一つの変化から一次・二次・遠い影響を枝分けする方法
この手法で目指すこと
目的発散・意思決定
一つの変化から一次・二次・遠い影響を枝分けする方法。終了時には三段階の影響図、因果の理由、 跳躍箇所、注視する重要連鎖が残る。
進行の骨子全員置く5分3〜6人組伸ばす12分3〜6人組枝分ける15分3〜6人組探る15分全員選ぶ13分計60分 / 4–30人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く起点を置く0–5分 · 全員 · 記録なし
- 伸ばす一次を伸ばす5–17分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 枝分ける二次を枝分ける17–32分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 探る遠い影響を探る32–47分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 選ぶ連鎖を選ぶ47–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 起点を置く · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5起点を置く置く・5分・全員
2/5一次を伸ばす伸ばす・12分・3〜6人組
3/5二次を枝分ける枝分ける・15分・3〜6人組
4/5遠い影響を探る探る・15分・3〜6人組
5/5連鎖を選ぶ選ぶ・13分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
一つの変化から一次・二次・遠い影響を枝分けする方法。直接影響と波及影響が混ざる、好影響か悪影響の一方だけを見る、結論へ飛ぶ因果をそのまま採用する場に適する。参加者は起点を一文で固定し、まず直後の変化を出し、その一件ごとに次段の影響を結ぶ。段階を飛ばす線には跳躍印を置き、途中条件を補うことで連鎖を検討可能にする。終了時には三段階の影響図、因果の理由、跳躍箇所、注視する重要連鎖が残る。将来の発生を予測として断定する場や、因果を実証済みと扱う評価には向かない。
手順
- 5分、検討する変化を起点札へ一文で書き、起きたと仮定する期間と対象をそろえる
- 12分、3〜6人の各組で起点の直後に起きる一次影響を四件まで出し、理由を因果帯へ書いて結ぶ
- 15分、組内で一次影響ごとに続く二次影響を二件まで出し、先の札から枝分かれさせる
- 15分、組内で二次影響から時間を置いて現れる影響を四件まで選び、第三段へつなぐ
- 6分、途中段階を飛ばす線へ跳躍印を置き、その線が成立する条件を札一枚で補う
- 7分、影響範囲と見落としやすさを比べ、注視する連鎖二本と確認すべき根拠を記録する
もしもの分岐
- 一次影響開始から8分で一組の札が2枚未満 — 影響を受ける人、物、制度、環境を順に読み、まだ使っていない対象から一件追加する
- 二次影響開始から10分で全因果帯の半数超が起点へ直接戻る — 起点へ戻る線を外し、その直前に変わる行動または条件を一枚挟んで段階を分ける
人数に合わせる
4人未満では影響連鎖の別解を照合しにくいため不成立とする。4〜30人は一組6人以下、人数差一人以内になるよう分けるため、各組は3〜6人になる。各組は重要連鎖二本を外周帯へ移す。30人では五組十本を並べ、起点が同じでも途中条件の異なる連鎖を統合しない。
準備するもの
- 起点札(1組1枚・対象期間欄つき)
- 影響札(1組16枚・段階欄つき)
- 因果帯(1組16本・矢印つき)
- 跳躍印(1人2個)
- 連鎖票(1組2枚)
- 筆記具(1人1本・濃色)
出典: Government Office for Science: Futures Wheel(翻案・変更あり) / OGL 3.0
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 複数の未来に備える選択肢を作る
この手法の役割一次・二次影響を広げる