四つの領域からリーダーの課題を洗い出し優先づける手法
この手法で目指すこと
目的振り返り・チームビルド
四つの領域からリーダーの課題を洗い出し優先づける手法。チーム運営・システム・協働・自分自身の四領域を順に巡って洞察を集めるため、特定の得意分野だけに話題が偏らず、効果と労力で置き直すことで着手順が決まる。
進行の骨子全員集める10分個人→全員巡る55分全員紡ぐ20分全員置く25分全員決める10分計120分 / 3–15人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 集める事前の洞察を集める0–10分 · 全員 · 記録なし
- 巡る四つの領域を巡る10–65分 · 個人→全員 · 個人記録
- 紡ぐ気づきをテーマに紡ぐ65–85分 · 全員 · 共同記録
- 置く効果と労力の位置に置く85–110分 · 全員 · 共同記録
- 決める担当と見直す時期を決める110–120分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 事前の洞察を集める · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計120分。
1/5事前の洞察を集める集める・10分・全員
2/5四つの領域を巡る巡る・55分・個人→全員
3/5気づきをテーマに紡ぐ紡ぐ・20分・全員
4/5効果と労力の位置に置く置く・25分・全員
5/5担当と見直す時期を決める決める・10分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
四つの領域からリーダーの課題を洗い出し優先づける手法。組織再編やリモート化の後、リーダーの負担や心理的安全性など言いにくい課題が個別の愚痴のまま埋もれている場に向く。チーム運営・システム・協働・自分自身の四領域を順に巡って洞察を集めるため、特定の得意分野だけに話題が偏らず、効果と労力で置き直すことで着手順が決まる。残るのは、四領域ごとの気づき、優先づけた改善候補の並び、担当と見直す時期である。個人の人事評価や懲戒に関わる話題を扱う場、匿名性を保てない少人数の場には向かない。
手順
- 10分、事前に集めた評価や意見の要点を全員で確かめる
- 55分、チーム運営・システム・協働・自分自身の四領域を順に巡り気づきを挙げる
- 20分、似た気づきを一つのテーマへ紡ぎ、名前を付けて紙に書き残す
- 25分、テーマを効果の大きさと必要な労力の位置に置き、着手順を決める
- 10分、上位のテーマごとに担当者と見直す時期を決める
もしもの分岐
- 四領域を巡る時間の半分が過ぎても、自分自身の領域に気づきが一件も出ない — 進行役が匿名で書ける付箋に切り替え、名前を書かずに貼ってよいことにする
- 効果と労力の位置づけで、大半の候補が同じ角に集中する — 候補を効果の大きさで並べ直し、上位から3割だけを労力で比べ直す
- 見直す時期を決める段になっても、担当者が決まらない候補が半数を超える — 担当を無理に決めず、候補名だけを次回冒頭に持ち越すと記録する
人数に合わせる
3人未満では四領域の視点が偏るため実施しない。組数は参加人数を5人で割って切り上げた数とし、人数差が一人以内になるよう3〜5人組へ分ける。どの組も四領域を扱い、始める領域だけずらす。最後に気づきをテーマへまとめる段階で全体に合流する。
準備するもの
- 事前に集めた評価・意見の要約(1部・全員配布)
- 四領域を示す大判紙(1枚・A1判以上)
- 気づきカード(1人8枚目安・75×75mm)
- 効果と労力の軸を引いた台紙(1枚・A1判)
出典: Operational_Excellence_CoOp: Leadership Map(翻案・変更あり) / CC BY 4.0