複数のチームで、共通の目的と仕事の流れを共同設計する手法
この手法で目指すこと
目的チームビルド・意思決定
複数のチームで、共通の目的と仕事の流れを共同設計する手法。成果物は共有目的、流れ、決定権、行動規範、見直しの予定である。
進行の骨子全員集める20分3〜5人組描く30分3〜5人組組む30分全員確かめる25分全員残す15分計120分 / 5–25人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 集める手元の情報を集める0–20分 · 全員 · 個人記録
- 描く関係と目的を描く20–50分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 組む流れと権限を組む50–80分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 確かめる約束を確かめる80–105分 · 全員 · 共同記録
- 残す運用を残す105–120分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 手元の情報を集める · 累積20分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計120分。
1/5手元の情報を集める集める・20分・全員
2/5関係と目的を描く描く・30分・3〜5人組
3/5流れと権限を組む組む・30分・3〜5人組
4/5約束を確かめる確かめる・25分・全員
5/5運用を残す残す・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
複数のチームで、共通の目的と仕事の流れを共同設計する手法。同じ成果へ向かうのに、誰が何を決め、どこで引き継ぐかが曖昧な立上げに適する。関係者と需要を地図に置き、計画外の仕事も含めた流れを丁寧に描き、役割ごとの判断範囲を明らかにする。最後に会議を増やすのでなく、必要な接点だけを運用へ残す。成果物は共有目的、流れ、決定権、行動規範、見直しの予定である。人事評価や組織改編を密室で正当化する場には向かない。
手順
- 20分、各自が関係者図、戦略資料、既存の流れ、課題記録から、立上げに必要な事実を持ち寄り、推測と分けて印を付ける
- 30分、3〜5人組で利用者、依頼元、協働相手、需要の入り口、依存先を地図に置き、グループの目的を一文で書く
- 30分、計画仕事、突発仕事、緊急仕事の流れを描き、各段階の担当、測る指標、決める人を役割札で置く
- 25分、全体で地図を読み、引継ぎの曖昧さ、決定権の重なり、守るべき協働行動を確認し、異議と保留を記録する
- 15分、残す会議だけに担当と頻度を付け、行動一覧、公開場所、次に流れを見直す日を一枚へまとめる
もしもの分岐
- 地図に需要の入り口または依存先が1つも置かれていない組がある — 実際に受けた依頼を一件選び、依頼元から完了までをたどって不足した関係を追加する
- 同じ決定を最終的に決める役割が2つ以上ある、または0個である — 決定ごとに最終判断者を一役割だけ置き、助言者と実行者は別の札へ移す
- 終了15分前に廃止または継続を決めた会議が0件 — 定例会を一つ選び、目的、参加者、判断、頻度の四項目を満たさなければ廃止候補にする
人数に合わせる
5人未満では複数チームと役割の視点を照合しにくいため実施しない。参加人数を5人で割って切り上げた数を組数とし、人数差一人以内の3〜5人組へ分ける。各組は異なる関係領域を担当し、地図、流れ用紙、役割札を一組分ずつ使う。全体確認は一組3分とする。21〜25人は統合担当二人が異議と保留を別欄に集める。26人以上は別回にし、各回25人以下とする。
準備するもの
- 関係者と需要の地図用紙(3〜5人組に1枚・A1判)
- 業務の流れ用紙(3〜5人組に1枚・A1判)
- 役割と決定権の札(1組20枚)
- 既存資料の持込一覧(1人1枚・A4判・計参加人数枚)
出典: Open Practice Library: Group Launch Facilitation — Operational_Excellence_CoOp(CC-BY-4.0翻案・変更あり。個別Contributorを表示し、ページ掲載写真・ロゴ・GitHub配布物は不使用) / Open Practice Library license notice(Except where notedのCC-BY-4.0表示。個別ページ末尾の表示を2026-07-24にCodexが確認) / Creative Commons Attribution 4.0 International(CC-BY-4.0ライセンス本文)