紙を四区画に分け、四つの問いへ順に応える振り返り法
この手法で目指すこと
目的振り返り
紙を四区画に分け、四つの問いへ順に応える振り返り法。終了時には個人の四区画と全体の共通点が残る。
進行の骨子個人用意する2分個人書く6分個人選ぶ2分2〜3人組聴き合う3分全員残す2分計15分 / 2–120人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 用意する渦を用意する0–2分 · 個人 · 個人記録
- 書く四つの問いを書く2–8分 · 個人 · 個人記録
- 選ぶ核を選ぶ8–10分 · 個人 · 個人記録
- 聴き合う小組で聴き合う10–13分 · 2〜3人組 · 共同記録
- 残す共通点を残す13–15分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 渦を用意する · 累積2分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計15分。
1/5渦を用意する用意する・2分・個人
2/5四つの問いを書く書く・6分・個人
3/5核を選ぶ選ぶ・2分・個人
4/5小組で聴き合う聴き合う・3分・2〜3人組
5/5共通点を残す残す・2分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
紙を四区画に分け、四つの問いへ順に応える振り返り法。出来事をすぐ結論にまとめてしまう場や、話し始める前に一人で考える時間が必要な場に適する。各区画には、気づいたこと、感じたこと、手放したいこと、次に試したいことを短く書く。書いた後で各区画から一つずつ核を選び、二〜三人で互いに遮らず聴く。最後に組で見つけた共通点を一枚だけ全体へ残す。終了時には個人の四区画と全体の共通点が残る。強い喪失体験や心理的危機を十五分で扱う用途には向かない。
手順
- 2分、白紙を四つに折って開き、中央に点を置いて外側へ渦を一周描く
- 6分、進行役が四つの問いを順に示し、一問につき約90秒で対応する区画へ書く
- 2分、各区画を読み返し、後で話したい言葉を一つずつ丸で囲む
- 3分、二〜三人組で一人ずつ丸を付けた言葉を読み、他の人は途中で質問せず聴く
- 組の全員が読み終えたら、重なっていた気づきを一件だけ付箋へ書く
- 2分、各組が付箋を共有面へ貼り、進行役が繰り返し現れた共通点を読み上げる
もしもの分岐
- 問いを示して30秒たっても書き始められない人がいる — 文章にせず、単語か線だけでもよいと伝え、その区画を空欄にする選択も認める
- 小組共有で一人の発話が90秒を超える — 進行役が残り30秒の合図を出し、丸を付けた言葉を一つだけ読むよう促す
- 個人的な内容を共有したくない人が一人以上いる — 紙は見せず、共有できる区画だけを読むか聴き手に回る選択を認める
人数に合わせる
2〜30人は二〜三人組で同時に共有する。31〜120人も三人組を基本とし、余りが一人なら二人組を一つ作る。各組は共通点を一枚だけ共有面へ出し、進行役は似た付箋をその場で近くへ寄せる。全員の個別発表を行わないため、人数が増えても十五分の枠を保つ。
準備するもの
- 白紙(参加者1人1枚・A4)
- 濃色の筆記具(参加者1人1本)
- 四つの振り返り問いを示す投影面または模造紙(全体で1面)
- 共通点を記す付箋(2〜3人組につき1枚・75mm角以上)
出典: Fisher Qua and Anna Jackson: Spiral Journal(翻案・変更あり) / Liberating Structures Creative Commons License(CC BY-SA 4.0) / Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 International(CC BY-SA 4.0)
翻案部分もCC BY-SA 4.0で提供する。