円を一方向に回り、一人一語だけを足して即興物語を共同でつくる方法
この手法で目指すこと
目的アイスブレイク・チームビルド
円を一方向に回り、一人一語だけを足して即興物語を共同でつくる方法。終了時には各組の即興物語と、全員で選んだ短い題が残る。
進行の骨子全員示す1分2〜5人組継ぐ3分2〜5人組曲げる3分2〜5人組置く2分全員残す1分計10分 / 2–20人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 示す約束を示す0–1分 · 全員 · 記録なし
- 継ぐ第一周を継ぐ1–4分 · 2〜5人組 · 共同記録
- 曲げる第二周を曲げる4–7分 · 2〜5人組 · 共同記録
- 置く結末を置く7–9分 · 2〜5人組 · 共同記録
- 残す題を残す9–10分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 約束を示す · 累積1分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計10分。
1/5約束を示す示す・1分・全員
2/5第一周を継ぐ継ぐ・3分・2〜5人組
3/5第二周を曲げる曲げる・3分・2〜5人組
4/5結末を置く置く・2分・2〜5人組
5/5題を残す残す・1分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
円を一方向に回り、一人一語だけを足して即興物語を共同でつくる方法。初対面で長く話す負担が大きい、他者の発言を受けず各自の案を競う、予定調和を少し崩したい場に適する。参加者は既出の流れを聞き、助詞や句読点相当も一語として短く渡す。説明、訂正、相談は挟まず、言えない巡は受渡し札だけを次へ送る。終了時には各組の即興物語と、全員で選んだ短い題が残る。語彙力や日本語能力を評価する場、発話困難への配慮なく参加を強制する場には向かない。記録は希望する組だけが行い、失敗語という扱いをしない。
手順
- 1分、一人一語、順番は一方向、通過可、訂正なしの四つの約束を示す
- 3分、開始者が一語を置き、受渡し札を受けた人が流れを受けて一語だけ足す
- 3分、二周目は場所または時間が変わる一語を開始者が置き、同じ順で継ぐ
- 2分、終了札を受けた人から一周し、結末へ向かう一語を順に一つずつ置く
- 1分、各組が物語へ五語以内の題をつけ、全体統合用の帯紙へ記録する
もしもの分岐
- 一周の間に通過が参加者の半数以上 — 発話を止め、各自が使いたい一語を紙へ書き、開始者が一枚読んで再開する
- 同じ人の二語以上の発話が一周で2回起きる — 受渡し札を話す人の前へ置き、札を受け取るまで聞く役に戻す
人数に合わせる
2〜5人は一つの円で行う。6〜20人は一円2〜5人、人数差1人以内になるよう分け、円ごとに受渡し札、帯紙、終了札を一つずつ置く。20人では四つの物語を同時進行し、終了後は各組の題だけを全体統合用一枚へ並べる。語の記録を望まない組は題だけを残す。
準備するもの
- 順番を示す受渡し札(各組1枚)
- 物語の語を記す帯紙(各組1枚+全体統合用1枚)
- 筆記具(各組1本・記録担当用)
- 終了札(各組1枚)
出典: Stephen Kraft: One-word Story(翻案・変更あり) / CC BY 4.0