小さな実験のつながりを描き、最初に試す一件を選ぶ手法
この手法で目指すこと
目的意思決定
小さな実験のつながりを描き、最初に試す一件を選ぶ手法。終了時には最初に試す実験、停止条件、観察項目、担当、見直し日が残る。
進行の骨子3〜5人組定位する10分3〜5人組棚卸しする15分3〜5人組実験設計する20分3〜5人組結線する20分3〜5人組結節する25分計90分 / 6–40人
進行をたどる · 場に広げる
手順の現在地
各段階の名前、動き、時間、人数、記録方法を順番に確認できる。
- 定位する複雑課題と判断境界を定位する0–10分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 棚卸しする既存の試みと周辺条件を棚卸しする10–25分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 実験設計する小さく戻せる実験を設計する25–45分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 結線する実験の依存と相互作用を結線する45–65分 · 3〜5人組 · 共同記録
- 結節する優先結節と学習周期を一体で定める65–90分 · 3〜5人組 · 共同記録
1 / 5 · 複雑課題と判断境界を定位する · 累積10分
自動再生はしない。矢印キー、Home、Endでも段階を移動できる。全体は計90分。
1/5複雑課題と判断境界を定位する定位する・10分・3〜5人組
2/5既存の試みと周辺条件を棚卸しする棚卸しする・15分・3〜5人組
3/5小さく戻せる実験を設計する実験設計する・20分・3〜5人組
4/5実験の依存と相互作用を結線する結線する・20分・3〜5人組
5/5優先結節と学習周期を一体で定める結節する・25分・3〜5人組
完成図全体の流れを見渡す
この手法は
小さな実験のつながりを描き、最初に試す一件を選ぶ手法。複雑課題への試みが散在する場で、目的、現状、周辺条件、課題を確かめ、元へ戻せる小実験をカード化する。実験どうしが、先の結果を必要とする、同じ資源を奪い合う、互いの効果を高める、のどれかを線で結ぶ。不在の立場を代弁せず、機微情報を共有面へ書かない。終了時には最初に試す実験、停止条件、観察項目、担当、見直し日が残る。本記述は現行2026年のLiberating Structures手法をCC BY-SA 4.0で九十分版へ大幅に独自翻案する。危機対応、法令、安全、医療、人事、予算を即決する場では実施しない。
手順
- 10分、複雑課題、共有目的、この場で決めない権限・専門領域、不在の立場を確かめる
- 15分、既存の試み、周辺条件、課題をカードへ分け、確認済みと仮説を区別して置く
- 20分、目的に沿う小実験を出し、対象、最初の一歩、戻し方、停止条件、観察指標を書く
- 20分、実験間の依存、競合、相互補強を線で結び、根拠のない接続は仮説として印す
- 15分、最初に試す実験を一つ選び、実施前の権限・専門確認と担当を記す
- 10分、各実験の観察時点、見直し周期、継続・変更・停止の判断時点を記す
もしもの分岐
- 影響を受ける立場が一つでも不在のまま優先実験が選ばれる — 採用せず仮説へ戻し、不在の立場を代弁せず、本人の同意がある確認方法と期限を記す
- 実験案に個人名、顧客事案、健康、被害、機密情報が一件以上含まれる — 共有面から外し、役割と匿名化した条件へ書き直す。書き直せない情報は限定記録へ分ける
- 法令、安全、医療、人事、予算権限を要する案、または停止条件と観察指標のない案が一件以上ある — 優先結節にせず、正式な権限者、専門確認先、確認期限を記して保留する
人数に合わせる
6〜10人は三〜五人の二組に分ける。11〜40人は参加人数を5人で割って切り上げた数の組へ人数差一人以内で分け、各組3〜5人で実験群を作る。全体には実験名、依存、観察指標だけを戻し、不在者の代弁と機微情報は統合しない。41人以上は別回に分ける。
準備するもの
- 目的・現状・周辺条件・課題・実験・観察を分ける自作空欄紙(1組1枚)
- 既存の試みカード(1組10枚)
- 小実験・依存・停止条件・観察指標カード(1組につき各10枚)
- 不在の立場・要権限・要専門確認カード(1組につき各6枚)
- 筆記・口述・図・通過カード(1人1組)
- 太字ペン(1人1本)
出典: Liberating Structures: Five Structural Elements; Steps and Time Allocation(CC-BY-SA-4.0翻案・変更あり) / CC-BY-SA-4.0の適用条件(CC-BY-SA-4.0)