七つの観点で一対一取材を往復し、将来認識を比べる方法
この手法で目指すこと
目的対話・発散
七つの観点で一対一取材を往復し、将来認識を比べる方法。終了時には七欄の回答集、複数人に共通する認識、食い違う前提、次に確かめる探索課題が残る。
進行の骨子全員定める5分2人組聴く20分2人組替える20分全員比べる10分全員残す5分計60分 / 2–20人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 定める取材範囲を定める0–5分 · 全員 · 記録なし
- 聴く一人目を聴く5–25分 · 2人組 · 個人記録
- 替える役割を替えて聴く25–45分 · 2人組 · 個人記録
- 比べる回答を比べる45–55分 · 全員 · 共同記録
- 残す探索課題を残す55–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 取材範囲を定める · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5取材範囲を定める定める・5分・全員
2/5一人目を聴く聴く・20分・2人組
3/5役割を替えて聴く替える・20分・2人組
4/5回答を比べる比べる・10分・全員
5/5探索課題を残す残す・5分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
七つの観点で一対一取材を往復し、将来認識を比べる方法。将来像を声の大きい人だけで描く、期待と懸念が混ざる、調査前に組織の前提を把握したい場に適する。質問は現状から続くこと、望む変化、避けたい変化、意外な変化、最初の兆し、必要な探索、今の選択という七観点に限定する。聞き手は評価や助言を挟まず、短い確認だけを返す。終了時には七欄の回答集、複数人に共通する認識、食い違う前提、次に確かめる探索課題が残る。取材対象を代表者とみなす調査や、心理的安全が確保できない人事評価には向かない。
手順
- 5分、考える対象と将来の期間を一つ定め、回答の共有範囲を全員で確認する
- 3分、二人組で話し手と聞き手を決め、七問カードと回答紙を一組ずつ配る
- 17分、継続、希望、懸念、意外性、兆し、探索、選択の順に聞き手が尋ねる
- 20分、役割を替え、二人目の回答を別の回答紙へ評価を加えず書き留める
- 5分、各組が二人に共通する認識一件と、食い違う前提一件を選ぶ
- 5分、全組の共通点を比較帯の上側、相違点を下側へ一件ずつ並べる
- 5分、相違点から追加で確かめる対象と最初の連絡先を一件選んで記録する
もしもの分岐
- 一人目の取材開始から12分で記入済みの質問欄が5欄未満 — 残る質問は一文回答に切り替え、聞き手の要約を止めて本人の語句だけを記す
- 比較開始から4分で相違点が0件かつ共通点が5件以上 — 各組が最も確信の弱い回答を一件選び、異なる条件なら答えが変わるかを本人へ確認する
人数に合わせる
2人では一組で完結する。3人は話し手一人と聞き手二人を交替し、各回の主記録者を一人にする。4〜20人は二人組で同時に進め、奇数なら三人組を一つだけ作る。20人では十組から共通点と相違点を各一件ずつ集め、重複は回答者の人数を添えて束ねる。
準備するもの
- 七問カード(2人組1束・七つの観点を番号表示)
- 回答紙(1人1枚・七欄)
- 比較用の帯紙(全体1本・共通点と相違点欄)
- 筆記具(1人1本・濃色)
出典: Government Office for Science: Seven Questions(翻案・変更あり) / OGL 3.0