相談者の課題へ複数人が助言し、相談者が使う助言だけを選び取る手法
この手法で目指すこと
目的対話・チームビルド
相談者の課題へ複数人が助言し、相談者が使う助言だけを選び取る手法。終了時には選んだ助言と最初に試す一歩が手元に残る。
進行の骨子全員確かめる2分中央4人問う5分中央4人重ねる9分衛星3人組交わす8分全員選ぶ6分計30分 / 5–100人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 確かめる進め方を確かめる0–2分 · 全員 · 記録なし
- 問う事実を問う2–7分 · 中央4人 · 共同記録
- 重ねる助言を重ねる7–16分 · 中央4人 · 記録なし
- 交わす気づきを交わす16–24分 · 衛星3人組 · 共同記録
- 選ぶ助言を選ぶ24–30分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 進め方を確かめる · 累積2分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計30分。
1/5進め方を確かめる確かめる・2分・全員
2/5事実を問う問う・5分・中央4人
3/5助言を重ねる重ねる・9分・中央4人
4/5気づきを交わす交わす・8分・衛星3人組
5/5助言を選ぶ選ぶ・6分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
相談者の課題へ複数人が助言し、相談者が使う助言だけを選び取る手法。経験ある人が周りに何人もいても、それぞれ個別に聞くだけでは知恵が集まらず、対応が一人の視点に偏りがちな相談ごとに向く。相談者が一時的に聞くだけの立場になるため、反論や説明に時間を使わず、複数の助言者が互いの案を重ねられる。相談者は使う助言を自分で選び、採用しない助言を説明する必要はない。終了時には選んだ助言と最初に試す一歩が手元に残る。簡単に答えが出る技術的な問題には重く仕立てすぎで、助言者に経験や視点の幅が乏しい場では話が深まらない。
手順
- 2分、進め方を示し、各自が今抱える課題を胸のうちで選ぶ
- 5分、相談者が課題を話し、中央の助言者が事実を確かめる質問だけを返す
- 9分、相談者が後ろを向いて聞き役に回り、助言者どうしが案を重ねて助言する
- 8分、衛星の組が気づきを話し合い、戻って相談者へ聞こえる声で伝える
- 6分、相談者が向き直り、採用する助言を選んでカードに書く
もしもの分岐
- 助言の間に相談者が振り向いて反論する場面が2回起きる — 進行役が聞くだけの約束を示し、相談者の椅子をもう一度後ろへ向ける
- 課題を選ぶ時間が終わっても相談者に名乗り出る人が0人 — 進行役が事前に聞いていた課題を持つ一人を指名して始める
- 助言者どうしの議論が2分続き相談者へ向けた発言が止まる — 直前の助言者が相談者の名前を呼び、次の一案を相談者へ向けて話す
人数に合わせる
5人未満では中央と衛星の役割が分かれず相談が成立しない。5〜100人は中央4人と衛星の組を1セットとし、参加人数をセット数で割った組ごとに同じ進行を同時に行う。セットに満たない残りは最も近いセットの衛星側へ加える。
準備するもの
- 相談者の課題メモ(1人1枚)
- 助言記録カード(1人1枚・採用した助言を書く欄つき)
- 進行手順を示す掲示(1組1枚)
- 濃色の筆記具(1人1本)