「短い日次同期」は、短時間で仕事の進み具合と障害を共有する定例確認である
この手法で目指すこと
目的チームビルド・対話
「短い日次同期」は、短時間で仕事の進み具合と障害を共有する定例確認である。障害は見える場所に残し、必要な人だけが後で集まる。
進行の骨子全員確かめる1分全員話す4分全員話す4分全員出す3分全員預ける3分計15分 / 3–12人
進行をたどる · 時間で進む
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 確かめる目的を思い出す0–1分 · 全員 · 記録なし
- 話す昨日を話す1–5分 · 全員 · 記録なし
- 話す今日を話す5–9分 · 全員 · 記録なし
- 出す障害を出す9–12分 · 全員 · 共同記録
- 預ける脱線を預ける12–15分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 目的を思い出す · 累積1分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計15分。
1/5目的を思い出す確かめる・1分・全員
2/5昨日を話す話す・4分・全員
3/5今日を話す話す・4分・全員
4/5障害を出す出す・3分・全員
5/5脱線を預ける預ける・3分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
「短い日次同期」は、短時間で仕事の進み具合と障害を共有する定例確認である。個人の進捗報告を管理者に伝える時間ではなく、チーム目標に近づくために互いが知るべきことを出す。全員が短く順番に話し、解決に時間がかかる話題はその場で始めず別の欄へ預ける。障害は見える場所に残し、必要な人だけが後で集まる。短い時間枠を守ることで、毎回の共有を小さな意思決定の入口にし、詳しい相談へ飲み込まれないようにする。緊急の判断や、全員が同じ目的を共有していない開始直後の場には単独では向かない。
手順
- 1分、チームの目標を見える場所で確認し、定例確認の終了時刻を全員で確認する
- 4分、順番に昨日進めたことを、目標との関係が分かる一文で話す
- 4分、順番に今日進めることを話し、他の人が知る必要がある依存関係を添える
- 3分、障害や支援が必要なことをボードへ書き、関係者をその場で印す
- 3分、詳しく話す必要がある論点を後で話す欄へ移し、残る人と開始時点を決める
もしもの分岐
- 一人の発話が90秒を超える — 目標に関係する一文だけを残し、詳細は後で話す欄へ移す
- 三人以上が同じ障害を挙げる — 障害を一件に束ね、定例確認の後に集まる最小の関係者を印す
- 終了三分前に未発言者が二人以上いる — 残る人から一文ずつ話し、既出の詳細共有を後で話す欄へ移す
人数に合わせる
3人未満では相互の依存関係を確認する効果が乏しいため、個別確認へ替える。3〜8人は一つの輪で順に話し、9〜12人は一人60秒を上限にする。目的の面と障害ボードは各一面、入力欄は人数分を用意する。12人を超える場合は同じ成果物を担う小チームごとに定例確認を行い、代表だけが障害を共有する。遠隔では各自が別端末から入り、障害と後で話す欄を共同ボードで更新する。
準備するもの
- 今回の作業期間の目標(スプリント目標)または当日の目的を示す面(1枚)
- 障害・後で話すことを書くボード(1面)
- 筆記具または共同入力欄(参加者1人1つ)
出典: Daily Standup — Open Practice Library(CC-BY-4.0翻案・変更あり) / Creative Commons Attribution 4.0 International(CC-BY-4.0)