全性と適合は開催責任者が別に判断する。

  3. ケース 3

    時間が足りなくなった

    IAF参考対応 D有用な成果へ集団を導くGuide Group to Appropriate and Useful Outcomes

    一 状況を読む

    共有が予定より伸び、終了まで12分。まとめ、次の担当、終了後の連絡がまだ決まっていない。

    共有の残りは推定20分

    全員報告という暗黙の期待がある

    引渡しに最低8分必要

    二 次を予測する

    全員の報告を同じ長さで続けた場合、終了時に誰がどの判断を引き受けるだろうか。

    入力は送信せず、ブラウザを離れると失われる。個人情報や実在人物の名前は書かない。

    三 介入を選ぶ

    今この場で、最初に行う介入を一つ選ぶ

    四 結果と理由を確かめる

    JavaScriptを使わない表示では、三つの選択結果をすべて掲載している。

    典型的な失敗

    元の進行表を守ることに固執し、終了後に必要な責任者と未完事項の確認を省く。

    このケースの推奨

    残り12分と変更理由を明示し、共有を一人一言に縮め、8分を引渡しに確保する。

    理由: 変更の透明性を保ちながら、参加の最低線と実施後の責任を両立できる。

    最小仕様を見る →

    練習パック · 15分

    残り12分の立て直し訓練

    二つの役
    進行役 / 時間管理兼参加者役
    実演
    共有途中で「残り12分」のカードを出し、変更説明、一言共有、引渡しを実演する。
    観察
    • 変更理由を一文で伝えたか
    • 扱えない内容の行き先を示したか
    • 担当者と期限を復唱したか
    振り返り
    • 何を守り、何を削ったか
    • 参加者の納得をどこで確かめたか
    持ち帰るもの
    短縮宣言の台詞、削減条件、引渡し三項目を緊急カードにする。

    本番参加者を使わず、同僚二人で短く試す。実地の安全性と適合は開催責任者が別に判断する。