協働の原則を両端から可視化する振り返り
この手法で目指すこと
目的振り返り・チームビルド
協働の原則を両端から可視化する振り返り。
進行の骨子全員選ぶ15分全員描く20分個人置く15分全員話す25分全員決める15分計90分 / 3–15人
進行をたどる · 枠を埋める
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 選ぶ原則を選ぶ0–15分 · 全員 · 記録なし
- 描く両端を描く15–35分 · 全員 · 共同記録
- 置く今を置く35–50分 · 個人 · 個人記録
- 話す差を話す50–75分 · 全員 · 共同記録
- 決める改善を決める75–90分 · 全員 · 共同記録
1 / 5 · 原則を選ぶ · 累積15分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計90分。
1/5原則を選ぶ選ぶ・15分・全員
2/5両端を描く描く・20分・全員
3/5今を置く置く・15分・個人
4/5差を話す話す・25分・全員
5/5改善を決める決める・15分・全員
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
協働の原則を両端から可視化する振り返り。健康度を一つの点数で決めるのではなく、原則ごとに良い状態と悪い状態を自分たちの言葉で描き、各自が現在地へ点を置く。中央値は対話の入口に過ぎず、外れた点も理由を聞く材料にする。最後に改善したい一点を選び、試す行為を決める。尺度は比較のためでなく、チームが個人と全体でどう働きたいかを揃えるために使う。評価が人事判断に使われる場や、少数意見を安全に扱えない場には向かない。
手順
- 15分、今期に関係する協働原則を三〜六件選び、採点の用途が改善だけであることを確認する
- 20分、原則ごとに最も良く働く状態と最も悪く働く状態を、見える行為で尺度の両端に書く
- 15分、相談せず各自が現在地と思う位置へ点を置き、必要なら短い理由を添える
- 25分、中央値と離れた点を順に読み、異なる経験や前提を確認して論点を一つずつ残す
- 15分、最も改善余地がありそうな原則を一つ選び、次の二週間に試す行為と確認方法を決める
もしもの分岐
- 原則が七件を超えて尺度に並ぶ — 今期の成果に最も関係する六件までを全員で選び、残りを次回候補へ移す
- 両端の説明が性格や態度だけになっている — 説明を会議・引継ぎ・意思決定で観察できる行為へ書き換える
- 外れた点への質問が正当化の要求になる — 点数の理由ではなく、その点が見えた具体的な場面を一人ずつ尋ねる
人数に合わせる
3〜8人は一枚の尺度を囲み、9〜15人は同じ尺度の前で個人投票だけを同時に行う。原則は最大六件とし、各原則に一人一票、改善付箋は一人二枚を準備する。人数が10人を超える時は、差を話す時間を原則ごとに三分に制限し、全体の改善案は一件だけに絞る。オンラインでは尺度を共有ボードにし、投票後に点の理由を匿名で先に読む選択も取れる。
準備するもの
- 原則ごとの1〜10尺度シート(原則3〜6件・全体で1枚)
- 点を置く丸シールまたはオンライン投票(原則1件につき1人1票)
- 改善行動を書く付箋(参加者1人2枚)
- 筆記具(参加者1人1本)
出典: Agile Health Check — Open Practice Library(CC-BY-4.0翻案・変更あり) / Creative Commons Attribution 4.0 International(CC-BY-4.0)