一人で考えてから対話の人数を広げる参加方法
この手法で目指すこと
目的対話・発散・収束
一人で考えてから対話の人数を広げる参加方法。終了時には各組が選んだ重要な気づきが前方に集まり、 場の論点一覧として残る。
進行の骨子1人考える1分2人(奇数時は1組だけ3人)話す2分3〜5人深める4分全員ひらく5分計12分 / 4–100人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 考えるひとりで考える0–1分 · 1人 · 個人記録
- 話すペアで話す1–3分 · 2人(奇数時は1組だけ3人) · 記録なし
- 深める4人で深める3–7分 · 3〜5人 · 記録なし
- ひらく全体でひらく7–12分 · 全員 · 共同記録
1 / 4 · ひとりで考える · 累積1分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計12分。
この手法は
一人で考えてから対話の人数を広げる参加方法。発言が数人に偏る会議、考える前に議論が始まる場、初対面どうしが黙り込む立ち上げの時間に適する。参加者は一人、二人、四人、全体の順に考えを持ち寄る。各段階では発話、筆記、通過から参加方法を選び、話すことを強制しない。終了時には各組が選んだ重要な気づきが前方に集まり、場の論点一覧として残る。結論まで詰める合意形成や、発言者を厳密に記録する場には単独で使わない。
手順
- 問いをひとつ提示する(例:「この課題で、私たちがまだ話せていないことは何か」)
- 1分、ひとりで静かに考え、付箋に一件だけ書き留める
- 2分、ペアで発話または筆記を見せ合い、通過も認めて互いの考えを受け取る
- 4分、ペアを合流させて4人組にし、共通点と違いから気づきを一つ選ぶ
- 5分、各組の気づきをひとつずつ全体でひらき、付箋を前方に貼って場の記録にする
もしもの分岐
- 全体共有の開始から3分で発表を終えた組が半数未満 — 発表を各組一文に限定し、残りの付箋は前方の壁にまとめて貼る
- ペア開始から1分たっても発話または筆記で参加する人がいない — 問いを具体的な場面へ言い換え、通過も選べると伝える
人数に合わせる
4人未満はペアから全体共有へ進む。4人以上は二人組を作り、二組ずつ合流する。二人組が三組残れば、六人を三人組二つへ組み直す。二人組が一組余れば、先ほどの三人組と合流して五人組にする。20人を超えたら全体共有を各組一文にする。100人規模は4人組の共有までで完結し、全体は挙手した2〜3組だけを扱う。
準備するもの
- 付箋またはメモ用紙(1人3枚・75×75mm程度)
- 筆記具(1人1本・黒または青)
出典: Liberating Structures: 1-2-4-All(Lipmanowicz & McCandless)(CC BY-SA 4.0(翻案))
翻案部分もCC BY-SA 4.0で提供する。