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学習路 二

発散の成果を収束へ渡す

意見を急いで一つにせず、比較できる材料へ整えて選ぶ。

持ち帰る判断: 選んだ理由と、保留した論点を区別して残す。

状況と譜面予測介入選択結果と理由練習パック
  1. ケース 1

    付箋が増え続け、読めなくなった

    IAF参考対応 B適切な集団プロセスを計画するPlan Appropriate Group Processes

    一 状況を読む

    20人の案が壁一面にあり、同じ言葉でも意図の違う案と、表現だけ異なる案が混ざっている。

    壁面の付箋は合計86枚

    作成者以外は意味を説明していない

    選定基準をまだ合意していない

    二 次を予測する

    今すぐ投票すると、目立つ言葉と重複した案は結果へどのような影響を与えるだろうか。

    入力は送信せず、ブラウザを離れると失われる。個人情報や実在人物の名前は書かない。

    三 介入を選ぶ

    今この場で、最初に行う介入を一つ選ぶ

    四 結果と理由を確かめる

    JavaScriptを使わない表示では、三つの選択結果をすべて掲載している。

    典型的な失敗

    整理を省いて投票するか、進行役だけで整理し、案の意味と判断過程を失う。

    このケースの推奨

    参加者と似た意味を仮置きで束ね、各束の共通点と相違点を短い見出しで記す。

    理由: 分類を比較のための中間成果物にすると、案を減らす前に関係を検討できる。

    KJ法を見る →

    練習パック · 15分

    12枚を束ねる15分練習

    二つの役
    束ねる人 / 意味を問い返す人
    実演
    意味が近い12枚の例を、仮置き、確認、見出し付けの順で整理する。
    観察
    • 作成者の言葉を勝手に言い換えていないか
    • 迷う札を無理に束へ入れていないか
    • 束の違いを説明できるか
    振り返り
    • 最も迷った組合せは何か
    • 仮置きだと伝える言葉は何か
    持ち帰るもの
    束の見出し、境界に残した札、未確認の問いを一枚に記す。

    本番参加者を使わず、同僚二人で短く試す。実地の安全性と適合は開催責任者が別に判断する。

  2. ケース 2

    声の大きい案だけが残りそうだ

    IAF参考対応 D有用な成果へ集団を導くGuide Group to Appropriate and Useful Outcomes

    一 状況を読む

    候補は8案。二人が繰り返し推す案へ会話が集中し、他の参加者は判断理由をまだ話していない。

    判断基準は口頭でも未定

    発言回数に偏りがある

    候補ごとの根拠が同じ形式で並んでいない

    二 次を予測する

    自由討議を続けた場合、最終判断の根拠は記録にどのように残るだろうか。

    入力は送信せず、ブラウザを離れると失われる。個人情報や実在人物の名前は書かない。

    三 介入を選ぶ

    今この場で、最初に行う介入を一つ選ぶ

    四 結果と理由を確かめる

    JavaScriptを使わない表示では、三つの選択結果をすべて掲載している。

    典型的な失敗

    発言量または票数をそのまま判断品質とみなし、後から説明できる基準を残さない。

    このケースの推奨

    参加者と三つ以内の判断基準を合意し、候補を基準ごとに同じ形式で見比べる。

    理由: 選好と根拠を分離し、少数意見を含む候補の価値と負担を比較できる。

    優先度スライダーを見る →

    練習パック · 15分

    基準を先に置く15分比較練習

    二つの役
    進行役 / 強く推す参加者役
    実演
    三候補の自由討議を一度止め、目的から三つの判断基準を引き出して再比較する。
    観察
    • 基準が目的に結びついているか
    • 全候補を同じ順で見たか
    • 少数意見の理由を記録したか
    振り返り
    • 選好と根拠を区別できたか
    • 基準自体の異論をどう扱ったか
    持ち帰るもの
    三つの基準、候補別の根拠、保留した異論を比較表にする。

    本番参加者を使わず、同僚二人で短く試す。実地の安全性と適合は開催責任者が別に判断する。

  3. ケース 3

    今は決められない論点がある

    IAF参考対応 D有用な成果へ集団を導くGuide Group to Appropriate and Useful Outcomes

    一 状況を読む

    法務確認が必要な案を含み、今日決めると後戻りが大きい。しかし次回会議の日だけ決めても情報は揃わない。

    不足情報の所有者が不明

    保留理由が「要確認」だけ

    再開時の判断条件がない

    二 次を予測する

    「次回まで保留」とだけ記録した場合、次回の冒頭で何を確認し直すことになるだろうか。

    入力は送信せず、ブラウザを離れると失われる。個人情報や実在人物の名前は書かない。

    三 介入を選ぶ

    今この場で、最初に行う介入を一つ選ぶ

    四 結果と理由を確かめる

    JavaScriptを使わない表示では、三つの選択結果をすべて掲載している。

    典型的な失敗

    保留を日付だけで管理し、判断に必要な情報、取得責任、再開条件を残さない。

    このケースの推奨

    保留理由、待つ情報、取得担当、期限、再開条件を一つの記録へまとめる。

    理由: 再開条件が揃えば、保留は放置ではなく次の判断へ進む仕事になる。

    決定の負債台帳を見る →

    練習パック · 15分

    保留を再開可能にする15分記録練習

    二つの役
    判断責任者 / 記録者
    実演
    「法務確認で保留」という一文を、五つの再開情報を含む記録へ書き換える。
    観察
    • 不足情報を具体化したか
    • 取得担当と期限があるか
    • 再開条件を検証可能にしたか
    振り返り
    • 日付だけの保留と何が違うか
    • 再開前に通知する相手は誰か
    持ち帰るもの
    保留理由、待つ情報、担当、期限、再開条件の五欄を埋める。

    本番参加者を使わず、同僚二人で短く試す。実地の安全性と適合は開催責任者が別に判断する。