自分が話せる知識と学びたい問いを、同じ板へ書き出して揃える手法
この手法で目指すこと
目的チームビルド・対話
自分が話せる知識と学びたい問いを、同じ板へ書き出して揃える手法。残るのは、教え合える話題の一覧と次回扱う優先話題、担当の教え手である。
進行の骨子個人書く15分全員名乗る8分全員束ねる10分全員投じる12分全員仕分ける15分計60分 / 3–30人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 書く知識と問いを書き分ける0–15分 · 個人 · 個人記録
- 名乗る教え手を名乗る15–23分 · 全員 · 共同記録
- 束ねる似た話題を束ねる23–33分 · 全員 · 共同記録
- 投じる次回の話題に投じる33–45分 · 全員 · 共同記録
- 仕分ける話題を仕分ける45–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 知識と問いを書き分ける · 累積15分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5知識と問いを書き分ける書く・15分・個人
2/5教え手を名乗る名乗る・8分・全員
3/5似た話題を束ねる束ねる・10分・全員
4/5次回の話題に投じる投じる・12分・全員
5/5話題を仕分ける仕分ける・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
自分が話せる知識と学びたい問いを、同じ板へ書き出して揃える手法。各自の専門や関心が可視化されず、誰が何を教えられるか分からないまま同じ質問が繰り返されるチームに向く。個人記入の後に教え手を名乗り合い、似た話題を束ねてから票で次回の話題を絞るため、声の大きさでなく関心の広がりで優先度が決まり、短い間隔で繰り返しやすい。残るのは、教え合える話題の一覧と次回扱う優先話題、担当の教え手である。一度きりの深い技能移転や、対面のペア指導が必要な内容には単独では向かない。
手順
- 15分、話せる知識と学びたい問いを、各自が付箋へ黙って書き分けて板に貼る
- 8分、貼られた話題の横に、教えられる人が名前と印を書き添える
- 10分、似た話題を寄せて一つの束にまとめ、重複していた話題を消す
- 12分、次回扱いたい話題へ、一人あたり決めた数の票を投じる
- 15分、票の多い話題を上へ移し、扱い終えた話題と関心が薄れた話題を仕分ける
もしもの分岐
- 名乗りの時間を8分続けても、教えられる人の記入がある話題が全体の半数に届かない — 進行役が残る話題を一件ずつ読み上げ、心当たりのある人を名指しで確認する
- 投票の集計で、最多得票の話題が2件以上同数で並ぶ — 同数の話題だけに絞って挙手で決選を取り、先に過半数を得た方を残す
人数に合わせる
3人未満では教え手と学び手の組合せが生まれず本来の効果が出ないため実施しない。30人に近い人数では話題数が板の面積を超え、束ねる作業が時間内に終わらない。話題数が板の欄を超えたら参加者を2組に分け、各組が担当する話題の束を先に仕上げてから合流させる。
準備するもの
- 共有ボードまたは模造紙(1枚・参加人数30人まで対応できる大きさ)
- 付箋(1人5枚目安・25×75mm)
- 投票用の丸シール(1人4枚)
- 名前と印を書き添える細字ペン(1人1本)
出典: Shay Peleg: Knowledge Sharing(翻案・変更あり) / CC BY 4.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 属人化した知識を引き継ぐ
この手法の役割知識と不足を分ける