良かったこと、学んだこと、不足したこと、望むことに経験を分ける振り返り法
この手法で目指すこと
目的振り返り・意思決定
良かったこと、学んだこと、不足したこと、望むことに経験を分ける振り返り法。終了時には 四つの欄の記録、選ばれた改善候補、担当と観察時点を持つ行動札が残る。
進行の骨子全員区切る5分個人書く12分3〜5人組束ねる15分3〜5人組選ぶ13分全員変える15分計60分 / 3–15人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 区切る対象を区切る0–5分 · 全員 · 記録なし
- 書く四領域へ書く5–17分 · 個人 · 個人記録
- 束ねる組で束ねる17–32分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 選ぶ改善を選ぶ32–45分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 変える行動へ変える45–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 対象を区切る · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5対象を区切る区切る・5分・全員
2/5四領域へ書く書く・12分・個人
3/5組で束ねる束ねる・15分・3〜5人組
4/5改善を選ぶ選ぶ・13分・3〜5人組
5/5行動へ変える変える・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
良かったこと、学んだこと、不足したこと、望むことに経験を分ける振り返り法。感想が成功談だけに偏る、学びと不足が混ざる、望みを出しても担当が決まらない場に適する。個人で一枚一件を書いてから組で近い内容を束ね、四つの欄を横断して次の周期へ効く候補を選ぶ。終了時には四つの欄の記録、選ばれた改善候補、担当と観察時点を持つ行動札が残る。不足欄は人の欠点でなく、条件または資源の不足として記す。責任追及や個人評価を目的とする場、出来事の事実確認が終わっていない場には向かない。
手順
- 5分、振り返る期間、対象、次の周期の長さを一文ずつ全体へ示す
- 12分、各自が良かった、学んだ、不足した、望むへ二枚ずつ無言で書く
- 8分、組でカードを一人一枚ずつ読み、同じ出来事だけを近くへ寄せる
- 7分、各束へ四領域の印を残し、複数領域にまたがる束を一つ選ぶ
- 8分、各自三点を改善に結びつく束へ投じ、組の上位二件を決める
- 5分、上位二件を次の周期に観察できる行為へ書き換え、行動札へ移す
- 15分、各組の行動札を全体統合面へ置き、担当と観察時点を確定する
もしもの分岐
- 個人記入開始から8分で不足欄が全員を通じて0件 — 時間、情報、権限、技能の四条件を読み、足りなかった条件を一枚だけ書く
- 行動化開始から3分で「気をつける」を含む札が2枚以上 — 誰が何を見れば変化を確認できるかを一文で追記する
人数に合わせる
1〜2人は欄の間の見方を比較しにくいため個人記録へ縮退する。組数は参加人数を5人で割って切り上げた数とし、人数差が一人以内になるよう3〜5人組へ分ける。各組へ四領域シート一枚と行動札二枚を渡す。15人では三組六候補を全体統合用一枚へ置き、担当が同じ札だけを束ねる。
準備するもの
- 四領域カード(1人8枚・各領域2枚)
- 四領域シート(A3判・各組1枚+全体統合用1枚)
- 選択点(1人3点)
- 行動札(各組2枚)
- 筆記具(1人1本)
出典: Sherri Scheurich: 4Ls Retrospective(翻案・変更あり) / CC BY 4.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- プロジェクト終了後の学びを残す
この手法の役割四つの視点で学びを出す