二人の応答規則を三段階で緩め、相手の発言を受け取れたか確かめる対話手法
この手法で目指すこと
目的対話・チームビルド
二人の応答規則を三段階で緩め、相手の発言を受け取れたか確かめる対話手法。
進行の骨子当事者二人と観察者一人確かめる5分当事者二人と観察者一人反復する15分当事者二人と観察者一人要約する15分当事者二人と観察者一人応答する15分当事者二人と観察者一人閉じる10分計60分 / 3–3人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 確かめる同意・退出・観察者を確かめる0–5分 · 当事者二人と観察者一人 · 記録なし
- 反復する相手の一〜二文を同じ言葉で繰り返す5–20分 · 当事者二人と観察者一人 · 記録なし
- 要約する要約を確認してから応答する20–35分 · 当事者二人と観察者一人 · 記録なし
- 応答する全論点に触れて応答する35–50分 · 当事者二人と観察者一人 · 記録なし
- 閉じる規則と安全だけを確認して閉じる50–60分 · 当事者二人と観察者一人 · 記録なし
1 / 5 · 同意・退出・観察者を確かめる · 累積5分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/5同意・退出・観察者を確かめる確かめる・5分・当事者二人と観察者一人
2/5相手の一〜二文を同じ言葉で繰り返す反復する・15分・当事者二人と観察者一人
3/5要約を確認してから応答する要約する・15分・当事者二人と観察者一人
4/5全論点に触れて応答する応答する・15分・当事者二人と観察者一人
5/5規則と安全だけを確認して閉じる閉じる・10分・当事者二人と観察者一人
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
二人の応答規則を三段階で緩め、相手の発言を受け取れたか確かめる対話手法。双方の自発的同意、中止、退出、外部支援を先に確認し、観察者一人を置く。第一段階では一人が一〜二文を話し、相手が同じ言葉で繰り返し、本人が合っているか確認する。第二段階は本人が確認した要約、第三段階は全論点と懸念への応答とする。各段階で確認できるまで反論へ進まない。観察者は内容を記録せず規則と安全だけを見る。威圧、虐待、報復のおそれや、対話を断る自由を確保できない場では使わない。
手順
- 5分、二人の自発的同意、中止と退出、外部支援、観察者一人を確認する
- 15分、双方が交互に短く話し、相手は言葉をそのまま反復して確認後に応答する
- 15分、双方が交互に話し、相手は要約を本人に確認してから応答する
- 15分、双方が交互に話し、相手の論点と懸念すべてへ触れて応答する
- 10分、内容を記録せず、観察者が段階遵守、中止希望、必要な支援だけを確認して閉じる
もしもの分岐
- 開始前またはいずれかの段階で、一方が中止・退出・別席を求める — 理由を求めず対話を止め、外部支援、別日、終了から本人が選べるようにする
- 威圧、報復示唆、虐待の開示が一件でもある — 当事者間の対話を再開せず、安全担当と外部相談先へ接続する
- 同じ言葉での繰り返しまたは要約を二回試しても話し手が違うと示す — 次段階へ進まず、話し手が訂正した短い表現を相手が確認できるまで応答を保留する
人数に合わせる
一回は、対話を望む当事者二人と、双方が選べる観察者一人の計三人だけで行う。四人以上を一つの会へ分割せず、別の当事者組が自発的に希望する場合だけ、別室・別時刻・別観察者で独立実施する。発言、段階票、組合せ、完了状況を別の組や全体へ共有しない。
準備するもの
- 三段階の規則カード(3人組1式)
- 観察者用段階票(3人組1枚・発言内容を書かない)
出典: Seeds for Change Facilitation Tools: Controlled dialogue(anti-copyright翻案・変更あり) / anti-copyrightの適用条件(anti-copyright)