記録にない開始、停止、変更を実務の痕跡から拾う振り返り手法
この手法で目指すこと
目的振り返り・意思決定
記録にない開始、停止、変更を実務の痕跡から拾う振り返り手法。成果物は終了時に読み返し、次に扱う人と保管場所を確認する。
進行の骨子記録を囲む小組言い換える6分記録を囲む小組考える8分記録を囲む小組記録する10分記録を囲む小組読み取る10分記録を囲む小組確かめる6分計40分 / 3–16人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 言い換える対象期間をそろえる0–6分 · 記録を囲む小組 · 共同記録
- 考える実行事実を並べる6–14分 · 記録を囲む小組 · 共同記録
- 記録する正式記録と照合する14–24分 · 記録を囲む小組 · 共同記録
- 読み取る差分を処理する24–34分 · 記録を囲む小組 · 共同記録
- 確かめる確認待ちを渡す34–40分 · 記録を囲む小組 · 共同記録
1 / 5 · 対象期間をそろえる · 累積6分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計40分。
1/5対象期間をそろえる言い換える・6分・記録を囲む小組
2/5実行事実を並べる考える・8分・記録を囲む小組
3/5正式記録と照合する記録する・10分・記録を囲む小組
4/5差分を処理する読み取る・10分・記録を囲む小組
5/5確認待ちを渡す確かめる・6分・記録を囲む小組
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
記録にない開始、停止、変更を実務の痕跡から拾う振り返り手法。正式記録と実行事実を左右へ置き、対象、時点、行為範囲が一致する組だけを結ぶ。一つの決定が複数行為を許可する場合は一対多を認めるが、一つの実行事実を複数決定へ重複計上しない。結べない事実は追記、撤回、判断者確認へ移す。超過分は所有者と期限を付けて未処理欄へ残す。成果物は終了時に読み返し、次に扱う人と保管場所を確認する。監査証拠を廃棄する場や、内部通報者の特定につながる場では使わない。
手順
- 6分、一つの仕事領域と直近七日を対象に定め、正式記録を照合面へ置く
- 8分、開始・停止・変更の実行事実を発生順に最大十二件並べる
- 10分、対象・時点・行為範囲が一致する線を結び、一決定から複数行為を認めるが実行事実は重複計上しない
- 10分、差分を追記・撤回・判断者確認へ移し、選定分の未処理をゼロにする
- 6分、超過分と確認待ちに所有者と次回の確認期限を付け、正式な相談経路へ渡す
もしもの分岐
- 差分の正式な判断者が場にいない — 確認待ちへ移し、判断者と回答期限を記す
- 差分が安全問題、法令違反、内部通報に関係する可能性がある — 通常処理を止め、組織の正式な相談・報告経路へ渡す
人数に合わせる
三人未満では正式記録と実行事実の照合を相互確認できないため実施しない。三〜八人は一つの照合面で発生順の最大十二件を扱う。九〜十六人は二組で照合するが、全体の処理上限は十二件のままにする。十三件目以降は内容を討議せず、件数、所有者、次回の確認期限を残す。十七人以上は対象領域を分け、各確認回を十六人以下にする。
準備するもの
- 一つの仕事領域の直近七日の正式な決定記録を1部
- 開始・停止・変更の実行事実票を全体で最大12枚
- 正式記録・実行事実・処理・未処理欄の四領域を持つ照合面を1組1枚
- 筆記具を1人1本
出典: 対話の譜面編集部による設計(本記述はオリジナル)