花・とげ・つぼみの3列で経験の良し悪しと可能性を仕分ける手法
この手法で目指すこと
目的振り返り・発散
花・とげ・つぼみの3列で経験の良し悪しと可能性を仕分ける手法。終了時には3列に仕分けられた付箋群と、担当と確認時点付きの行動一覧が残る。
進行の骨子全員掲げる3分全員綴る12分全員留める6分全員束ねる12分全員託す12分計45分 / 3–20人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 掲げるテーマを掲げる0–3分 · 全員 · 記録なし
- 綴る気づきを綴る3–15分 · 全員 · 個人記録
- 留める列に留める15–21分 · 全員 · 共同記録
- 束ねる話題を束ねる21–33分 · 全員 · 共同記録
- 託す行動を託す33–45分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · テーマを掲げる · 累積3分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計45分。
1/5テーマを掲げる掲げる・3分・全員
2/5気づきを綴る綴る・12分・全員
3/5列に留める留める・6分・全員
4/5話題を束ねる束ねる・12分・全員
5/5行動を託す託す・12分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
花・とげ・つぼみの3列で経験の良し悪しと可能性を仕分ける手法。振り返りや発散の場で、良い点と課題を同列に並べただけでは次の一歩につながらない場に適する。同じ出来事を良い点・課題・可能性という異なる列へ強制的に仕分けるため、感想で終わらず芽を担当者付きの行動へ変換できる。終了時には3列に仕分けられた付箋群と、担当と確認時点付きの行動一覧が残る。深刻な対立の裁定や込み入った原因分析には向かず、素材となる出来事が乏しい立ち上げ直後の場では単独で使わない。
手順
- 3分、今回の対象とテーマ、花・とげ・つぼみの意味を一文ずつ掲げる
- 12分、対象の出来事を思い出し、良い点・課題・可能性を各色の付箋一枚一件で綴る
- 6分、書き終えた付箋を各自が花・とげ・つぼみの列へ留める
- 12分、列ごとに近い話題を寄せ、共通のラベルを付けて束ねる
- 12分、とげの束ごとに担当と確認時点を決め、芽の束は次回の入口として託す
もしもの分岐
- 綴る時間を7分続けても、つぼみの付箋が一件も出ない参加者がいる — 制約がなければ何を足すかとだけ問いかけ、答えをつぼみへ書かせる
- 貼り終えた時点で、とげの付箋が全体の半数を超える — 残り時間の大半をとげの束ねに使うと決め、花は後日読み返すと伝える
- 行動の割り当てで、担当者未定のとげが2件以上残る — 声を上げた人からその場で一件ずつ担当を割り振り、残りは次回の冒頭で扱う
人数に合わせる
3人未満では列ごとの視点が偏り、束ねる作業の意味が薄れる。3〜20人は共有の3列ボード1面を全員で使い、小組には分けない。15人を超える場合は列ごとに2人一組で付箋を先に粗く束ねてから、全体で束の名前を確定する。
準備するもの
- 3色の付箋紙(良い点は赤、課題は黄、可能性は緑。1人各5枚目安)
- 濃色の筆記具(1人1本)
- 3列を表示するボードまたは模造紙(1面・幅150cm以上)
- 列見出し用の大きめの紙またはカード(3枚)
出典: Jerry Becker: Rose Thorn Bud(翻案・変更あり) / CC BY 4.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 研修や授業の改善点を決める
この手法の役割良さ、課題、可能性を整理する