案の便益と負担を受ける人を対にして、補償まで検討する方法
この手法で目指すこと
目的意思決定・対話
案の便益と負担を受ける人を対にして、補償まで検討する方法。終了時には補償案つきの対照表が残る。
進行の骨子全員出す5分3〜6人組書く6分3〜6人組書く7分全員選ぶ7分全員残す5分計30分 / 4–24人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 出す案を出す0–5分 · 全員 · 個人記録
- 書く便益を書く5–11分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 書く負担を書く11–18分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 選ぶ補償を選ぶ18–25分 · 全員 · 共同記録
- 残す対照を残す25–30分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 案を出す · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計30分。
1/5案を出す出す・5分・全員
2/5便益を書く書く・6分・3〜6人組
3/5負担を書く書く・7分・3〜6人組
4/5補償を選ぶ選ぶ・7分・全員
5/5対照を残す残す・5分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
案の便益と負担を受ける人を対にして、補償まで検討する方法。便利さや効果だけで案が選ばれ、時間、費用、発言機会の負担が見えない場に適する。負担欄を空欄のまま採択できなくすることで、見えにくい影響を先に対話へ出す。便益と負担を人数だけで相殺せず、誰に、いつ、どの程度生じるかを別々に残す。終了時には補償案つきの対照表が残る。被害や差別を当事者抜きで評価する場や、補償を負担の正当化に使う場には向かない。負担を受ける人が参加していない場合は、推測を事実として扱わず、本人へ確認する論点として記録する。
手順
- 5分、比較する案と実施後に変わる範囲を一枚一件で書く
- 6分、各案で便益を受ける人と、得られる具体的な変化を記す
- 7分、各案で負担を受ける人と、増える時間、費用、責任を記す
- 7分、負担ごとに減らす、分ける、補うの三つから一つを選ぶ
- 5分、補償欄が空の案を保留へ移し、残る案の対照表を記録する
もしもの分岐
- 負担を書く時間が3分たっても負担欄が空欄の案が半数以上 — 実施しない人、支える人、後で引き継ぐ人の順に考える
- 補償を選ぶ時間が4分たっても補償案が三つ以上 — 負担を最も早く減らせる一つだけを残す
人数に合わせる
4人未満では便益者と負担者の見方が偏るため不成立とする。全員を一組6人以下、人数差一人以内になるよう分け、各組が一面を使う。各組一案を全体表へ移す。24人では四案を比較し、採択候補は補償欄を必ず埋める。
準備するもの
- 案の付箋(1人3枚)
- 便益・負担・補償の対照表(A3判・各組1枚+全体統合用1枚)
- 筆記具(1人1本)
- 人物札(各組6枚)
出典: 対話の譜面編集部: 便益・負担の対(オリジナル記述・図版)
この手法を使う進行例
手法を組み合わせた進め方と、開催全体の人数・時間を確認する。
- 便益と負担を比べて選択肢を絞る
この手法の役割受益と負担を対で見る