失敗地点から安全地点までを逆向きに組み立てる歩行対話法
この手法で目指すこと
目的意思決定・チームビルド
失敗地点から安全地点までを逆向きに組み立てる歩行対話法。終了時には撤退兆候つきの復旧路と 監視担当が残る。
進行の骨子全員置く6分全員定める5分3〜6人組歩く12分3〜6人組置く12分全員選ぶ10分計45分 / 4–30人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 置く失敗を置く0–6分 · 全員 · 共同記録
- 定める安全を定める6–11分 · 全員 · 共同記録
- 歩く逆向きに歩く11–23分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 置く兆候を置く23–35分 · 3〜6人組 · 共同記録
- 選ぶ復旧路を選ぶ35–45分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 失敗を置く · 累積6分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計45分。
1/5失敗を置く置く・6分・全員
2/5安全を定める定める・5分・全員
3/5逆向きに歩く歩く・12分・3〜6人組
4/5兆候を置く置く・12分・3〜6人組
5/5復旧路を選ぶ選ぶ・10分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
失敗地点から安全地点までを逆向きに組み立てる歩行対話法。復旧案はあるが、いつ戻るか、どの兆候で中止するかが曖昧なため、危険な継続を招く場に適する。最悪の失敗と最低限の安全を床の両端へ置き、安全側から逆向きに歩いて必要な復旧地点を並べる。次に失敗側から順向きで歩き、各地点へ撤退兆候と戻り先を付ける。終了時には撤退兆候つきの復旧路と監視担当が残る。人命に関わり専門手順が優先される緊急事態の代用には向かない。
手順
- 6分、起こり得る失敗を観察可能な状態で書き、通路の始点へ失敗地点札として置く
- 5分、守る対象と最低限の状態を書き、失敗地点から離れた終点へ安全地点札を置く
- 12分、安全地点から失敗側へ逆向きに歩き、直前に必要な復旧行動を地点札へ一つずつ書く
- 12分、失敗地点から順向きに経路を歩き、各地点へ撤退兆候と戻り先の番号を置く
- 10分、2組以上なら別組、1組なら組内で役割を交替し、兆候だけを読んで経路を試す
もしもの分岐
- 逆向き歩行の6分後も復旧地点が2枚未満 — 安全地点の直前に必要な確認を一つ書き、その前段を問い返して地点を追加する
- 順向き試行で撤退兆候を過ぎても2地点以上進む — 兆候札へ停止する役割と戻り先番号を追記し、その区間だけを再試行する
- 選定開始から5分後も最初の監視兆候が3件以上残る — 最短で観測できる兆候を残し、他は二次監視として経路の下へ移す
人数に合わせる
4人未満では一人が逆向き、一人が順向きで同じ経路を試す。4〜30人は一組6人以下、全体で1〜5組になるよう均等に分け、各組3〜6人で床面・通路各一つの経路を作る。1組なら組内で設計役と試行役を交替し、2組以上なら別組が経路を試す。30人を超えたら各組は最初の撤退兆候と安全地点だけを全体へ渡し、共通する監視担当を決める。
準備するもの
- 失敗地点札(各組1枚・A3程度)
- 安全地点札(各組1枚・A3程度)
- 復旧地点札(各組6枚)
- 撤退兆候札(各地点2枚)
- 濃色の筆記具(1人1本)
出典: 対話の譜面編集部: 救出経路(オリジナル記述・図版)