案件に必要な確認と承認の厳しさを決める手法
この手法で目指すこと
目的意思決定・振り返り
案件に必要な確認と承認の厳しさを決める手法。終了時には案件ごとの確認事項と承認水準が残る。
進行の骨子全員見立てる7分個人→3〜5人組挙げる15分3〜5人組当てはめる18分全員決める20分計60分 / 3–12人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 見立てる尺度を見立てる0–7分 · 全員 · 記録なし
- 挙げる持ち物を挙げる7–22分 · 個人→3〜5人組 · 個人記録
- 当てはめる四観点を当てはめる22–40分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 決める厳密さを決める40–60分 · 全員 · 共同記録
1 / 4 · 尺度を見立てる · 累積7分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計60分。
1/4尺度を見立てる見立てる・7分・全員
2/4持ち物を挙げる挙げる・15分・個人→3〜5人組
3/4四観点を当てはめる当てはめる・18分・3〜5人組
4/4厳密さを決める決める・20分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
案件に必要な確認と承認の厳しさを決める手法。費用は失う金額や時間、結果は失敗時の影響、不確実性は情報不足の大きさ、やり直しやすさは判断を戻せる程度として比べる。費用と影響が大きく、情報が少なく、戻しにくいほど確認者、証拠、承認段階を増やす。日帰り散歩と冬山登山の備えを例に四観点を試してから、実際の案件へ当てはめる。終了時には案件ごとの確認事項と承認水準が残る。緊急対応や、法令で承認手順が決まる案件には使わない。
手順
- 7分、日帰り散歩と冬山登山を例に、備えの差から四観点を見立てる
- 15分、対照的な2場面それぞれで持ち物と確認事項を付箋に個人で挙げる
- 18分、3〜5人組で実際の案件を選び、費用・結果・状況・選択を当てはめる
- 20分、全員でこの案件にかける確認の量を話し合い、採る水準を決める
もしもの分岐
- 持ち物を挙げて5分たっても、書いた数が2場面で同じ — 冬山側の一人に欠けたら何が起きるかを一つ問い、差を書き足させる
- 四観点を当てはめる段階で、選んだ案件の結果が曖昧なまま10分過ぎる — 「起きなければ何を失うか」を一文で書かせ、結果欄を埋めてから先へ進む
- 水準を決める場面で、費用側の意見だけが3回連続して出る — 結果と状況の欄だけを指しながら発言を一人ずつ順に求める
人数に合わせる
3人未満では役割ごとの検討が働かない。3〜12人は参加人数を5人で割って切り上げた数を組数とし、3〜5人へ均等に配る。組数が3に達する場合は、隣り合う2組ずつで先に見せ合ってから代表1組だけを全体へ共有する。
準備するもの
- 旅程表シート(3〜5人組に1枚・A4判・費用/結果/状況/選択の4欄)
- 付箋(1人10枚目安)
- 濃色の筆記具(1人1本)
出典: Dave Esra: Plan Your Trip(翻案・変更あり) / CC BY 4.0